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東方野球in熱スタ2007異聞「野球の国、向日葵の妖精」(3)
 その3。ゆうかりんの登場遅いよ!












      ◇


 8月8日、水曜日。
「あれ、監督は?」
 試合前のベンチ。アリス監督の姿が見当たらなかった。いつもならもう居る時間なんだけど。
「何だか電話してるみたいだったよ」
「また霊夢がいないのかー?」
「霊夢ならブルペンでお茶飲んでたわ〜♪」
 球場の電話は博麗神社や紅魔館、白玉楼や永遠亭と繋がっているらしい。言われて見回してみれば、幽々子さんと妖夢さん、それに輝夜さんの姿も見当たらない。
 ……輝夜さんが居ない?
「参ったわね……」
 と、噂をすれば何とやら。監督が眉を寄せながら姿を現した。
「どうかしたんですか?」
「ああ、大妖精。ちょうどよかったわ」
 アリス監督はそう言って、小さく肩を竦める。
「輝夜がね、風邪で欠場するそうなの」
「……え?」
 きょとん、と私は目を見開く。輝夜さんが欠場? ということは――。
「今日のスタメン捕手、お願いできるかしら」
「え、あ、え……はっ、はい!」
 反射的にそう答えると、アリス監督はほっとしたような表情になった。
「ごめんなさいね。出来るだけサポートはするから」
「は、はい……」
 よろしくね、と肩を叩いて、アリス監督はブルペンの方に向かう。
 私はその背中を見送って、思わず胸に手を当てた。……スタメン捕手。私が?
「ファイト、大ちゃん」
「スタメンおめでとうなのだー」
「やればできるは〜魔法の合言葉〜♪」
 うん、みんながそう言ってくれるのは嬉しいんだけど。……だけど。
 今日は水曜日である。昨日の先発は永琳さんだ。そして、ローテーション通りなら――。
「あら、今日の捕手は貴女?」
 その声に、思わず私は身を竦めた。振り返れば、太陽のような笑顔がそこにある。
 ――ただしその人は、その笑顔のまま、相手打者の胸元に剛速球を投げ込むのだが。
 そう、水曜日の先発は風見幽香さんなのである。
「ゆ、幽香さん……あ、あの」
 思わず私は一歩後じさってしまう。
 幽香さんのことはよく知らないのだ。練習にもほとんど顔を出さないし、太陽の畑の方はあまり縁がない。仲間内で幽香さんと親しいのはリグルさんだけど、いわく「いや、いい人だよ、怒ると怖いけど」。……正直、怒ってない方が怖いと思う。あのケンカ投法を見てる限りだと。
「よろしくね」
 肩を叩かれる。アリス監督とほとんど同じ動作なのに、身体がすっと冷えた気がした。
 ――ど、どうしよう……。
 いや、怖がってちゃだめだ。私は首を横に振る。輝夜さんの欠場。こういうときのために私がいるのだから、がんばらないといけないのだ。――うん。
 ……頑張って、と、ルナサさんが頭を撫でてくれたら、きっともっと勇気が出せるのに。
 ふとそんなことを考えている自分に気付いて、私はひとりで赤面した。

 ともかく、試合は始まる。ホームゲームなのでタートルズは後攻。私はマスクを被ってキャッチャーボックスに向かった。電光掲示板のスコアボードに数字はない。見慣れない光景。
「あ、あの、幽香さん……」
「なに?」
 マウンドの幽香さんに駆け寄る。幽香さんは相変わらず笑顔だ。……やっぱりちょっと怖い。
「配球とか、その」
「考えなくていいわよ。不慣れでしょ」
 言いかけた言葉は、あっさりそう遮られた。
 ほへ、と目を見開いた私に、幽香さんは眩しすぎる笑顔で言い放った。
「全部内角に構えててくれればいいわ」
 ――これである。
「は、はい、解りました……」
 言い返せるはずもなく、私はすごすごとキャッチャーボックスに戻った。
 大丈夫なのだろうか、本当に。でも幽香さんの持ち味は徹底的な内角攻めなわけだし……。
 そう考えているうちに、相手の一番打者、仁志が打席に入る。プレイボール。私は息を吐き出すと、言われた通りミットを内角に寄せた。幽香さんは満足げに頷いて直球のサイン。第一球が放たれる。――打者がのけぞるようなビーンボール。仁志が幽香さんを睨みつけるけれど、幽香さんは平然と笑った。……本当に大丈夫だろうか、この試合。

 私の懸念をよそに、3回まで試合はわりと平穏と進んだ。
 威嚇のようなビーンボールは最初の一球だけ。幽香さんの内角一辺倒の投球に、横浜打線は詰まった当たりを繰り返し、3回まで幽香さんはパーフェクトピッチング。打線の方は2回、横浜の先発寺原から先頭の藍さんが二塁打を放つと、一死3塁から鈴仙さんのセンター前テキサスヒットで先制した。
 ――そうして、1−0で迎えた4回の表。
 先頭の仁志が、やや内寄りに入った直球を綺麗な流し打ちでとらえて初安打。続く石井琢朗にも幽香さんはお構いなしに内角に投げるが、ツースリーからの6球目、ハーフスイングがボールの判定でフォアボール。石井は淡々と一塁に向かう。それを見るでもなくロージンに手をやった幽香さんの視線に、私は小さく呻いた。――その顔から笑みが消えている。
 まずい、と思った。前にもこんなシーンをブルペンから見た記憶がある。微妙な判定のフォアボール、味方のフィルダースチョイス。取れたはずのアウトを取り損ねて苛立った幽香さんを、輝夜さんがなだめに行く場面。――私も行かなきゃ、
 だけど、こちらを睨むように見据えた幽香さんの視線に、立ち上がりかけた足が止まってしまう。そうしているうちに、金城が打席に入り、幽香さんからサインが出た。私の返事も待たず、幽香さんはモーションに入る。ああ、ダメ、投げ急いでる――。
 初球。金城のバットが振られ、打球は叩きつけるようにその場で高く弾んだ。ファール? いや、球審の宣告はない、フェアだ。私は慌ててボールに飛びつく。キャッチャーゴロ、目の前に二塁へ向かう石井琢朗。私も焦っていた。二塁へ投げる。鈴仙さんのグラブにボールが収まるが、それよりも石井が滑り込む方が早かった。金城も一塁へ駆け込む。鈴仙さんは投げられない。――フィルダースチョイス、ノーアウト満塁。
 呆然と埋まった塁を見渡した私は、不意に殺気を感じて身を震わせた。――考えるまでもない、幽香さんだ。マウンドの幽香さんを恐る恐る見やれば――笑っていた。その笑顔に、私はいっそ絶望的な気分にすらなる。
 ――笑うという行為は本来攻撃的なものであり、獣が牙を剥く姿が元である。
 どこで聞いたのだったか、そんな言葉を思いだした。
 だめだ、幽香さんが完全にヒートアップしている。なだめなきゃいけない、落ち着かせなければ――だけど、だけど、今のフィルダースチョイスは私で、私のミスで、
 見かねたのか、アリス監督からタイムがかかった。監督がマウンドに向かう。私もマウンドに向かおうとするが、監督に制されてしまった。マウンドで監督と幽香さんが何事か会話。それで幽香さんの剣呑な雰囲気が、少し和らいだ気がした。――さすが、監督だ。
 プレーが再開される。ノーアウト満塁で、4番村田。村田はベースから少し離れ気味に立った。内角の意識が強いなら、ここは外で攻めた方がいいんじゃ――。
 だけど幽香さんのサインは変わらない。内角ストレート。逆らえず、私はその通りに構えた。初球ボール。2球目ツーシーム――バットが一閃。
 レフト線へ高々と打球が舞い上がる。ポール際へ飛んだ打球は、しかしギリギリで切れてファール。そのまま打球は場外へ消えたようだった。あわや逆転満塁場外弾という打球に、スタンドから盛大な安堵のため息がもれる。
 ダメだ、これじゃ次は打たれる。外の変化球でないと――。
 私はサインが出る前に、ミットを外角低めに寄せた。
 幽香さんの顔色が、再び変わった。
 内角のサイン。う、と私は息を飲む。内角直球。打たれる。それは私でも解る。それでも幽香さんはサインを変えない。あくまで内角。――ええい、ままよ!
 私はミットを内角に戻した。幽香さんが振りかぶった。3球目。

 白球は大きな放物線を描いて、文さんの頭上を高々と超え、スコアボードを直撃した。

 スコアボードに4の数字が刻まれる。塁上から走者が消える。ホームインする村田と、それを出迎える3人を、私は呆然と見送る。ベンチを振り返れば、アリス監督は表情を変えずにこちらを見つめていた。
 そして、マウンドの幽香さんからは――表情が消えた。
 監督は動かない。5番、鈴木尚典が打席に入る。マウンドの幽香さんは、サインを出さず。
 私が呆然としているうちに、白球はその手から放たれて――。
 ガシャン、とヘルメットが地面に落ち、鈴木はそのまま倒れ込んだ。
 両軍ベンチが色めきたつ。審判が立ち上がる。――頭部死球、危険球退場のコール。
 どうしていいか解らず立ちすくんだ私の傍らで、鈴木が頭を振って立ち上がる。そして、幽香さんを睨みつけた。幽香さんは帽子を取りもせず、それを睨み返す。
 ――ああ、まずい、止めないと、
 咄嗟に私は、鈴木の前に出ようとするが、
 どん、とその手に突き飛ばされて、私はバランスを崩した。
 重力が失われる。球場の照明が眩しい。私は呆けたように夜空の月を見上げて、
 次の瞬間、後頭部に衝撃が走って、私の意識はそのまま闇に落ちた。


      ◇


「気が付いた?」
 目が覚めると、そこは医務室だった。
 私が目をしばたたかせると、永琳さんは私の後頭部に触れる。――痛い。たんこぶができているらしかった。
「どう? 気分が悪かったりしない?」
「あ……え、と、大丈夫……です」
 後頭部は痛いけど、それだけだ。私は小さく首を振る。そう、とひとつ息をついて、永琳さんは何やら手元で書き込みをしていた。
 ――そうだ、試合は。
「あ、あの、」
「試合なら終わったわよ」
 永琳さんは医務室のテレビに視線を向ける。観客の減った球場をバックに、今日のスコアが映し出されていた。2−9。勝利投手…寺原、敗戦投手…幽香。
「幽香と鈴木が退場。藍や妹紅が止めに入って乱闘は回避。美鈴が急遽捕手に入って、ルナサが緊急登板したけど打ち込まれたわ。まあ、捕手不在じゃ仕方ないわね」
「……ルナサ、さん」
 ――私のせいだ。その事実が重くのしかかって、私は俯いた。
 こんなときのために控え捕手を任されたのに、その役目も果たせずに。
「貴女が責任を感じることじゃないわ。元はと言えば輝夜が風邪なんて引くから」
 呆れたように永琳さんは言うが、そういうアクシデントのために私がいるのだ。
 ……また、チームに迷惑をかけてしまった。
「そうそう、ルナサがさっきまで来てたわ」
「え?」
「心配してたみたいだから、後で顔を見せてあげるといいわね」
「……ルナサさんが?」
 永琳さんがふっと微笑む。
「いいわね、人気者で」
「そ、そんな――」
 何だか顔が熱くなって、私は俯いた。……少し、気分が軽くなる。我ながら現金だなぁとは思うけれど。でも、ルナサさんが心配してくれていたというのは、ちょっと嬉しい。
「あ、大ちゃんおきてる!」
「気が付いたのかー」
「朝目が覚めて〜真っ先に思い浮かぶ〜君のこと〜♪」
 と、そこへがやがやとチルノちゃんたちがやってきた。心配げなチルノちゃんに私は笑って返す。みんなの騒がしさが、今はなんだか心地よかった。
「大ちゃん、これ」
 4人の一番後ろにいたリグルさんが、私に何かを差し出す。小さな花束だった。白とピンクの可愛らしい花。リグルさんのお見舞いかと思ったけど、違うらしい。
「幽香さんが、大ちゃんにって」
「――幽香さんが?」
 意外だった。あんなに怒っていたのに、お見舞いの花なんて――。
「……怒ってた?」
「いや、そうでもなかったけど……」
 リグルさんは首を傾げる。私は花束を見下ろした。何という花だろう。
「オシロイバナね」
 私の疑問を見透かしたように、永琳さんが呟いた。
「花言葉は――あなたを思う、だったかしら」
 それはつまり、心配している、という意味なのだろうか。
 ――でも、なんだか幽香さんにしては、曖昧な言葉のような気がした。

 いつまでも寝ているような怪我でもないので、そのままチルノちゃんたちと一緒に帰ることにした。永琳さんも、風邪を引いた輝夜さんが心配なのか、早く医務室を閉めたがっているように見えた。
「それじゃあ、今日はすみませんでした」
「怪我人を診るのがこっちの仕事よ」
 ぺこりと頭を下げた私に、永琳さんは苦笑する。
 医務室のドアを閉める。窓から見える外はすっかり深夜の色。時間は十時を回っていた。
「ああ、大妖精。大丈夫?」
 と、そこに監督の声。振り返れば、傍らに阿求さんもいた。阿求さんはチルノちゃんの姿に露骨に嫌そうな顔をして、それを察したリグルさんが「先に行ってるね」とチルノちゃんを連れていく。ルーミアさんとミスティアさんもそれについていって、残ったのは私ひとりだ。
「はい……今日は、あの、すみません……」
「気にしないで。貴女の責任じゃないわ」
 監督は微笑して、私の頭を撫でてくれる。……たんこぶがちょっと痛かった。
「あの、幽香さんは……」
「もう帰ったわ。だいぶカッカしてたけど、帰るときには落ち着いてたから」
「あ……そうですか」
 お花のお礼と、今日のことを謝りに行かなきゃと思ったのだけど、帰ってしまったのでは仕方ない。幽香さんは練習には来ないから、明日太陽の畑に行ってみようか――。
「あら、その花は?」
 と、監督が私の手にしていたオシロイバナに目を向ける。
「あ、これ、幽香さんから……」
「……ふうん、オシロイバナをねえ」
 私の言葉に、阿求さんが小さく鼻を鳴らした。
「阿求さん?」
「あんた、オシロイバナの花言葉知ってる?」
「え、えと……あなたを思う、って、永琳さんが」
「マイナーな方の花言葉じゃない、それ。普通、オシロイバナの花言葉は別よ」
「え?」
 きょとんと目を見開く私に、阿求さんはひとつ肩を竦めて。

「――臆病」

「…………っ」
 息を飲む。アリス監督が眉を寄せて阿求さんを振り返るけど、阿求さんはただやれやれと肩を竦めるだけだ。
 ――臆病。……ああ、確かにそれは、今日の私に相応しい花だ。
 だとすれば、この花は、幽香さんがまだ怒っていることの証明なのか。
 それとも――あるいは。
「大妖精、」
「……大丈夫です。今日の私は、そう言われても仕方ないですから」
 監督に小さく首を振って、私は顔を上げた。
 私の表情に、監督は少し驚いたように目を見開き、阿求さんも鼻を鳴らす。
 ――与えられた仕事をこなせなかった。その理由は怯えだ。私は最初から怖がっていた。
 ああ、だからといって、落ち込んで泣いているだけじゃ、今までと何も変わらないのだ。
 ぎゅっと手を握る。いつか私に笑顔を向けてくれた、ファンの子の顔を思い出す。
 取り返していけばいい、と妹紅さんは言った。
 ――球場で、みんなが歓声を送ってくれた。
「あの、監督。お願いがあります」
 そうだ。――負けるもんか。臆病な自分から、逃げちゃだめだ。

「来週の水曜――私を、スタメン捕手で、出してください」



その4へ
| 浅木原忍 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
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 「旧地獄街道の一人焼肉」
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 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
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<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
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<番外編>
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【その他(そそわ無印・こんぺ)】
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東方野球in熱スタ2007異聞
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 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
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