Entry: main  << >>
りん×くう! 8/火焔猫燐
 東京出発前に更新。何も進んでないように見せて話はもう折り返し地点だったりする。はず。









『おりん、うつほ』
 古明地姉妹が、地霊殿に住み着いて数日が経った日のことだ。
 さとりに呼ばれて、りんとうつほは猫と鴉の姿で飼い主のそばに寄った。さとりは微笑んでペットを見渡すと、『提案があるわ』と言った。
『飼い主は、ペットに名前をつけるものだけれど、貴方たちには既に名前があるでしょう?』
『うにゅ?』
『だから、貴方たちの名前に、新しい字をあげようと、そう思うの』
 りんはうつほと顔を見合わせた。
 名を与えられる。それは、名付けた者の配下となることを意味する儀式だ。
 さとりが優しい主であることは、既にりんもうつほも解っている。美味しいご飯も食べさせてもらっているし、このままここでさとりに飼われるのも悪くない。
『あたらしい?』
『そう、新しい字。うつほ、貴方は――そう、《空》がいいわね』
 さとりはそう言って、《空》と大書された紙を差し出した。空、と書いて、うつほ。変わった読みではある。うにゅ、とうつほは鴉の姿のままで首を傾げた。
『それから、おりん。貴方は《燐》がいいと思うわ』
 もう一枚、《燐》と大書された紙があった。燐。鬼火を意味する字だとりんも知っている。地獄の炎に住む火焔猫には、これほど相応しい字もあるまい。
『おりん、お燐?』
 うつほが羽根で《燐》の字を指して首を傾げた。――お燐。響きは何も変わらないけれど、りん、というただの音に、それで意味が与えられた。燐。鬼火。地獄の炎。火焔猫のお燐。
 名付けるということは、その名の持つ意味、力を与えるということ。
『じゃあ、わたしはお空! おうつほ!』
『なんだいそりゃ』
 名付けられたという不思議な感覚にひたる間もなく、うつほの馬鹿な発言にがっくりきた。りん――お燐は苦笑して、《空》の字を指す。
『うつほ。この字の読みは《うつほ》だけじゃないよ』
『うにゅ?』
『《そら》《から》それから――《くう》』
『くう? お空で、おくう?』
 ――おくう。おくう、か。
『私、おくうがいい! お燐と、おそろい』
 うつほは――空はそう言って、『えへへー』とお燐に身をすり寄せた。
『おくう』
『んにゅ、お燐』
 呟いてみると、呼び返された。――ずっと昔からそう呼びあっていた気がする。そのぐらい、耳に馴染む響きだった。おくう。このちょっと頭の弱い友人には、うつほ、なんて仰々しい名前よりは、おくう、ぐらいの気の抜けた呼び名の方が似合う。
『決まり、ね。お燐、空。これから、よろしく』
 さとりはそう言って、お燐と空を優しく撫でてくれた。

 お燐。
 その名前は、親友と主と、ふたりがくれた名前。
 だからお燐は、この《お燐》という愛称が好きだ。

 そして、親友の――おくう、という呼び名も。
 それが、自分だけの呼び名だから。


      ◇


 地霊殿が見えてきたあたりで、お燐は深くため息をついた。
 頭の中では、先ほどヤマメからかけられた言葉がぐるぐると渦巻いている。
『本当に、あんたが思ってるほど、そのおくうって子は馬鹿なのかな』
 ――そんなはずは、ない。
 空とはもう随分と長い付き合いだ。空のことなら、何だって知っている。好きな食べ物も、口ずさむ調子外れな歌のレパートリーも、だらしない寝相も、――おくうはいつだって、無邪気で素直で、無鉄砲で――。
 空は、知らないはずだ。
 今まで、地上にある空の色、太陽の輝きを知らなかったように。
 恋とか、愛とか、そんな感情の持つ眩しさも、――それが生む影も、知らないはずだ。
 ……それは、自分がそうであってほしいと思っているのだけなのだろうか?
 空が口にする、無邪気な「好き」という言葉。
 それは――自分が空に抱いている感情と、同じなのか?
 自分がただ、それから目を逸らしているだけなのだろうか――?
「あたいが、さとり様だったらなぁ……」
 さとりなら。心を読むことが出来る主なら、きっとこんなことに悩む必要はないのだろう。
 空が自分をどう思っているのか、何でも解ってしまえたら、簡単だ。
 それが出来ないから、お燐はこうして、ため息をつくしかないのだ。
 かと言って、さとりに確かめてもらうわけにもいかない。それはさすがに――ルール違反だ。
「……おくう」
 瞼を閉じると、空の天真爛漫な笑顔が浮かんだ。
 それだけで幸せで、だけど同時に胸が痛かった。
 ――おくうが好きだ。あの無邪気な笑顔が、奔放な仕草が、何もかも、好きだ。
 自分のものにしてしまいたい、と思う。
 抱きしめて、その子供のような肌を貪ってしまいたい――と、思う。
 そういう邪な情念が、放っておいたら暴発してしまいそうで、お燐は奥歯を噛み締める。

 ――せめて、もう少し綺麗な恋が出来たら良かったのだろう。
 空が好きだというこの気持ちが、ただ綺麗な、プラトニックなものであれば。
 だけど、お燐の中には、確かに空を求めて止まない――情欲がある。

 ヤマメは、それが当然だと言う。
 好き合った者同士、触れあい、求め合うのは自然なことだという。
 そうかもしれない、そうかもしれないけれど――。

 空は、どうなのだろう。
 あの無邪気な、子供のような笑顔の下に、自分のような情欲を隠しているのだろうか?
 そんな即物的な感情を、自分のように持て余したりはしているのだろうか?
 ――そうであって欲しくはない、とお燐は思うのだ。
 空は綺麗な、プラトニックな――子供のように純真無垢なままでいてほしいと。
 それこそが、自分の好きな空なのだから。
 だけどそれも、自分の勝手な理想の押しつけなのだろうか。
 空は――空は、自分は。
 どうすればいいのだろう? どうすれば、この気持ちを、この感情を――この情欲を。

「お燐、おかえりー!」
 がばっ、と。
 唐突に目の前が黒い影に覆われて、お燐は悲鳴をあげる間もなくその場に押し倒された。
「お、おおお、おくう?」
 考え込んでいるうちに、地霊殿の中まで足を踏み入れていたらしい。
 黒い影は、親友のマントだった。黒い羽根とマントを広げ、空が自分にのしかかってきたのだ、とお燐はようやく理解する。
「えへへ、お燐」
「……お、おくう。ただいま」
「うんっ」
 自分にのしかかったまま、満面の笑顔で空は頷く。その笑顔は自分の好きな空の笑顔で、そのことにお燐はまた、安らぎと小さな痛みを感じるのだ。
 のしかかる空の重みと、その身体の柔らかさと、熱と。
 それをただ、純粋な幸福として感じていられればいいのに。
 ――貪ってしまいたいという衝動が、身体の奥で疼いている。
 空の胸元の膨らみに、白いうなじに、柔らかい頬に――肌に、振れて、吸って、この衝動を満たしてしまいたい――。
「と、とりあえずどいてよ、おくう。起きあがれないよ」
「うにゅ」
 素直にどけた親友に、小さくため息をついて、お燐は身体を起こす。
 地霊殿の廊下は、しんと静まりかえっている。さとりは部屋だろうか。同じペット仲間の火焔猫の姿も今は見当たらない。ただ静かな廊下に、自分と空がふたりだけ。
「どうしたのさ?」
「んにゅ?」
「いや、おくうが自分から仕事場の外に出てるなんて珍しいからさ」
 空は基本的に、灼熱地獄からは動かない。食事や睡眠のとき以外は、いつもあの炎の上にいて、炎を見守っている。それが仕事だからだが、空自身も、お燐と違ってひとりで出歩くのはあまり好きではない質のようだった。
 ――お燐と一緒がいい、といつか、空が言った。
 そんな風に頼られることも、嬉しくて、同時に――痛い。
「んとね、お燐を待ってたの」
「あたいを? なんでさ」
「んーと」
 訝しんだお燐に、空は「うにゅ」と首を傾げ、それからぽんと手を叩いた。
「結婚!」
「……は?」
 空が叫んだ言葉に、お燐は目をしばたたかせる。――結婚?
 そういえば、少し前に空とそんな話をしたけれど、どうしてまた急に、
「あのね、さとり様に聞いてみたの」
「聞いてみたって」
「結婚ってなに? って」
 ――主は、この親友になんと答えたのだろう?
 結婚。あまりにもありふれて、あまりにも難しい、その言葉の意味を、あの主は、
「そしたら、さとり様ね、こう言ったの」
「……なんだって?」
「だれかを、いっしょう、まもっていくこと」
 一語一語確かめるように、空はそう口にした。
 ――誰かを、一生、守っていくこと。
 ああ、なるほど――そうかもしれない。守っていくということ。生涯をかけて守るべきものを持つということ。結婚とはつまり、そういうことだ。
「だからね、お燐」
「……なんだい?」
「私とお燐も、結婚、だよね?」
 首を傾げて、空はそう言った。
 ――胸が、突き刺された痛みに呻くように、震えた。
「……なんで、そうなるんだい」
「だって、お燐は、私のこといつも、守ってくれるから」
 無邪気な。どこまでも無邪気な笑顔のままで、空は言う。
「私がさみしいときも、かなしいときも、お燐はいつもそばにいてくれるから」
 無垢に。あまりにも無垢に――その言葉を語る。
「だから、私とお燐はやっぱり、結婚、だよね?」

 ああ――そうだよ、おくう。
 あたいが守りたいもの。あたいにとって一番大切なもの。
 それはあんただ。おくう、あんたなんだ。それは、間違いない。
 おくうのためなら、さとり様にだって牙を剥いてやるよ。鬼にだって悪魔にだって――。

 だけど、違うんだ。違うんだよ、おくう。
 結婚、っていうのは。好きになる、っていうのは。
 あたいが――おくうのことを好きだっていう、この気持ちは。
 そんなに、綺麗なものじゃ、ないんだ――。

 駄目だった。もう、耐えられなかった。
 好きだ。空が好きだ。どうしようもなく――好きだ。
 だけど、だから、痛い。空の純粋な好意が。無垢な笑顔が。
 その全てが、自分の醜い欲望を鏡のように映しだしているから。
 自分はこうはなれない。こんなに素直に、綺麗に、空のことを想えない。
 だって今でも――今だからこそ、空を貪りたいと、その衝動が――。

「お燐」
 ぎゅ、と。空の手が、お燐の背中に回された。
 柔らかな空の温もりが、お燐をあまりにも優しく包み込んで、
「だいすき」
 ――その言葉で、全てが壊れた。

 違うんだ。違うんだよ、おくう。
 あんたの口にする「好き」と。
 あたいの抱えている「好き」は。
 同じ言葉だけれど――全然、違うんだ。

「……おくう」
「うにゅ?」
 壊れてしまいそうだった。
 だから、壊してしまいたかった。何もかもを。
 汚してしまいたかった。全てを。
 自分の穢れた情欲を映す、綺麗すぎたこの笑顔を。
 無垢な雪原に足跡をつけて回るように――踏みにじってしまいたかった。
「あたいのこと、好きかい?」
「うん、好きだよ」
「そうか、じゃあ――」
 空の肩に手をかけて、強く押した。「うにゅ」と、空は声をあげて仰向けに倒れた。
 お燐はその上に、四つんばいになって覆い被さった。
「お燐?」
「じゃあ――おくう」
 お燐がその手で首筋に触れると、空はくすぐったそうに目を細めて、
「あんたのこと、好きに、させて」
「え? ――――んっ、む」
 返事を待たずに、唇を、空のそれに押し当てた。歯と歯がぶつかって空が顔をしかめたが、構わずその唇を貪るように吸った。空の唇は柔らかくて、今朝食べたハンバーグにかけたケチャップの味が微かにした。
「んむ、む……ぷは、お、お燐? な、なにするの?」
 唇を離すと、戸惑った顔で、空はお燐を見上げる。
 やっぱり、何も解っていない。今の行為の意味さえも、空は。
 それなら、それでいい。
 全部、汚してしまえる。
 全部、自分の色に染めてしまえる。
 無垢な空を、火焔猫の黒と赤に染めて――。
「おくう」
「にゅ……」
「好きだよ」
 もう一度、唇に吸い付いた。空は今度はされるがままだった。薄く開いたその唇から、お燐は舌を滑り込ませる。空の身体が驚いたように震えた。それを押さえつけて、お燐は舌で空の口の中をまさぐる。唾液が唇の端からこぼれて、空の頬を伝って床に落ちた。
 唾液の絡まる水っぽい音が、意識を、理性を焼き切っていく。
 怯えたように引っ込んでいた空の舌を、お燐の舌が探り当てた。差し込んだ舌をのばして、絡め取って吸った。空の唾液と、自分の唾液が混ざり合って、意識すらも溶けてしまいそうだった。
 おくうの唇、おくうの舌、おくうの唾液――。
 貪りたかった。ずっと、全て自分のものにしてしまいたかった。
 願っていたそれが、叶ったのに――。

 どうして、身体の奥が、少しずつ冷たくなっていくのだろう?

「んぷ……ぁ」
 呼吸が苦しくなって、唇を離した。つ、と銀色の糸が舌と舌の間に伝った。
 見下ろした空の顔は、驚きと戸惑いに赤く染まったまま、自分を見上げていた。
 その瞳に映る自分の表情は、陶然とした淫靡な――自分のものとは思えない顔をしていて。
「お、おりん……」
「おくう」
 今度はその首筋に顔を埋めて、舌を這わせた。「ひぅん」と身を竦めたおくうの胸元に手を伸ばす。子供っぽいおくうには不釣り合いな、胸元の大きな膨らみを、服の上から両手でまさぐった。もったいないほど豊満なそれは、ふにふにとお燐の手の中でマシュマロのように柔らかく形を変えた。
「ふぁ、お、お燐、くすぐったいよぅ……」
「気持ちよくなるよ、そのうちね――」
「ふえ……」
 うなじから耳元に回り込んで、耳たぶを噛んだ。「ふぁ」と耳元であげられる空の声が、たまらなかった。耳たぶからまたうなじにもどって、跡がつくほどその白い肌を強く吸う。赤くなったその痕跡を指でなぞって、お燐は陶然と考える。こんな跡を、自分の痕跡を、おくうの全身に残してしまいたい――と。
「おりん、」
「――好きだよ、おくう。好きだ、あたいは――」
 うわごとのようにそう呟いて、お燐は空のシャツに手をかけて、力任せに開いた。ボタンが弾け飛んで、空の白い肌が露わになる。――そこには今は、かつては無かった赤い宝石が埋め込まれていた。いつか空がヤタガラスと融合したときに生じた赤い瞳――。
 けれどその異形すらも、お燐には美しいと思えた。
 柔らかな白い肌。ふたつの乳房。そして――。
「おくう、」
「――お燐……」

 泣き出しそうに怯えた、空の、瞳。
 そこに映っている、お燐の顔は。
 ――どこから見ても、汚れた情欲に身を委ねきった、獣でしかなかった。

 露わになった乳房をまさぐろうとした手が、止まった。
 今にも泣き出しそうな顔で、空が自分を見上げていた。
「……こわいよ、おりん」
 空が、
 だいすきな、うつほが、
 自分を見上げて、泣いていた。
「そんな、おりん、いやだよ――」

 何を。
 何をしていた? 自分は今、何をしていたのだ?
 空を、ただ自分に、無垢な好意を向けてくれていただけの親友を、
 ――押し倒して、その唇を奪って、その白い肌を貪って、
「おく、う」
 首筋に、お燐の吸い付いた跡が、赤く、痛々しく残されていた。
 半分破けた服を押さえて、おくうは怯えたまま、縮こまっていた。
 それをお燐は、どこまでも間抜けに、見下ろしていた。

 身体が冷えていく。意識の芯までもが、氷を詰め込まれたように冷えていく。
 ――あたいは、あたいは何を、おくうに何を――。
 両手が、身体が、全身が震えて、止まらなかった。
 空が、傷ついた顔で、こちらを見上げていた。
 信じていた親友に、乱暴をされて――どうしていいか解らない、迷子の顔で、

「あ、ああ、あ…………――――――――ッ!!!」

 その悲鳴は、言葉にすらならなかった。
 自分の中の、大切な何かがその瞬間――音を立てて砕け散ったのを、お燐は聞いた。



BACKNEXT
| 浅木原忍 | 07:44 | comments(1) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | 07:44 | - | - |
Comment
おひさしぶりです。

明日かー…行けないなー……なんて事を考えつつも見てたら…ついにお燐来ちゃいましたねぇ……人間同士の物語でもよく描かれる状況なだけに、これからの展開が予想できそうで……でもまた二転三転してくれる事を信じています!
Posted by: くらん |at: 2010/03/13 5:15 PM








Trackback

WEB拍手

意見感想ツッコミなどありましたら
こちらかコメント欄にてー。

現在のお礼SS(1/3更新)
ルナ姉と大ちゃんの日常的風景

【近刊委託情報】

<書店通販ページ>
とらのあな通販「Rhythm Five」
メロンブックス通販「Rhythm Five」

『秘封倶楽部のゆっくりミステリ語り【2023年版】』(23/11/12 秋例大祭新刊)
メロンブックス


『秘封ちゅっちゅ三十六景』(23/08/13 C102新刊)
メロンブックス


『藤原妹紅殺人事件』(23/05/07 例大祭新刊)
メロンブックス


『ろくろ首に聞いてみろ 秘封博物誌』(22/12/31 C101新刊)
メロンブックス とらのあな


『秘封倶楽部のゆっくりミステリ語り【2022年版】』(22/12/31 C101新刊)
メロンブックス とらのあな


『蓮子と観たいレースがある』(22/10/23 秋例大祭新刊)
メロンブックス とらのあな


『贋作 全て妖怪の仕業なのか』(22/08/14 C100新刊)
メロンブックス とらのあな


『贋作 全て妖怪の仕業なのか』(22/05/08 例大祭新刊)
メロンブックス とらのあな


『巫女を抱く 東方ミステリ短編集』(21/03/21 例大祭新刊)
メロンブックス とらのあな


『狐独のグルメ Season 3』(20/10/11 紅楼夢新刊)
メロンブックス とらのあな


『読書で破門を考えた。』(20/08/09発行)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 輝針城編』(20/3/22発行)
メロンブックス とらのあな


『人でなしたちの恋』(19/12/31 C97新刊)
メロンブックス とらのあな


『お前の母ちゃん魔法使い!』(19/10/6 秋季例大祭6新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 心綺楼編』(19/8/12 C96新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 神霊廟編』(19/5/5 例大祭16新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 非想天則編』(18/12/30 C95新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 星蓮船編』(18/8/10 C94新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 地霊殿編』(18/5/6 例大祭15新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 緋想天編』(17/12/29 C93新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 風神録編』(17/8/11 C92新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 花映塚編』(17/5/7 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『古書店鈴理庵の暗号 少女秘封録』(17/3/26 東京秘封新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 永夜抄編』(16/12/29 C91新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 萃夢想編』(16/8/13 C90新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 妖々夢編』(16/5/8 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 紅魔郷編』(15/12/30 C89新刊)
とらのあな メロンブックス



DL頒布中作品

『ひふ〜ふ -秘封×婦婦-』
メロンDL BOOK☆WALKER
完売、DL販売のみ


『レトロスペクティブ酉京都
少女秘封録公式ガイドブック』

メロンDL
完売、DL販売のみ


同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

twitter

TweetsWind

Calendar

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

Profile

Search

Category

Entry

Comment

Trackback

Archives

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode

Sponsored Links