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ゆう×ぱる! 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 終幕、あるいは。










 風が吹いていた。
 地上から地底へと吹き抜ける、冷たい風が通り抜けていた。
 彼女は目を細めて、遠い遠い光を見上げた。
 この場所からずっと見上げていた、遥か彼方、地上の光。
 自分を追い立てた、妬ましかったその輝きに、彼女は手を伸ばした。
 虚空を掴むだけの指先は、ひどく白い。
 透き通るように――いや。
 彼女はぎゅっと手を握りしめる。その手の感触を確かめるように。
 震える唇が、微かに何か、言葉を紡いだ。
 それは、愛おしいひとの名前だった。
 けれどその声は、風の音にかき消されて、地底のどこにも届くことはなく。
 彼女はただ、そこにいた。ひとりきりで――その橋の上に。


       ◇


 走っていた。
 勇儀はただ、旧地獄街道の雑踏の中を、必死に走り続けていた。
 その目は、すれ違ういくつもの影を何度も振り返る。
 けれど求める姿は見つからず、唇を噛み締めて走り続ける。
 履いた下駄のたてる音が、ひどく甲高く耳に響く。
 乱れる呼吸と動悸が、それ以上に煩かった。
「パルスィ……!」
 叫ぶように、吠えるように、呻くように、勇儀は雑踏の中、その名前を呼ぶ。
 振り返る影は無い。足を止める影もない。
 旧都のざわめきは色を失って、立ち止まった勇儀の傍らを通り過ぎていく。
 その中に、あの金色の髪は、緑の眼は、どこにも無い。
「おい、パルスィを――橋姫のパルスィを見なかったかい!?」
 通りがかった顔見知りの妖怪を捕まえて詰問するが、相手はわけがわからないという顔で首を振るだけだった。
 すまん、と首を振って、再び勇儀は旧地獄街道を走りだす。
 この旧都は、果たしてこんなに広かっただろうか。
 パルスィの姿は、この広々とした旧都のどこに消えてしまったのか――。
「姐さん。そんなに急いで、どうしたんだい?」
 からからと骨の鳴る音に、勇儀は足を止める。そこに、狂骨の姿があった。
「旦那――」
 すがるように駆け寄ると、狂骨は不思議そうに首を傾げた。
「旦那、パルスィを見かけなかったかい」
「……ぱるすぃ?」
 勇儀の問いに、訝しげに狂骨は問い返した。
「パルスィだよ。橋姫の――私の嫁の水橋パルスィだ」
 何を問い返すことがある。苛立たしく勇儀が言葉を重ねると、狂骨は意外そうに鼻を鳴らす。
「なんだい姐さん、いつのまに所帯なんか持ったんだい?」
「――――」
 何を。
 狂骨が何を言っているのか、勇儀には理解できない。
「おい、旦那。――冗談だとしたら、ちっと趣味が悪いよ」
「いやいや。姐さんにいい相手がいるなんて初耳だね」
「何を――パルスィだよ、橋姫の水橋パルスィだ、旦那が知らないはずないだろう!?」
 身を乗り出した勇儀に、驚いたようにのけぞって、狂骨は首を捻る。
「……誰だい、そのぱるすぃってのは」
 ぐらりと、足元が揺らいだ。
 地震かと疑ったが、震えているのは勇儀だけだった。
「旦那、あんた――」
「あれ、姐さんじゃん。旦那となにしてるのさ?」
 馴染んだ声に、勇儀は振り向く。ヤマメが、キスメの桶を抱えてそこにいた。
 ――こんにちは、勇儀さん。
 ぺこりと頭を下げるキスメと、ヤマメの不思議そうな顔に、勇儀は目を細め。
「ヤマメ、キスメ……なあ、パルスィを見かけなかったかい」
 そんなはずはない。
 皆が、パルスィのことを忘れてしまったはずがない。
 パルスィは昨日まで、確かにここにいたのだ。
 勇儀の隣で、微笑んでいたのだ。
 それなのに。――それなのに。
「ぱるすぃ……?」
 ヤマメは訝しげに目を細め、キスメを覗きこんで「知ってる?」と訊ねた。
 キスメは、ゆるゆると首を横に振った。
「ごめん、姐さん。パルスィって、誰だっけ」
 それは、趣味の悪い冗談などではないと、勇儀にも解ってしまった。
 ヤマメもキスメも、心底から不思議そうに、勇儀を見つめている。
 パルスィを友達と呼んだそのふたりが――パルスィを、知らないと言う。
 これは何だ? 何かの悪い夢か?
 そうであればいいのに――握りしめた拳は、痛みを脳に伝えている。
「パルスィは、パルスィだよ。――水橋パルスィだ。橋姫だよ。ヤマメ、キスメ、お前さんたちの友達じゃないか。うちに遊びにきて、パルスィと仲良くしてくれたじゃないか」
 誰か。
 誰かこれは、出来の悪い冗談だと言ってくれ。
 引っかかった? と笑い飛ばしてくれ。
 これが嘘でも、怒らないから。
 今だけは、嘘をついていても怒ったりはしないから。
 だから――。
「……何の話?」
 けれど、現実はどこまでも現実でしかなく。
 ヤマメとキスメは、どこか心配そうに勇儀を見つめる。
「姐さん、なんか変だよ。調子でも悪いの?」
 労るその言葉は、ヤマメらしい優しさに満ちていた。
 一片の曇りもなく、星熊勇儀を心配する言葉だった。
 それ故に――あまりにも、残酷だった。

 水橋パルスィという少女の記憶は、勇儀以外の誰にも残っていない。

「――――ッ!」
 悲鳴のように呻いて、勇儀はその場から駆けだした。
 ヤマメと狂骨が声をあげたのが聞こえたが、もう振り向かなかった。
 何だこれは。何故だ。何故こんなことになっている?
 どうして、どうして――パルスィの記憶が皆から消えなければいけないのだ?
「パルスィ、パルスィっ、――パルスィいいっ!」
 叫びながら、勇儀は走る。何事かと足を止める妖怪がいるが、その中に求めた姿はない。
 彷徨わせる視線に、作りかけの雛壇が道端に放置されているのが見えた。
 それは、数日後に行われるはずだった式で、広場に置かれるはずだった壇だ。
 勇儀とパルスィは、そこに上って、生涯を誓い合うはずだったのだ。
 残っている。パルスィがここにいて、勇儀と暮らしていくはずだった、その証はあちこちに残っているのに。勇儀の記憶の中に、鮮明すぎるほどに残っているのに。
 皆の記憶からは、その存在そのものが消えている。
 ただ、水橋パルスィという少女の存在だけが、抜け落ちている。
「はぁっ、はぁっ――パル、スィ」
 気付けば、旧地獄街道の端まで辿り着いていた。勇儀は振り返る。旧都のざわめきが、楽しげな笑い声が――地底の楽園の光が、遠くまで広がっている。
 視線を旧都の外へ向けた。暗く深い闇に沈む道の先は――地上へ続く縦穴。
 その下には、あの場所がある。
 星熊勇儀が、水橋パルスィと出会い、言葉を交わし、触れあった場所。
 いつも彼女はひとりきりでそこにいた。――あの橋の上に。
 逡巡は一瞬だった。勇儀は再び走りだす。旧都の外へ。地上へ通じる縦穴の方へ。
 そこでまた、彼女が待っている気がしたから。
 あの頃のように、ひとりきりで、緑の眼を遠くへと細めて――。


       ◇


 どうして自分は、今までこの世に在り続けたのだろう、と考える。
 人を棄て、生きながら橋姫となったのは、その嫉妬の心が故だった。
 その嫉妬を晴らしてなお、自分はこの世に在り続けた。
 肉体が滅びることもなく、心が嫉妬を忘れることもなく。
 手当たり次第に、あらゆるものを妬んで――橋姫は存在し続けた。
 何故? 何故そうまでして、妬ましいこの世に執着してきたのか。
 今は、そんなことももう分からない。全ては遠い遠い過去の彼方。
 だけど、確かなことはひとつだけあった。
 それは、自分がこの地底に流れ着いて、ここでひとりきりで過ごしていた理由。
 この場所で、遠い光を妬みながら、きっと自分は待っていたのだ。
 ――彼女のことを。
 自分を心の底から愛してくれた――彼女のことを。
 その名前を呟いてみる。声は、やはり風の音にかき消される。
 だけど、幸せだった。
 彼女の顔を、声を、温もりを思い出すだけで、どうしようもなく満たされていた。
 もう他に何もいらなかった。だから――だから。

「――パルスィ!」

 解っていた。
 ここにいたのは。今、またこの場所にひとりきりでいたのは。
 待っていたのだ。彼女が、あの頃のように、ここに来るのを。
 自分の姿を求めて――ここに来てくれるのを。
 これが、最後だから。

「……勇儀」

 最愛のひとの名を、確かめるように口にして。
 水橋パルスィは、ゆっくりと振り向いた。
 ――星熊勇儀は、泣き出しそうな笑顔で、そこにいた。


       ◇


 いた。パルスィがいた。確かに、そこに存在していた。
 見間違えるはずもない。あの金色の髪、緑の瞳――遠くを見つめる横顔。
 何度もここに通った。ここで彼女の横顔を見つめた。
 水橋パルスィは、あの頃のように、橋の上で欄干にもたれて、地上の光を見上げていた。
「――パルスィ!」
 勇儀は叫んだ。ありったけの声で、最愛の彼女の名前を呼んだ。
 そして、パルスィはゆっくりと、こちらを振り向いて。
「……勇儀」
 ひどく儚く――今にも消えてしまいそうな笑みを、こちらへと向けた。
「パルスィ――」
 彼我の距離は僅かだった。すぐにでも駆け寄って、抱きしめられる距離だった。
 その距離をゼロにするために、勇儀は足をただ前に踏み出して、
「勇儀」
 静かに、微笑んだまま、パルスィが声を上げた。
 勇儀の足が、止まった。
「ありがとう」
 笑顔。星熊勇儀が心から愛した、水橋パルスィの優しい笑顔が、そこにあった。
 それを見たくて、それを守りたくて、勇儀はずっと、パルスィのそばにいたのだ。
「私のことを、好きになってくれて、――ありがとう」
 なのに。
 その笑顔が、ひどく遠く、霞む。
 まるで蜃気楼のように、伸ばしても手は届かない――。
「勇儀がいたから、私は幸せになれた。勇儀は私に、たくさんの幸せをくれた」
 満たされたパルスィの微笑みが、少しずつ、少しずつ、薄らいでいく。
「だから――」
 そして、胸元にそっと手を当てて、パルスィは。

「私はもう、何も妬ましくないの」

 その言葉の意味を。
 いつか、この場所でパルスィが口にしたその言葉の、本当の意味を、勇儀は悟った。
 悟ってしまった。
「パル、スィ……まさか、そんな」
 愕然と目を見開いたまま、勇儀はかぶりを振る。
 そんな馬鹿な。そんな馬鹿な話があるか。
 信じたくなかった。信じられるはずもなかった。
 ――だが、今まで目の前にあった全ての事実が、それを示しているのだ。

 橋姫の緑の眼が相手を狂わせるのは、橋姫自身の嫉妬の心が故。
 だから勇儀は、パルスィを幸せにしてやらなければと、そう思ったのだ。
 パルスィが満たされて、何も妬む必要がなくなれば、緑の眼が他者を狂わせることはない。
 そうすれば、パルスィは旧都で生きていける。
 自分と一緒に、地底の楽園で生きていけると――そう信じて、勇儀は。

 けれど。
 橋姫は、嫉妬の心によって生まれた妖怪。
 その存在自体が――嫉妬心によって繋ぎ止められていたものだとすれば。
 パルスィが幸せになり、何も妬むことが無くなるということは。
 橋姫という存在は、その存在の定義を失ってしまう。

 つまり。
 水橋パルスィは、何かを妬んでいなければ存在することができない妖怪だった。
 ――それだけの、話だった。

「嘘だ……嘘だといっておくれよ、パルスィ!」
 叫んだ。勇儀は恥も外聞も捨てて叫んだ。
 幸福になったことで、満たされたことで、パルスィが消えてしまうのだとしたら。
 自分のしてきたことは、一体何だというのだ。
 星熊勇儀が、水橋パルスィを愛したということそのものが。
 それが幸福であればあれあるほど――その幸福そのものが。
 パルスィにとっては、死に至る病だったと、そう言うのか。
「私は――私はっ、」
 頭を抱え、震えながら叫んだ勇儀に、しかしパルスィは。
「――勇儀」
 優しい声に、勇儀は顔を上げる。
 パルスィは笑っていた。どこまでも静かに、まっすぐに、笑っていた。
「私は、幸せだから。その幸せは、勇儀がくれたものだから」
 胸の奥の温もりを抱きしめるように、そう囁いて。
「――ありがとう、勇儀。私を愛してくれて」

 どうして。
 どうして、そんな風に笑っていられるのだ。
 パルスィの影が、パルスィの気配が、風に流されるように薄らいでいく。
 水橋パルスィという存在そのものが――霞んでいくのに。

「馬鹿を言ってるんじゃないよ、パルスィ!」
 凍りついた足を、勇儀は一歩、前へ踏み出した。
「これからじゃないか! これから、もっともっと幸せになるんじゃないか!」
 一歩、もう一歩。
「結婚するんだよ! 花嫁衣装、出来上がるって言われただろう!? それを着て、式を挙げるんだよ! そうして、私と一緒に暮らすんだ、この旧都で、ずっとずっと!」
 パルスィとの距離を、必死に、勇儀は詰めていく。
「その幸せは、これから一生かけて、ふたりで積み重ねてくんだろ、パルスィ!」
 だけど。――だけど。
 手を伸ばせば届きそうな距離で、勇儀の視線を受け止めて、パルスィは。
 否定も肯定もせずに、笑っていた。
 ――それはもう、パルスィ自身にも、どうすることもできないのだ。

「だったら――だったら、パルスィ!」
 何か。何か無いのか。パルスィを、その存在をここに繋ぎ止められるものは。
「そうだ――そうだよ。妬むんだ。私を妬みなよ!」
 胸元を叩いて、勇儀は掠れた声で叫んだ。
「パルスィがいなくなったら、私は浮気するよ! パルスィのことを忘れて、勝手に幸せになっちまうよ!? 妬ましいだろう!? だから妬みなよ、私を妬んでおくれよ、パルスィ――」
 必死に、絞り出すように、勇儀は叫んだ。
 パルスィは――ただ。
「……嘘つくの、本当に、下手なんだから」
 笑ったまま、そう言った。
 ――全身の力が抜けて、勇儀はその場に膝をついた。
 嘘つきになってもよかった。パルスィがここにいてくれるなら、嘘ぐらいいくらだってつくつもりだった。
 だけど、勇儀は嘘をつけなかった。
 生涯、ただパルスィひとりだけを愛し続けるという、あの約束を。
 決して破ることはできないほどに――勇儀はパルスィを愛してしまっているのだから。
 だからパルスィは消えてしまう。
 勇儀がパルスィだけを愛していることを、解っているから。
 パルスィにはもう、妬むべきことは、なにひとつ存在しないのだから。
「ぱる……すぃ……パルスィ!」
 呆然と膝をついて、見上げたパルスィの顔が。
 風に揺れた蝋燭の炎のように――朧に揺らめいて、薄らぐ。
 消えていく。
 水橋パルスィという存在が――消えていく。
「勇儀」
 パルスィが、名前を呼んだ。
 勇儀は立ち上がった。
 残り数歩の距離に、手を伸ばした。
 ――パルスィの細い身体は、まだ確かにそこにあった。
 それを、勇儀は必死に、その両腕で抱きしめた――。

「愛してる。……ずっと、勇儀だけを、愛してるから」
 星熊勇儀の腕の中で。
 水橋パルスィの姿が、ゆっくりと、透き通っていって。
「――泣かないで、勇儀」
 その指先が、頬に触れた気がした。
 緑の眼を細めて、パルスィがとびきりの笑顔を、浮かべた気がした。

 次の刹那。
 ひときわ強く、地上から冷たい風が吹き抜けた、そのときには。
 勇儀の腕の中には、もう何も残っていなかった。
 温もりさえも、冷たい風に吹き流されて。
 水橋パルスィが存在した証は――どこにも、残されていなかった。

「パル――スィ」

 虚空をかき抱いた両腕を見下ろして。
 崩れ落ちるようにその場に膝をついて、勇儀は。

「――――――――――――――ッ!!」

 その慟哭は、長く永く、地底の風の中にこだまして、消えた。



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| 浅木原忍 | 23:03 | comments(3) | trackbacks(0) |
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Comment
どこかで見覚えが…
そうか永遠の世界か。

いつも楽しみにしてます。頑張ってください。
Posted by: 氷華 |at: 2009/12/18 12:41 AM
パルスィが消え、旧都メンバーは忘れている…
これからどうなっていくのかもの凄く気になる展開ですね〜

あ、昨日ゆう×ぱる!(上)購入してきました、後数冊だったのでよかったです。
Posted by: ジェラ・しー |at: 2009/12/18 4:15 AM
はんなりと涙が出てきました。
Posted by: ハムビー |at: 2009/12/18 11:15 AM








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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

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長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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