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ゆう×ぱる! 1 / 「星熊勇儀の場合」
 というわけで開始。勇パルはこのぐらいの長さをチマチマ載せていく感じかしら? 全何回かは全く未定。









 彼女のことを最初に見かけたのは、旧都のはずれにある橋のたもとだった。
 そこは、地底と地上を繋ぐ縦穴へと続く道の途中。
 この地底が、忌み嫌われた妖怪たちの楽園となってからは、誰も通らなくなった場所。
 そんな、渡る者の途絶えた橋のところへ足を向けたのは、些細な偶然でしかない。
 旧都に住み始めて随分と永いが、あまり足を踏み入れない場所はいくつかある。その橋も、そういう馴染みの薄い場所のひとつでしかなかった。
 ――そして、その橋のたもとに、彼女は佇んでいたのだ。
 ふわりと金色の髪と、長い耳。仄暗い地下の闇の中、薄く透き通る肌と――闇に光って見える翠緑の瞳が、どこか遠くを見つめていた。
 足を止めた。息を飲んだ。あげようとした声が、喉の奥に詰まった。
 彼女はこちらを振り向かなかった。自分は呆けたようにしばらく突っ立って、彼女がふらりと橋の影にその姿を隠すまで――その横顔を見つめていた。
 それが、星熊勇儀と水橋パルスィの、割と一方的な出会いだった。


      ◇


 星熊勇儀は、鬼である。
 これは比喩でも何でもない。彼女は種族としての「鬼」だ。
 人間と袂を分かち、地上を去った鬼たちは、この地底へと居場所を求めた。地獄のスリム化で切り捨てられた土地、旧都の一角に居を構えた。それが数百年前の話だ。
 かつて地上でも天狗や河童らを従え、妖怪の山の頂点に立っていた鬼は、この地底でも社会のまとめ役になった。地上で忌み嫌われた妖怪たちを積極的に地底に受け入れ、地上からは隔絶された新たな社会を築いたのだ。
 ――まあ、そんな歴史的事実はさておき。
 地底のまとめ役である鬼たちの中でも、勇儀は四天王と呼ばれるうちのひとりだ。
 肩書きは大仰でも、鬼の社会に権力や階級は基本的に似つかわしくない。鬼の中でも力が強く、他人より少しばかり頼られる存在、というだけの話だ。
 そんなわけで、勇儀は一応、旧都ではちょっとした有名人である。
 本人は全く、そんなことは気にしていないのだが、それは純粋な事実なのであった。

 さて。
「あの橋の? それは橋姫だよ、橋姫」
 その日、鬼の四天王であるところの星熊勇儀は、顔見知りの土蜘蛛を捕まえていた。
 黒谷ヤマメ。病を媒介する妖怪として忌み嫌われ地底に追われた彼女も、旧都では人気者のひとりである。誰彼構わず病に冒すわけではなく、話してみれば気さくなのだ。
 そして、顔の広い彼女は自然と事情通である。
「橋姫ってーと、あれか。丑の刻参りかい」
「そうそう、嫉妬狂いの緑の眼。いつもあそこでひとりでさ、通りがかるのを妬んでるんだよ」
 眉を寄せてヤマメは言う。割合と人なつっこい彼女が、他の妖怪に対して嫌悪感を見せるのは珍しいことだったので、勇儀は意外に思って目を細めた。
「あいつの近くにいるとね、こっちまで気分が悪くなるんだ。妬ましい妬ましいってあの気味の悪い緑の眼で見つめられると、胸の奥がこうムカムカしてきてね」
「そりゃ、お前さんの伝染病じゃないのかい?」
「自分で自分の病気に罹る馬鹿がいるかい」
 全くその通りである。手にした杯を傾けて、勇儀は肩を竦めた。
「しかし、星熊の姐さんが何だってあんな奴のこと気にかけてるのさ?」
「いやなに、見かけない顔だったからね。ちょいと気になったのさ」
 ふぅん? と目を細めるヤマメに、勇儀はぐびりとまた杯を傾ける。
「ま、あんまりあいつに関わるのはお勧めしないよ? 本人も他人を妬むことしか考えてないような奴だからね。顔を合わせるだけ気分が悪くなるだけさ」
「その『妬む』って感覚が、私らにゃよく分からんのだがねえ」
 勇儀が呟くように言うと、ヤマメはやれやれと肩を竦めた。
「鬼は気楽でいいよね、天下太平唯我独尊?」
「旧都が太平である分には結構なことさ」
「まあね」
 忌み嫌われた妖怪たちの楽園。それが今の地底、旧都だ。
 ――その外れの橋のたもと。彼女はその楽園の外側に、ひとりで佇んでいる。
 忌まれた者たちの居場所からも忌まれる存在。それがあの橋姫だというなら。
「さて……どうしたもんかね」
 ヤマメが去った後、ぼりぼりと頭を掻きながら勇儀はひとつ息をついた。

 土蜘蛛に『気味が悪い』と評された、その緑の瞳。
 仄暗い闇に光るその翠緑が、勇儀の意識にこびりついて離れないのだった。


      ◇


 地の底は、いつも湿った冷たい風が吹く。
 その風は岩肌を撫でて、仄暗い奥底へと沈んでいき、やがてはそこで淀み朽ちる。
 けれど地底に潜む自分たちの姿をそこに重ねるのは、陰気な妖怪のすることだ。
 住めば都の極楽浄土。いや、ここは元地獄だが、ともかく勇儀たちにしてみれば、この仄暗く湿った地底も楽園だ。――とはいえ。
 賑やかな旧都の中心を外れ、明るさの消える方へと足を進める。街並みは急速に寂れていき、やがて冷たい風だけがごうごうと吹き荒れる岩肌の道へと続いていく。
 この先は、地上へと通じる縦穴。
 地底が封じられた今、誰も通ることのない道。
 そこに架かる石橋は、誰が架けたのかも、何のための橋なのかも定かでない。
 一条戻橋。橋の欄干にはそう刻まれている。
 ――そして、彼女は今日は、その欄干にもたれて佇んでいた。
 地底に吹く冷たい風に、その緑の眼を細めて、彼女はひとりきりで、どこかを見つめている。
 その横顔を、橋の手前でしばし勇儀は呆然と見つめていた。
 否――見惚れていた、と言う方が、おそらく正しいのだろう。
 彼女はこちらに気付く様子は無かった。勇儀は息をつくと、その橋に一歩を踏み出した。
 ――さて、何と言葉をかけたものだろうか。
 近付くその背中を見ながら、勇儀は思案する。それから、そんなことで悩んでいる自分を意外に思った。相手にどんな言葉をかけるかで悩むなんて、とんと覚えがない。
 こつ、こつと石橋に響く足音。その音に、彼女の長い耳がぴくりと揺れた。
 勇儀は橋の中程で立ち止まる。風が止む。彼女が振り返る。
 ――翠緑の瞳に、間抜けな表情の自分の姿が映っていた。
「誰? こんなところに」
 第一声は、露骨に剣呑な刺々しい声だった。
「酒なんか飲みながら、どこへ行くの? 妬ましいわね」
 いかにも不機嫌そうに眉を寄せて、彼女はこちらを睨み据える。
 妬ましいとか言われてもね、と勇儀は肩を竦めた。
「いや、ふらりと散歩していただけさ。お前さんこそ、こんなところで何か見えるかい?」
「妬ましい地上の光が見えるわ、遠くにね」
 つい、と勇儀から視線を逸らして、彼女は緑眼を中空へ向けた。地上へと続く長い縦穴が見える。閉ざされた入口から、微かに漏れる光はあまりにも遠すぎる。
「妬ましいわ……」
「何がだい」
「何もかもよ。貴方もね、その太平楽な顔が妬ましいわ」
 ふん、と鼻を鳴らし、彼女はこちらをまた強く睨んだ。
「悪かったね、太平楽で」
 勇儀はどかりとその場に腰を下ろした。どうせ、他に行くところがあるわけでもない。杯をその場で傾けていると、彼女が眉間に寄せる皺が深くなる。
「何をしているのよ、こんなところで」
「酒盛りさね」
「私の眼につかないところでやってくれない?」
「どこで酒盛りをしようと、私の勝手さ」
 嘯き、勇儀は杯に酒を満たした。奇妙なものでも見るように、彼女は目を細める。
「呑むかい?」
「いらないわ」
「つれないねえ。そんな退屈そうな顔してるぐらいなら、宴会で騒いで笑ってる方がいいさ」
「そういう鬼の太平楽さが妬ましいのよ。……ぱるぱる」
 何か可愛らしい独り言を呟いて、彼女は口を尖らせる。
 ヤマメの言うこともあまりアテにならんね、と勇儀は心の中だけで呟いた。
 気分が悪くなるどころか――何だ、ごく普通に可愛い子じゃあないか。
 勇儀は立ち上がると、彼女の隣で欄干に腕をかける。
 彼女はまた睨むようにこちらを見つめたが、こちらを排除しようとする様子は無さそうだった。まあ、力比べで鬼に勝てる妖怪などまず居ないが。
「何なのよ、さっきから」
「さてね」
 苛立った声をあげて横目に睨む彼女に、にっと笑いかけてみる。
「妬ましいわ」
「さっきからそればっかりじゃないか」
「貴方こそ、呑んでばかりじゃない。日がな一日呑み暮らして、妬ましいわ」
「鬼だからね」
 ふん、と彼女はまた視線を逸らした。やれやれ、と勇儀は肩を竦める。
 妬ましいわ、ともう一度呟いて、彼女はそれからくるりと勇儀に背を向ける。
「おや、どこ行くんだい?」
「貴方の居ないところよ」
「参ったね、これは。それじゃあ、退散するかい」
 杯を干して、勇儀はそれを指の上で回した。散々邪険な言葉をかけられたけれど、不思議と気分は悪くない。いや――むしろ、浮かれてすらいた。
 どうしてこんなに気分がいいのかは、勇儀自身にもよく解らなかったけれども。
「お前さん、名前は?」
 去り際、ふとそのことを聞いていなかったのを思い出し、勇儀は振り返った。
「……何よ」
「名前だよ。名無しの権兵衛じゃあるまい?」
「……答える義理なんて無いわ」
 視線を逸らしたまま、口を尖らせて彼女は答える。
「私は勇儀。星熊勇儀」
「言われても教えないわ」
「じゃあ、勝手に呼ぶかね。――そうさね、ぱるちーと呼ぼう」
「何よそれっ」
 ばっと彼女が振り返った。顔を赤くしてこちらを睨む彼女に、勇儀は呵々と笑う。
「いや、何かさっき『ぱるぱる』とか可愛い呟きが聞こえたからね」
「――――ッ」
 彼女の顔がますます真っ赤になる。そんな反応に、勇儀は笑みがこぼれるのを堪えられない。
 全く、なんだい。本当に――可愛い子じゃないか。
「それじゃあ、また暇があればお邪魔するよ、ぱるちー」
「ぱるちー言うな! もう二度と来るな飲んだくれ鬼ッ!!」
 悲鳴のような彼女の声を背中に聞いて、勇儀は足取りも軽く旧都への道を急ぐ。
 どうしてこんなに気持ちが軽いのか、自分でもよく解らないままだったけれど。



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| 浅木原忍 | 23:51 | comments(2) | trackbacks(0) |
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Comment
ぱるちーw ナイスニックネームだwww とても本名知らんとは思えないっすね( ̄▽ ̄)
Posted by: 蔵 |at: 2009/06/14 4:00 AM
ぱるちーがツボったw
しっかしそれにしても二人の仲が妬ましい・・・ぱるぱる
Posted by: ナナシモドキ |at: 2009/06/15 10:03 PM








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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
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【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
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【星ナズ】
 貴方のための探し物
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 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
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 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
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 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
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 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
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 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
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 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
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 「完全なアナタと不完全なワタシ」
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【第六戦隊】
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魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
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 それは絆という名の――
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魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
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 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
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 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
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 届け、あなたがくれた空に。
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らき☆すた

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 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
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 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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