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東方野球in熱スタ2007異聞「野球の国、向日葵の妖精」(1)
 永らく書く書くと言い続けてきた大妖精・奮闘編第2弾、ようやく形になりました。
 大ちゃん捕手挑戦編、全4回にてお送りします。













 そもそも、捕手をやることになった理由は至極単純だった。
「レギュラー組以外では一番捕球が上手いから」。きっかけはそれだけ。
 何しろ、登録44人のうち捕手専属は3人だけ。そのうちひとりは実質打撃専門なので、まずブルペン捕手からして足りていないのである。だから控え組から何人か、いざというときの保険も込めて捕手も出来るようにしておいてほしい――というわけで、お鉢が回って来たのが私や強肩のチルノちゃん、それに出場機会を増やしたがっていた美鈴さんだったわけで。
 とはいえ、私の本職は外野、たまに内野の守備固め。
 輝夜さんやレティさんがいる以上、捕手として試合に出ることは無いだろう。
 ――そう思っていたのだけれど。


     ◇


「控え捕手……ですか?」
 8月3日、巨人との試合後。お願いがあるの、と呼び出してきたアリス監督から告げられたのは、そんな言葉だった。
「ええ、レティを抹消してしばらく休ませないといけないから。その間の控え捕手を、大妖精、あなたにお願いしたいの。頼まれてくれる?」
 そうか、そうだよね、と納得する。今日の試合中、スタメンマスクを被っていたレティさんが熱中症で倒れるアクシデントがあった。その場は輝夜さんに交替して事なきを得たけれど、元々レティさんは冬の妖怪だ。チルノちゃんと一緒で、真夏の今の時期、調子が悪いのは至極当たり前の話。体調が戻るまで休ませるという判断は当然のことだと思う。
 それはいいんだけど。
「ええと……わ、私でいいんですか? 確かに、ブルペン捕手はやってますけど……」
 おろおろと答えつつ、じゃあ他に誰がいるだろう、と考えてみる。藍さん……は紫さん専属だし。チルノちゃん……は、この間抹消されたばかり。美鈴さん……は二塁手でのスタメンが多いから外せない。萃香さんは自分でマスク被る気は無いみたいなこと言ってるし。
「萃香がもう少し守れれば苦労しないんだけどね……。まあ、基本は輝夜に任せるから、そんなに心配しなくても大丈夫よ」
 溜息混じりに監督は言う。自分でも納得せざるを得なかった。この状況では確かに、控え捕手が出来そうなのは私しかいない。
「……解りました。輝夜さんやレティさんみたいにはできないと思いますけど、頑張ります」
「ありがとう」
 ほっとしたように笑って、監督は肩を叩いてくる。私は小さく苦笑して返した。

「あら、大妖精じゃない」
「霊夢さん。……レティさんは?」
「寝てるわよ、そりゃもうぐっすりと」
 永琳さんの医務室。レティさんが寝ているベッドの傍らには、今日先発した霊夢さんがついていた。少し前から、レティさんは博麗神社に居候している。バッテリーを組む霊夢さんと仲良しになるため、みたいなことを言っていたけれど、どうやら上手くいっているみたい。
「あ、じゃあまた出直します。……これから博麗神社に?」
「まあ、たぶんそうなるわね。ウチでゆっくり寝かせておくわよ」
 苦笑しつつ霊夢さんは言う。その傍ら、レティさんの髪を自然に撫でる手つきは優しくて、なんだかその自然さがちょっと羨ましかった。
 ――アドバイスでも聞けたらなぁ、と思ったけれど、まあそれは明日でも間に合うよね。
 はふ、とひとつ息をつく。とにかく、引き受けたからにはしっかりやらないといけない。だけど、本当に出来るのかなぁ……。今更のように不安になってくる。
 実戦での捕手経験は、オープン戦で1イニングだけ。そのときの投手はルナサさんだったのだけれど、正直いっぱいいっぱいだった記憶しかない。打者への配球、走者が出ればその警戒。試合全体を見通して、相手の得意不得意を把握して、投手の調子を見極めて――やるべきことが多すぎて、半ばパニックになってしまった。結局そのときは、配球をほとんどルナサさんが決めてくれたからどうにかなったのだけれど……。
 レティさんや輝夜さんは凄いなぁ、と改めて思う。あんなのを毎日九イニングやっているのだ。輝夜さんなんか打てない時は観客席からよく『働けニート!』なんて野次が飛んでるけれど、捕手をやっている、というだけで充分働いていると思う。うん。
「えーりん、帰りましょ」
 と、噂……じゃないけど何とやら。医務室に現れたのはその輝夜さんだった。
「輝夜。まだ寝てる患者がいるからもう少し待ってあげて」
「あ、そうね。りょーかい」
 ベッドの方を見やって輝夜さんは頷く。と、そこで私と目が合った。
「あら、大妖精じゃない」
「あ、ど、どうも……」
 思わずぺこりと一礼。なんだかんだ言って月の姫様である。面と向かうと少々萎縮してしまう自分がいる。まぁそんなこと言ってたら、このチームは色々と凄い人(?)ばかりだから常に萎縮しっぱなしになってしまうのだけども……。
「聞いたわよ、控え捕手よろしくね」
「あ、は、はい。ええと……がんばります」
 どもってしまう私に、何やら輝夜さんは試すような視線を向けた。何だか心の奥底まで見抜かれているような居心地の悪さを感じて、私は少したじろぐ。
「んじゃまあ、正捕手からひとつだけアドバイスしておきましょうか」
 ぴっと指を一本立てて、どこか楽しげに輝夜さんは笑った。
「捕手はマイペースたれ。これね」
「……はぁ」
 きょとん、と首を傾げた私に、輝夜さんはそれ以上何を言うでもなく、永琳さんににじり寄って何やら相談をし始めた。……また息をついて、私は一礼すると医務室を辞去する。
 マイペースたれ。……確かに輝夜さんはいつもマイペースだと思うけど。
 試合に出ることがあれば、その言葉の意味も解るのだろうか。
「……とりあえず、色々とデータ、貰っておかないと」
 付け焼き刃にしても、特に相手のデータは頭に入れておかなければいけない。あんまり記憶力とかには自信が無いけれど……。そのへんの話は阿求さんか文さんだろう。……阿求さんかぁ。うう、ちょっと怖い。けれど文さんはまだ忙しいだろうし……。
 いや、ダメだ、怖がってちゃ。監督は私に控え捕手を任せてくれたんだから、頑張らないと。
 ぎゅっと両手を握りしめて、私は駆けだした。

 ――だというのに。
「あ? なんだって?」
 思いっきり剣呑な口調で阿求さんに聞き返されて、私は思わず後じさった。
「あの、だから、その……控え捕手、やることになったので」
「それは聞いた」
「だから、相手のデータとか、頭に入れておかないと、って……」
 阿求さんの目つきがますます険しくなる。お、怒ってる? なんで?
「……言っておくけどね、大妖精」
「は、はひ!?」
「誰もあんたにそんなこと期待しちゃいないから。捕手なめんな」
「あ……」
 強くそう言い捨てるようにして、阿求さんは背を向けて行ってしまう。
 私は呆然と、その背中を見送ることしかできない。
 ――阿求さんが、私たち妖精を嫌ってることぐらいは知っている。物覚えの悪い私たちに、ルールやら何やらを教え込むのが阿求さんのコーチとしての主な仕事なわけで、チルノちゃんや三月精たちにあのドスの効いた声で怒鳴っているのも見慣れた光景なのだけども。
 うう、だからってなんでこんな……。
「ん、大妖精。どうしたの?」
「あ……ルナサさん」
 不意に声をかけられて振り向けば、ルナサさんがいた。後ろにはリリカさんとメルランさんもいる。3人で帰るところなのだろう。
「あ、いえ……なんでもないです」
「そう? それならいいけど……レティみたいに無理はしないようにね」
 ぽんとルナサさんの手が頭に乗せられて、あう、と私は小さく呻いた。ちょっと恥ずかしい。
「姉さーん、大ちゃんお持ち帰りしちゃだめだよ?」
「チルノあたりが怒るわね〜。め〜るぽっ」
 後ろから、冷やかすようなふたりの声。
「なっ、何を急に――」
「え、だって大ちゃん、姉さんのお気に入りじゃん」
「ブルペンでもいつもご指名だもんね〜」
「いや、それとこれとは――」
 何だか慌てたようにルナサさんは言い返す。
 確かに、ブルペンではルナサさんの球を受けるのはいつも私の役目だけど……。
「ルナサさん?」
「ああ、いや、別にそういうわけじゃなくてね?」
 よくわからない弁解を始めるルナサさんに、私は首を傾げる。
「……どういうわけですか?」
「い、いや、だから……ああもうっ、なんでもないなんでもないっ」
 わたわたと、なんだか赤くなってルナサさんは首を横に振った。
 普段のルナサさんとは全然違うそんな様子に、私は思わず笑みを漏らす。ルナサさんって、慧音さんや妹紅さんみたいに「頼れる格好いいお姉さん」みたいなイメージだったんだけど。
「ルナサさん、何だか可愛いです」
「なっ、だ、大――ああ、うう」
 真っ赤になってルナサさんは呻いた。ルナサさんでも慌てて取り乱すことがあるんだ。そのギャップがなんだかとても可愛く思えた。……って、ちょっと失礼だったかも。
「はいはいそこー、公衆の面前でいちゃつかないー」
「霊夢とレティじゃないんだから〜」
 と、後ろからさらにかけられる冷やかしの声。そこで私ははたと気付く。
 ――あれ、そういえばルナサさんはなんで取り乱してたんだっけ?
 それは、ええと、私のことがお気に入りだとかリリカさんに言われて――。
 ……え? あれ? …………え?
 思考がようやく状況に追いつく。……え、それってつまり、ルナサさんが――。
 ふと、眠るレティさんの髪を撫でている霊夢さんの、優しげな笑みを思い出した。
 それから、さっき頭に乗せられた、ルナサさんの手を思い出して。
 ――ぼんっ、と顔が爆発したように赤くなった。
「だから違うって! もう、ふたりとも、帰るよ。大妖精、またね」
「あ、え、えと……は、はい」
 無理矢理話を打ち切るようにして、ルナサさんは踵を返す。私は顔が熱いのを抑えられないまま、生返事をするしかできない。
「ん、じゃーねー、大ちゃん」
「また明日〜」
 リリカさんとメルランさんも、ルナサさんを脇でつっつきながら歩きだす。それを見送って、私は自分でも何が何だか解らないままに息を吐き出した。
 確かに、ルナサさんはいつも、ブルペンで私を指名してくる。気圧が安定するとか何とか。
 それはつまり、私の方が投げやすい、っていうだけなんだと思うけど……。
 ……でも、霊夢さんとレティさんも、それを言ったら同じなわけで。
 ルナサさんに撫でられた頭のてっぺんが、なんだかひどくくすぐったい。
 ……どうしてこんなに、顔が熱いんだろう。
 胸元に手を当ててみる。……心臓がすごくドキドキしていた。
 なんだか身体がふわふわする、不思議な気持ち。
 ――つい先ほど阿求さんに怒られたのも忘れて、私はしばらく、その感覚に浸っていた。


     ◇


 次の日。
 博麗神社に、チルノちゃんたちと5人でレティさんをお見舞いに行った。
 レティさんは思ったより元気そうだったけど、やっぱり少しやつれて見えた。ご飯は食べさせてもらってるみたいだけど、この夏場に動き回ること自体、冬妖怪のレティさんには辛かったんだと思う。チルノちゃんも昼間はぐったりしてるし。
 それでも、試合中に倒れるまで頑張ったのは――やっぱり、霊夢さんのためなんだろう。
 霊夢さんに追い出されたあと、氷を作りに行ったチルノちゃんを待つ、と言って私は神社に残った。……実際は、レティさんと話をしたかったのだ。
 昨日、阿求さんに言われたことについて――。
「ん、大妖精、まだいたの?」
 と、襖を閉めて霊夢さんが姿を現した。
「あ……はい。……あの、ちょっと」
「レティなら寝たわよ。話ならまた今度にして」
 すげなく言って、霊夢さんは歩き去ろうとする。「あ、あの!」と私は思わず声をあげた。
「何よ?」
 振り向いた霊夢さんの視線に、私は少したじろぐ。
 だけど、だめだ、怖がってちゃ。首を振って、私はもう一歩詰め寄った。
「わ、私って……信用、されて、ないんでしょうか……?」
「え?」
 霊夢さんは眉を寄せて、腰に手を当てると「お茶でも淹れるわ」と息をついた。

 で、別の部屋に場所を移し。
「なるほどね。阿求が妖精嫌いなの知ってるでしょうに、気にすることないと思うけど?」
 お茶を啜りながら、霊夢さんはそう言うのだけれども。
「でも、何も教えてもらえなくて……」
 ふむ、とお煎餅を囓って、霊夢さんは鼻を鳴らす。
 結局、阿求さんからデータはもらえず、射命丸さんも忙しそうで声をかけられなかった。今日も夜には試合があるのに、私の相手の知識は試合で見てなんとなく覚えたことぐらいしか無いまま。こんなので控え捕手が本当に務まるのだろうか――。
「ま、別に阿求もあんたのことは、そこまで嫌ってないはずなんだけどねえ」
「え、そうなん、ですか?」
 私は目をぱちくりさせる。そもそも野手の私は、あんまり阿求さんに相手にはされてないんだけど……。
「あんたが居なきゃブルペンが機能しないじゃない。他の妖精どもと違って、あんたは真面目だしね。ま、実際のとこはどうだか知らないけど」
「…………あう」
 反応に困って、私はお茶を啜った。熱かった。舌が痛い。うう……。
「要は、付け焼き刃でどうにかなるもんじゃないって話じゃないの?」
「え?」
「だから、阿求の件よ。相手のデータもらいに行ったんでしょ?」
 頷く。霊夢さんは二杯目のお茶を注ぎながら言葉を続けた。
「データって一口に言ったって、いろいろあるでしょ。コースの得意不得意とか、苦手な球種とか、打球傾向とか。そんなの、一夜漬けで覚えたって、いざ実戦で使える?」
「う……」
 た、確かにそんなに、記憶力に自信があるとは、言えないけど。
「捕手なめんな、ってのはそういうことでしょ。あんたの本職は外野なんだから。控え捕手って言ったって、急にレティや輝夜と同じことやれなんて、誰も言わないわよ」
「で、でも……」
 声をあげた私に、霊夢さんは目を細める。
「レティと似てるわね、あんたも」
「え?」
「自分の限界考えないで、無茶して自滅するタイプ」
 ぐっと言葉に詰まった。霊夢さんは立ち上がる。
「倒れる前に休みなさいって話よ。誰もあんたにホームラン打てなんて言わないんだから。自分で無理なこと自分に課す前に、自分の出来ることやりなさい。……そういうことじゃない?」
「私の、出来ること……」
「それが何かなんて私に聞かないでよ?」
 私は黙って、ようやく冷めてきたお茶をもう一度啜った。舌はひりひりした。
「……ありがとうございます、霊夢さん」
「お礼を言われるようなことじゃないわよ」
 どこか呆れたように苦笑する霊夢さんの顔は、だけど優しかった。
 ――ああ、こんな風に笑える人なんだな、と、少し意外に思って。レティさんが霊夢さんと仲良くなりたいと言った理由が、なんとなく解った気がした。
「霊夢さん」
「うん?」
「レティさんのこと、幸せにしてあげてくださいね」
 霊夢さんは、飲みかけていたお茶を盛大に吹き出した。

 神社を辞して、チルノちゃんと一緒に球場に向かった。
 試合開始まではまだ随分時間があるのに、もう並んでいる人たちがいるのも、そんなに珍しい光景じゃなくなっている。今日は魔理沙さんの先発だし、大入りになるんだろう。
「あ〜づ〜い〜」
「チルノちゃん、またロッカールーム凍らせちゃだめだよ?」
「わかってるわよぅ」
 なんだかんだで、チルノちゃんも暑さでへばり気味だ。氷作りに行ってくる、と着替えもせずに飛んでいってしまう。それを見送って、私はひとりロッカールームに向かう。と。
「大妖精。早いね」
「あ……ルナサさん、こんにちは」
 ばったり、入口のところでルナサさんと出くわした。リリカさんとメルランさんの姿はない。いつも3人揃ってるイメージなので、珍しいなあ、と思った。
「ルナサさんひとりって、珍しいですね」
「メルランは応援団の手伝いに行ってるんだ。リリカは何か用があるとか。……大妖精の方こそ、ひとりなんて珍しくない?」
「えと、私もちょっと用事で……」
 ドアを開ける。まださすがに早いせいか、ロッカールームに人気は無かった。先にこっちに来ているはずの3人は、もうグラウンドの方だろう。
「早く来すぎたかな」
「ミスティアさんとか、もう来てるはずですけど」
「まあ、練習してればいいかな。キャッチボール、相手してくれる?」
「あ、はいっ」
 着替えながら、ルナサさんとそんな言葉を交わす。
 ブルペン以外でこうしてふたりきりで話すのなんて初めてだから、なんだか新鮮だった。
 ――ふたりきり?
「大妖精?」
「あ、い、いえ、なんでも……」
 着ようとしたユニフォームを落としてしまって、慌てて拾う。
 こちらを覗きこんだルナサさんに背を向けて、私はぎゅっとユニフォームを握りしめた。
 ……なんで急に、心臓がドキドキし始めるんだろう。
 自分の身体が、自分のものでなくなったみたいで。
 だけど……それがすごく、心地よいのだ。

 ふたりでロッカールームを出たら、先に来ていた3人と出くわした。
「あれ、大ちゃん、ルナサと一緒?」
「仲良しなのかー?」
「好きとか嫌いとか〜最初に言い出したのは〜誰なのかしら〜♪」
 そんな調子で囲まれて、しどろもどろになってしまったのは、余談である。

 ちなみに、試合は魔理沙さんが7回3失点も、木佐貫に好投されて1−4で敗戦だった。



その2へ
| 浅木原忍 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

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長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
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【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
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【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
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【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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