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りん×くう! 1/火焔猫燐
 というわけで、りんくう連載開始です。『ゆう×ぱる!』の後日談ですが、読んでなくても大丈夫ですたぶん。
 全何回かは相変わらず未定。よろしくお願いします。









『あんた、じゃないよ。うつほ、だよ』
 その少女は、地獄には存在し得ないその表情を浮かべて、そう言った。
 笑顔。その顔がそう呼ばれるものであることを、自分は咄嗟に思い出せなかった。
 傷が痛み、顔をしかめる。『大丈夫?』と、うつほと名乗った少女は、心配げに背中をさする。その手に身を任せて――目を閉じた。
 何かが、記憶の片隅にこびりついている気がした。
 それが何だったのか、今の自分には思い出せない。
 ただ、この少女の笑顔を見たとき――とても大切なことを、忘れている気がしたのだ。
 何を、自分は忘れてしまっているのだろう。
 傷とともに疼く、この身体の奥の熱は何だろう。
 それが解らない。解らないから、ただ痛む身体を丸めて、じっと耐える。
『――あなたのなまえは?』
 不意に、少女はそう問うた。はっと自分は顔を上げた。
 こちらを覗きこむようにして、少女は長い黒髪を揺らし、首を傾げた。
『おなまえ、何ていうの?』
 無邪気に、――あまりにも無邪気に、少女は、うつほは問いかける。
 何なのだろう。この少女は一体、なんなのだろう。
 あらゆる苦痛と怨嗟と憎悪が渦巻くこの地獄の底で――彼女はどうして、笑っているのか。
 どんな痛みも哀しみも知らないような、幼子のような無邪気な顔をして。
 傷ついた火焔猫を手当てし、名前を問うようなことを、するのか。
『あたい……は』
 ひりつくような唇を震わせて、自分は呟いていた。
 名前。――自分の名前。何だっただろう。思い出せない。
 この地獄で、屍肉を喰らい、亡者を火焔に突き落とし、――ただそれだけを繰り返していた。
 そんな暮らしに、己の名前を問う者など、いるはずがなかった。

 ――りぃん、と。
 澄んだ音が、脳の奥に響いた。

『――――ッ』
 ひどい頭痛がして、頭を抱えて呻く。『うにゅ、いたいの? だいじょぶ?』とうつほはまた、心配そうにこちらを覗きこむ。苦痛を堪えて、顔を上げると、

 ――だいじょうぶ? いたくない?

 目の前にある少女の顔に、何かが重なったような気がした。
 その面影はあまりに朧で、水の中の月のように不定型なまま、どんな形も為さずに拡散する。
 けれど――けれど、ひとつだけ。
 ひとつの言葉だけが、自分の記憶の片隅に、焦げ付いていた。

 ――りん。

『……りん。火焔猫の、りん』
 口にした瞬間、何かがすとんと、胸に落ちてきた気がした。
 それは――安堵という感覚だったのかもしれない。
 りん。口に馴染んだ、耳に馴染んだ、その響き。
 どうして忘れていたのだろう。そうだ――それが自分の名前だ。
『りん? なまえ、りんっていうの?』
 繰り返す少女に――うつほに、りんは緩慢に頷き返した。
 ひどく眠かった。苦痛に喘ぐ意識は、疲労から睡眠を求めていた。
『じゃあ――おりんだね』
 瞼が落ちる。おりん――おりん。歌うようにうつほが口にする響きは、地獄に響く子守唄のように、優しく自分の身体を包んで、
 ――そこで、意識は途切れた。


      ◇


 天窓から放射される灼熱地獄の熱で、地霊殿の近くはいつも暖かい。
 けれどその熱も、離れるに従って薄まっていき、旧都に至る頃には冷たい地底の風が吹くようになる。その寒暖差は何度行き来しても、なかなか慣れるものではない。
「へぷちっ」
 殊に、ほとんど地霊殿から出歩いたことのない空ならば尚更だった。
「大丈夫かい? おくう」
「うにゅ……寒い〜」
 大げさに身を竦め、空は左手に息を吹きかける。マントの中で首をすくめる親友に、お燐はやれやれと肩を竦めた。確かに普段、あの灼熱地獄の暑さに慣れている空には、冬の旧都の寒さは辛いかもしれない。普段から出歩いているお燐は慣れているからいいが、風邪でも引いたら大変だ。
 ――いや、空は風邪は引かないだろうけど。
「地上はもっと寒いよ? 雪が降ってるからさ」
「ゆき?」
「ああ――おくうは見たこと無いか」
 首を傾げる空に、お燐は目を細める。火焔猫と地獄鴉、同じ地獄に生きる者。今の旧都は地上から追われた者たちが多いけれど、元からこの地獄に住んでいる者には雪は馴染みが無いだろう。
「白くて、ふわふわして、冷たいものだよ。それが頭の上からひらひら降ってくるんだ」
「うにゅ? んー……」
 空は目をしばたたかせて、それを想像しようとしているようだったが、イメージが上手く浮かばないようだった。見たことのない者に、雪というものは想像しづらいかもしれない。
「それが地面に積もって、あたり一面が真っ白になるんだよ」
「まっしろ?」
「そう、真っ白。ぜーんぶ真っ白けさ」
 ほへー、と感心したように声をあげて、「まっしろけー、まっしろけー♪」と空は調子外れの歌を口ずさむ。そのリズムに合わせて、右手がぶんぶんと揺れた。――物々しい、六角形の棒がはめ込まれたその右手が。
 その姿に、お燐は目を細めて――それからひとつ首を振る。
「雪、見たい!」
 目を輝かせて言う空に、お燐は大仰に肩を竦めてみせる。
「いいけど、雪が降ってるところは、ここよりもっと寒いよ? 寒がりなおくうは、かちんこちんに凍りついちゃうかもしんないよ?」
「う、うにゅ……」
 声を低めてそう言うと、空は尻込みするように呻いた。そんな姿に、お燐は笑う。
 ――何も変わらない。昔から、空はいつだってそうだ。
 驚くほど純粋で、ものを知らなくて、大したこともない何かに大げさに驚いて、目を輝かせて、怯えて――そのたびに、こう言うのだ。
「へ、へーき! ――お燐がいっしょだから、へーきだもん」
 その言葉に、不意に泣き出そうになる自分がいることに、お燐は気付いていた。
 そんな風に、空が自分を必要としてくれることが。
 空が、自分の隣で無邪気に笑っていてくれることが。
 ――こんなにも、幸せなのだ。
「ん、じゃあ行くよ、おくう」
 お燐は右手を差し出して、空の左手を握りしめた。右手は制御棒に塞がれているから、いつもお燐が握りしめるのは、空の左手。右手と左手を、きつくきつく、指を搦めて。
「うにゅ、うんっ」
 頷く空の手を引いて、お燐は旧都の街並みの中を歩き出す。
 火焔猫と地獄鴉は手を繋いで、妖怪たちのざわめきに満ちた旧地獄街道を歩いていく。
 肩を並べるその姿は、どんな風に見えるのだろう――と、お燐は思った。
 友人か。種族が違いすぎるから姉妹に見られることは無いだろうけど。
 ――恋人同士に、見えたりはするだろうか?
「んにゅ?」
 隣の空の顔を見つめていると、視線に気付いて空が振り向く。
 赤くなった顔を逸らして、なんでもない、と足を速めた。
 握りしめた手の感触が、地獄のものとは違う熱を、お燐の胸に伝えていた。


      ◇


 旧都を抜け、誰もいない橋を渡り、地上へ通じる縦穴を上る。
 かつては封じられていた縦穴も、数日前の間欠泉騒動――すなわち、ここしばらくずっとお燐を悩ませていた、霊烏路空の問題が一応の解決を見たあの事件をきっかけに、封印は解かれたらしかった。もっとも、地底の妖怪は基本的に地底社会を気に入っているし、地上の妖怪がわざわざ地底に来るような理由もないから、相変わらず行き来はほとんど無いらしい。
 実際、縦穴に他の妖怪の姿は無かった。お燐の顔見知りの土蜘蛛の少女、黒谷ヤマメなどはこのあたりでよく遊んでいるらしいが、今日はその姿も見当たらない。
「うにゅ〜……さむい〜」
 地上が近付くと、一際冷たい風が吹き抜けてくる。その寒さに顔をしかめて、空は肩を震わせた。「だから寒いって言ったじゃんか」とお燐が言うと、「うにゅうぅ」と情けない声をあげて、空はぎゅっとお燐にしがみついてきた。
「ちょ、おくう!?」
「んー、えへへ、お燐はあったかいね〜」
「こ、こら馬鹿――」
「ばかじゃないよ、うつほだよ」
 縦穴の途中、満面の笑みで「ぬくぬく〜」とお燐に抱きつく空。その身体の柔らかさとか、首筋にかかる吐息とか、さらさらとした黒髪の感触とかに、お燐の心臓は激しく脈打つ。
「お、おくう――」
「うにゅ?」
 目の前に、触れあいそうなほどの距離に、空の顔がある。
 吐息の混ざり合う距離で、空の赤みががった瞳に、お燐は見入ってしまう。
 その瞳に映る自分の顔が赤らんで見えるのは――きっと。
「お燐、顔真っ赤だよ? どしたの?」
 瞳の色のせいだ、と思おうとしたら、全力で否定されてしまった。
「な、なんでもない、なんでもないって」
 ぶんぶんと首を振ると、「んにゅ」と空はひとつ唸り、それから背中のマントを広げて、お燐の身体にかぶせた。ふわり、と黒い布に包まれ、お燐は目をしばたたかせる。
「おくう?」
「お燐もさむいんだよね? これでぬくぬくだよ」
 ぴたり、マントの中で身を寄せ合って、空は無邪気に笑う。
 その翳りのない笑顔は、陳腐な表現だけれど、地底を照らす太陽のようだとお燐は思った。
「あ、あたいの心配なんていいからさ」
「いいのいいの。えへへ〜、お燐はいつも、あったかいね」

 ――おりんは、あったかいね。

 炎のほとんどを失った、捨てられた灼熱地獄の底で。
 ふたり、身を寄せ合って生きていた頃のことが甦った。
 地獄が切り捨てられ、僅かな炎だけが残った、灼熱地獄跡で。
 喰らう屍肉もなく、生きる意味もなく――ぼんやりと過ごしていた時間に。
 ただ、この温もりだけがいつも、傍らにあったのだ。

 ――うつほも、あったかいよ。

 そうだ。あの頃の自分は、おくう、ではなく――うつほ、と。
 その名前で、彼女を呼んでいた――。
 うつほ。――空。くう。――おくう。
 そう呼ぶようになったのは、今の暮らしが始まってから。
 古明地さとりという主と、出会ってからだ。

「あ、なんだろあれ、まぶしい……」
 頭上を見上げて、空が不意に呟く。お燐も顔をあげて、「ああ」と声に出した。
「あれが地上だよ。地上の光だ。太陽の光――空から降り注ぐ、光だよ」
「そら?」
「そう、空。……おくうの名前と同じ字で書く、頭の上に広がる、真っ青な――」
 言いかけて、けれど言葉は途切れてしまう。首を傾げた空に、お燐は首を振った。
 そら、というものを、どんな言葉で表現できるだろう。
 その青さ、その広さ、その果てしなさを――見たことのない空に伝えるだけの言葉を、お燐は持ち合わせてはいなかった。
「見た方が早いや。ほら、行くよ」
「うんっ」
 しがみつかれたまま、お燐は宙を蹴って、空とともに縦穴を飛ぶ。
 やがて光は強く、大きくなり、冷たい風が耳元を掠めて、吐息は真っ白になって、
 ――視界に、まばゆい光が満ちて、お燐は目を細めた。
 うにゅう、と空が呻いて、そして――空気が入れ替わる。
 淀んだ地底の空気から、澄んだ地上の空気へ。

「……わ、あ」
 一面の銀世界だった。
 地面も、立ち並ぶ樹木も、遠くに見える山麓も全て、真っ白に染まっていた。
 景色に溶けそうな息を吐いて、お燐は空を仰ぐ。蒼天は凍りつくように澄んで、眩しい冬の光を地上に降り注いでいた。
「すごい、すごいすごい、まっしろー!」
 はしゃいだ声をあげて、空が駆け出す。あ、とお燐が制止の声をあげようとしたときには、もう遅かった。
 ずる、ぼすん。
 盛大に足を滑らせて、吹き溜まった雪の中に、空は大の字に倒れ込む。積もっていた雪がぼふんと舞い上がり、人型に雪を凹ませた空の身体に降りつもった。
「お、おくう、大丈夫かい?」
 おそるおそる声をかけると、少しの沈黙の後。
「ひゃっこい!」
 がばっと、跳ねるように身体を起こして、ぷるぷると顔を振って空は顔についた雪を飛ばす。そして世紀の大発見でもしたかのように、もう一度「ひゃっこい!」と叫んだ。
「お燐、ねえお燐お燐、すごいよ、ひゃっこいよ!」
 雪を左の手のひらですくって、空はこちらに差し出してみせる。ふわりとした粉雪は、空の手のひらの上でじわりと溶けて、水滴に変わっていった。
 それをきょとんと見下ろして、空は瞬きする。
「……なくなっちゃった」
「溶けちゃったんだよ。こいつは、元々は水なんだ」
「みず? あ、ほんとだ」
 手のひらに残った水滴を舐めて、ほへー、と空はまた感心した声をあげる。
「お燐はものしりだね!」
「……それほどでもないって」
 むしろ、空がものを知らなさすぎるだけである。
 でも、ただの雪景色にもいちいちはしゃいで、雪が溶けたというだけのことにも感心する、そんな空の姿を見るのが、お燐は好きだった。
 いつだって、無邪気に笑っている空を見ているのが、自分は一番好きなのだ。
「ゆーきー、ゆきー、まっしろけー、まっしろけー♪」
 また調子外れの歌を口ずさんで、空はあたりを駆け回り、ぼふんと雪の上に倒れ込む。
 今度は仰向けに倒れた空は、その目に青空を映していた。
「……まぶしい」
「あれが、そらだよ」
 その傍らで、お燐ももう一度空を見上げた。
「そら」
「――綺麗なもんだろ?」
「うん」
 ぼんやりと声をあげる空の傍らに腰を下ろす。空は身体を起こして、「ひゃっこい……」と情けない声をあげて、お燐にもたれてきた。
 その肩を抱いて、「そりゃ、冷たいに決まってるじゃないさ」とお燐は笑った。
 白い吐息が混ざる。すぐ近くにある、空の温もり。
 ――触れてしまいたい、と思う。
 貪ってしまいたい、と思う。
 だけど――その瞳に映る自分の姿が、いつもそれを諫めるから。
 お燐は、お空の黒髪についた雪を払って、その頬に触れた。
「うにゅ」
「おくうは――あったかいよ」
「……ん」
 心地よさそうに目を細める空の、安らかな顔。
 それを一番近くで見ていられるということ。
 きっと自分は、それだけで満足すべきで。それ以上は望むべきではないのだ。
 自分自身にそう言い聞かせるように、お燐は胸の中で何度も繰り返した。

 ――おくうはあたいの、一番の友達。それでいいじゃないさ、と。


      ◇


 ひどく有り体な言葉を使えば。
 火焔猫燐は、親友の地獄鴉に――霊烏路空に、恋をしていた。
 何もかも、それだけの話でしかないのだった。



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| 浅木原忍 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
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 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
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 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
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  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
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 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


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【第六戦隊】
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長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
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中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
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 プラネタリウムの少女(完結)
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短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
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 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
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【アリサ×すずか】
 はじめての××
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【八神家】
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 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
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 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

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「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
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 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
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