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ゆう×ぱる! 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 後半突入。でれぱる。










 例えばそれは、過ぎ去った記憶の残影。
 人間に畏れられ、天狗や河童に傅かれ、幻想郷という小さな社会に君臨していた頃の記憶。
 君臨といっても、例えば人間が持つような支配欲というものは、鬼には無縁だった。鬼の行動原理など結局は単純なのだ。楽しく酒を呑め、楽しく力比べが出来ればそれでいい。
 いささか持つ力が強大であるが故に、例えば抑止力として、場を収める矛として担ぎ出されているうちに、支配者然とした扱いを受けていただけのこと。
 河童のように、人間を盟友と慕うわけではない。
 天狗のように、人間を小馬鹿にしてからかうわけでもない。
 鬼が人間に求めていたのは、ただ自分たちを楽しませてくれることだった。
 宴でもいい。力比べでもいい。
 鬼たちはただ、そこにいる生き物たちと、楽しく生きていたかっただけなのだ。
 ――しかし、その力が強大であるが故に、人間は鬼を怖れた。恐れた。
 鬼の戯れは、人間にとっては脅威に過ぎた。
 故に、人間は鬼の持たぬ力を用いて、鬼を討たんとした。
 それは嘘。だまし討ち。謀り、偽り、裏切りという力。
 そして鬼は、人間を見限った。嘘つきな人間に嫌気が差して、地上を去った。

 いや、それはきっと方便だ。
 結局のところ、鬼はただ、悲しかっただけなのだ。
 自分たちの楽しみが、戯れが、人間たちと解り合えないという事実が。
 自分たちの力が、人間たちにとって強大すぎたという事実が。
 鬼たちだってずっと、人間や天狗や河童たちと、酒を酌み交わしていたかったのだ。
 それが叶わぬこと、人間たちがそれを望んでいないということが――悲しかったのだ。

 あるいは、言葉を変えるなら。
 きっと鬼たちは――自分たちは、寂しかったのだ。
 ただ、それだけなのだ。


      ◇


 微睡みの中に漂いながら、ひどく懐かしい夢を見ていた気がする。
 けれどその映像は、瞼を開けた瞬間には、記憶の海の深くへ沈んでいく。
 浮かび上がることのないそれに手を伸ばしても、両腕は虚空を切るばかりで。
 何も掴むことのない自分の手を見上げて――勇儀はそこでようやく覚醒した。
「……んあ?」
 見覚えのない天井に、いつもと感触の違う床。身体にかかっているのは薄い毛布一枚。
 むくりと身体を起こし、ぼんやりとした思考を目覚めさせようと手探りで杯を探す。だが、いつも枕元に置いている愛用の杯は見当たらなかった。
「んー……?」
 頭を掻きながら、さらに周囲を見回す。見慣れない簡素な部屋。勇儀の自室も大概殺風景だが、それに負けず劣らず何も無い部屋だ。
 アルコールがすっかり抜けている。瓢から直接呑もうかと思ったが、瓢まで見当たらなかった。あれが無ければ酒も呑めない。どこへやったのだったか――。
「何よ、今頃起きたの? 妬ましいわね」
 がちゃりとドアが開く音。そして聞き覚えのある声。勇儀は振り向く。
 そこに、ふわりとした金色の髪と、綺麗な緑の瞳があった。
「……ぱるちー」
「ぱるちー言うな」
 いつも通り不機嫌に眉を寄せて、パルスィは寝ぼけ顔の勇儀を睨んだ。
 その身に纏っているのはいつもの服と、その上からエプロンが一枚。
「顔でも洗って来なさいよ。いつまでもそんなだらしない顔してないで」
 タオルが投げつけられる。勇儀がそれを受け取ったときには、もうドアは閉ざされてかけていた。勇儀が声を掛けようとすると、機先を制すようにパルスィが振り返る。
「ご飯、食べる?」
「……あ、ああ」
「そう、だったらさっさと目、覚ましてきなさい。妬ましいわね」
 ぱたん、とドアが閉ざされ、部屋にはまた静寂が満ちた。
 ぼんやりと投げつけられたタオルを見下ろして、勇儀は目をしばたたかせる。
 ――はて、これではまるで。
「パル、スィ」
 呟いて――そこでようやく、勇儀は昨晩のことを思い出した。
 脳裏に鮮明に蘇る、震えたパルスィの言葉。
 重ねた唇の柔らかさと、抱きしめたパルスィの身体の細さ。
『どこにも行かないで。私のそばにいて、私だけを見て、私だけに触れて。私から離れないで、私以外の誰とも楽しそうにしたりなんかしないで――』
 パルスィは震えながら、そう言った。
『生涯ただひとり――水橋パルスィだけを愛すと、今ここで誓う』
 自分はパルスィを抱きしめて、そう答えた。
 ――そしてその結果が、今のこれである。
「ああ……そうか、そうだったね。……たはは」
 急に猛烈に照れくさくなって、勇儀は頬がだらしなく緩むのを抑えられない。
 そう、昨日のことだ。パルスィが自分を、星熊勇儀を受け入れてくれたのは。
 そして今自分は、パルスィの部屋にいる。
 身体に残ったパルスィの熱の感触に、勇儀はぶんぶんと首を振った。
 ああ、駄目だこれは。とりあえずパルスィの言う通り、顔でも洗ってこよう。
 タオルを片手に部屋を出る。どこからかいい匂いがした。パルスィが朝食を作ってくれているのだろうか。だとしたらこれはまた、結構なことだ。
 狭い廊下の突き当たりに裏口があった。外に出ると、小さな井戸がある。勇儀はひとつ伸びをすると、桶を引き上げて汲んだ水で顔を洗った。地底の冷たい風が、濡れた頬に心地よい。
 地上に通じる縦穴の近く、そこにある橋の下。橋と言っても川に架かっているわけではない。冷たい岩肌の地面を踏みしめて、勇儀はぐるりと辺りを見回した。
 旧都の灯りは遠く、橋の上に人影はない。喧噪は彼方、風が岩肌を撫でる音だけが静寂を際だたせる空間。
 地上への縦穴が封じられて以来、ここは地底でも見捨てられた場所だった。
 勇儀はひとつ首を振る。――今は、そんな益体もないことを考えても仕方ない。
 家の中に戻ると、パルスィがドアから顔を出していた。その緑の瞳がこちらの姿を見つけ、いたずらを見つかった子供のような表情を一瞬見せる。
「朝ご飯、出来てるわよ」
「お、すまないね」
 にっと笑いかけると、ふん、と視線を逸らしてパルスィは顔を引っ込めた。
 その後を追ってキッチンに入る。香ばしい匂いが鼻腔をくすぐった。テーブルに並んだ料理に、ぐう、と腹の虫が鳴る。
「こりゃ美味そうだ」
 椅子を引いて腰を下ろそうとすると、不意にパルスィがこちらを睨んでいることに気付いた。
「なんだい?」
 首を傾げると、パルスィは頬を膨らませて「妬ましいわ」と呟く。
「結局、食い意地が第一なのね。……妬ましいのよ」
 ぱるぱる、と呟いてテーブルを叩いたパルスィに、勇儀はひとつ苦笑を漏らす。
 ああ、そういえばさっきは寝ぼけていたから、ちゃんと挨拶をしていなかった。
 椅子を戻して、数歩パルスィに歩み寄る。睨むようにこちらを見上げたパルスィの頬に手を伸ばすと、目を細めたがパルスィはあまり嫌がる様子もなかった。
 好きになった相手が、自由に触れさせてくれるということ。
 たったそれだけのことも、勇儀には愛おしくてたまらない。
「おはよう、パルスィ」
 その頬に唇を寄せて囁くと、触れたパルスィの頬から熱が伝わってきた。
「……妬ましいわ」
 耳元で囁かれる、いつもの彼女の口癖。
「まだ足りないかい?」
「足りないわよ」
「じゃあ、どうすりゃいい?」
 目を細めて見つめると、パルスィは頬を染めて、緑の瞳をふっと伏せて。
「……唇にしてくれなきゃ、妬ましいわ」
 全く、可愛すぎてどうにかなってしまいそうだよ――と、勇儀はその柔らかな唇に自分のそれを寄せながら思った。


      ◇


「そういやパルスィ、私の瓢と杯を知らないかい?」
 朝食を終え、洗い物をするパルスィの背中に、勇儀は声をかける。
 洗い物ぐらい手伝おうと申し出たのだが、力加減を間違えて皿を割ってしまって、手出し禁止を言い渡されてしまったのだ。まあ、ぼんやりとパルスィの背中を眺めているのも、それはそれで幸せなのだが。
「知ってるけど、教えないわ」
 振り向きもせずにパルスィは答える。んあ、と勇儀は口を開けた。
「なんだい、お前さんがどっかに片付けちまったのか。参ったね」
「何よ、無いとそんなに困るの?」
 頭を掻いた勇儀を、パルスィが振り返って睨む。
「そりゃあ――あれが無いと酒が呑めないからねえ」
「なら、尚更教えないわ」
 つん、と視線を逸らして、パルスィは洗い物に手を戻した。
「おいおい、意地悪はよしとくれよ」
「少しぐらい我慢したらどうなのよ。お酒が無きゃ生きていけないわけじゃないんでしょう」
「そうは言ってもねえ」
 もちろん酒を切らしたところで死にはしないが、さりとて酒は鬼の友。いつでも好きなときに呑める状態にあるのが当たり前なのだが――。
「……返したら、また私を肴にして呑むの?」
「うん?」
 洗い物の手を止めて、パルスィは大きく息をひとつ吐いた。
「妬ましいのよ。……私を肴にしてお酒なんて、本当に妬ましいわ」
「いやまあ確かに前にそんなことは言ったがね――」
「……お酒じゃなくて、私が一番じゃなきゃ、妬ましいのよ」
 口を尖らせてそんなことを言うパルスィに、たまらず勇儀は立ち上がって抱きしめた。
 ああもう、可愛すぎるじゃないかこの娘は。
「こら勇儀、離しなさいよ――」
「いいじゃないさ。ほら、これで妬ましくないだろう?」
 もがくパルスィを押さえつけて抱きしめる。頬を膨らませて、パルスィは大人しくなった。
「ぱるちーが一番に決まってるじゃないかい」
「そういう軽々しい物言いが、妬ましいのよっ」
「軽々しくなんかないよ。鬼の言葉だ、信用しておくれ」
 ――というか、それを信用してもらうために、今こうしているのだったか。
 生涯、水橋パルスィだけを愛するという、鬼の約束を守るということ。
 鬼は嘘をつかないという事実を証明しきるには、一生を費やすしかないのだ。
 そして今、抱きしめている彼女の温もりには、それ以上の価値があると、勇儀は思う。
「……後で、返すわ」
 ふてくされたように勇儀の胸元に顔を埋めて、パルスィはそう呟いた。
「でも、あんまり呑んでばかりいたら、また取り上げるわよ」
「仕方ないねえ。控えめにするよ」
「それから」
 顔を上げて、パルスィは赤らんだ頬をして、勇儀を半眼で睨んだ。
「……もう少し、力加減、優しくしてくれないと、妬ましいわ」
「おっと、こりゃすまない」
 出来るだけ優しく抱いていたつもりだったが、それでも力を込めすぎたか。なかなか、パルスィの細い身体を抱く加減は難しい。怪力持ちも考え物だ。
「馬鹿力」
「悪かったね」
「お皿も割るし」
「いや、それはすまなかったよ、本当に」
 まさかあんなに脆いとは思わなかったのである。言い訳だが。
「家の中のもの、これ以上壊さないでよね」
「気を付けるよ」
「酔っぱらいのことだから、信用ならないのよ」
「……本当に気を付けるから、瓢と杯は返しておくれよ」
 困り顔で頭を掻くと、パルスィの両手が不意に、自分の頬に触れた。
 綺麗な緑の瞳が、間近で自分を見つめる。
「何より、ね」
 言葉と一緒にかかるパルスィの吐息が、ひどくくすぐったい。
「……私のことを、一番大切に、扱うこと」
「そいつはもちろん、承知しておりますよ、お姫様」
 抱きしめたお姫様の唇を奪って、勇儀はその細い身体に幸せを噛み締める。
 ――こんな時間が、いつまででも続けばいい。
 そんなことを、心から思った。



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| 浅木原忍 | 21:38 | comments(0) | - |
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このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


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【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

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長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
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 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
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 少し歩幅が違う分
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 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
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 Feline days
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 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
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 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

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「なのはBURNING」三次創作

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短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
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 みんなで奏でるボクの歌
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 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
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 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
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