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にと×ひな! Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」(1)
 最終話その1。割とノリノリ。













 それでも、好きという気持ちを止められなんてしなかった。


      ◇


 天狗の里を出た途端、霧は大雨に変わった。
「あやややや、これはまたタイミングの悪い」
 大粒の雫をこぼす天を見上げて、文は呟く。
 椛もあまり濡れるのは好きではない。が、今はそうも言ってはいられなかった。
「文様は里に戻って雨宿りしてていいッス。自分が行ってくるッスから」
「何を言ってるのよ。ほら、丁度いいもの持ってるじゃない」
 一応椛としては気を遣ったつもりなのだが(無論文がいると話がややこしくなるとか、あんまり近くに居られると色々と精神衛生上よろしくないとか、そういう事情はあるにせよ)、文の方は全く頓着しない様子で、椛の左手を指し示した。
 そこに持っているのは、哨戒天狗の標準装備であるところの盾である。
「これは盾ッス! 傘じゃないッス!」
「傘の代わりになりそうなものなんてそれしかないじゃない。ほら、もう少しくっつけばふたりで入れるでしょ」
 と、椛の左手を持ち上げて、文はぐっと身体を寄せてきた。
 ふわりとした匂いが鼻腔をくすぐり、胸元の柔らかさが二の腕のあたりに押しつけられる。
 あわわわわ、と真っ赤になる顔を逸らす椛の傍らで、「あやや、やっぱり少し小さいわね」と文は少し不満げに呟いていた。
「ま、ともかく。行くわよ椛」
「行くって、このままッスか!?」
「別に、その盾貸してくれるならそれでもいいけど」
 どうしろというのだ。椛は口をぱくぱくさせる。と――
「ん? あやや、どうかした?」
 雨の中、一羽の鴉が黒い羽根を散らして、文の腕に止まった。文がときたま、取材のときに引き連れている鴉だ。名前があるのかどうかは椛はよく知らない。
「山の方に侵入者? それなら椛の管轄でしょ」
 鴉が一声啼き、どこからか伝言を文に伝える。その伝言に、文は訝しげに椛を見やった。
「え、侵入者ッスか? そんな連絡は――」
 答えかけた刹那、甲高い音が椛の耳に届いた。白狼天狗の間で用いられる警笛の音だ。長音2回、短音1回は『侵入者アリ』の合図。続く侵入区域の知らせは――よりにもよって、椛の担当区域であるこの近辺ではないか。
「ちょ、自分の担当ッスか!? うあ、どうしよ――」
 椛は呻く。哨戒天狗たるもの、侵入者アリとなれば駆けつけないわけにはいかない。とはいえ今は河童探しを引き受けたばかり、しかも割と急を要する状況である。
「椛、あんたは河童を探してなさい。私が行くわ。上に話はつけておくから」
「文様?」
 振り返ると、文は鴉を飛び立たせて、椛に向かって楽しげに笑みを浮かべた。
「先に引き受けた仕事は完遂する。ほら、行った行った」
 背中を叩く文に、椛は躊躇するように山の方を見やり――それから、ぺこりと頭を下げた。
「すいません、文様。――お言葉に甘えるッス」
「いいわよ。脱走患者より、侵入者の方が記事のネタとしては美味しいもの」
 やっぱりそういうことか。小さく苦笑を漏らして、椛は宙を蹴った。
 振り返れば、山の方へ飛んでいく文の姿が雨の中に遠ざかっていく。
「にとりさん、これは勝手に貸しにしておくッスからね――」
 呟いて、椛は雨の中を下流へ向かって飛んでいった。


      ◇


 遠目から見たとき、それは闇に見えた。
 世界の中でそこだけ切り取られたような漆黒の闇が、妖怪の山へ向かって飛んでいく。
 いつぞや取材した、宵闇の妖怪のことを文は思い出した。自分の闇で自分も前が見えないくせに、そんなことも気にせず日がな一日ふわふわ飛び回っている、少々頭の弱いあの妖怪。侵入者というのが彼女なら、追い返すのは比較的簡単だ。頭は弱いが妖精と違って物わかりはいい方だし、いざとなっても文が負ける相手ではない。
 しかし、あの程度の妖怪なら他の天狗たちでも追い返せるだろう。わざわざ警笛を鳴らしてまで警戒する相手とも思えないが――。
「……あやややや、これはまた」
 訝しみながら近付いて、そして文はようやく気付いた。それが闇ではないということに。
 それは、障気の塊だった。普段なら目にも見えないだろう障気が、一箇所に固まって、ぐるぐると渦を巻いている。雨の中、異様な禍々しさを放って飛ぶそれは、文も流石に迂闊に近付くのは躊躇われた。
 なるほど、哨戒天狗が警笛を鳴らすはずである。こんなのが山に入って天狗の里に来られたら、何が起こるか解ったものではない。
 ――しかし、こんな障気の塊を操るような妖怪など、このあたりに居ただろうか?
 雨の中、文は傍らからその障気の塊を追い越し、前に出る。そこでようやく、渦巻く障気の中心にある姿がぼんやりと見えた。
 見覚えのある姿だった。真紅のスカート、大きなリボン、翠緑の髪。どこで見たのだったか、と文は記憶をたぐり、障気の中心でくるくると回る姿にぽんと手を打った。いつぞや見かけた、河童といちゃついていた厄神様である。
 あれ、そういえばさっき椛が探そうとしていた河童の名前は、確かにとりといったはずだ。そしてこの厄神様がいちゃついていた河童の名前も、確か――。
「…………誰?」
 ぼそりと、か細い声が雨の中に響いた。それが厄神様の声だと気付き、文は顔を上げる。
「あやややや。侵入者と聞いて飛んでくれば、これはまた随分と厄い。厄神様が、そんな大量の厄を引き連れて、この妖怪の山に何の御用?」
 警戒心を露わに目を細めて、文は厄神様――確か雛という名前だ――を見やる。
「……何も、用なんて無いわ」
 ひどく平板な声で、雛はそう答えた。
「それならお引き取り願いたいところ。そんな厄を山に撒き散らされても困るので」
「撒き散らす気なんて無いわ。……私は、誰も居ないところへ行きたいだけ」
 ふうん? と文は鼻を鳴らす。幻想郷は狭い。どこかに必ず妖精や妖怪や人間や亡霊が棲んでいる。「誰も居ない」場所など、厳密には存在しないだろうに。
「まあ、麓よりは山の頂上の方が住人は少ないけど。というか、今はあの新しく来た神様ぐらいしか住んでないわよね」
「……何でもいいわ。この厄が、誰も傷つけないところなら……どこでも」
 雛の答えに、文は眉を寄せる。
 病院から逃げ出したという河童。その河童と、彼女の恋人が同じ河童なら――ひどく陳腐なストーリーが思い浮かんで、文はやれやれと肩を竦めた。
 そうすると、自分はメロドラマの狂言回しか? 全く、たまったものじゃない。
 そもそも、自分がここで彼女を説得する義理なんてどこにもないのだ。
 まあ、一応確認はしておこう。文はポケットから一枚の写真を取り出す。
「恋人さんが居たと記憶してるけど。そっちはいいのかしら?」
 取り出したのは、雛とその恋人が口吻を交わす写真。雛の顔色が、さっと変わる。
「……あなたには、関係の無い話だわ」
「あやややや、全く仰る通り」
 大仰に肩を竦め、文はひとつ息を吐き出す。
 じわり、と背中に嫌な汗が滲んだ。渦巻く障気は、そうそう長い時間直視していたいものではない。正直、さっさとこの場を離れたかった。こんな障気とまともに相対していたら、こっちの身に何が降りかかるか解ったものではない。
「まあ、侵入者は通すなとは言われているけれど。正直、あなたとやり合いたくはないわね。そんな厄の塊をぶつけられるのは勘弁だわ」
「…………」
 沈黙する雛に、文はにっと笑って、一本指を立てる。
「取引しましょうか」
 文の言葉に、雛は訝しげに目を細めた。
「私は、あなたとやり合って負けたと上に報告します。あなたはこの先へどうぞご自由に進んでください。ただし条件はふたつ。ひとつは、ここから東にある天狗の里に近付かないこと」 文が視線でその方角を指し示すと、雛は黙って小さく頷いた。
「そしてもうひとつは――最近、山の頂上の方に変な神様たちが新しく住み着きましてね」
 山を見上げての文の言葉に、雛は怪訝そうに首を傾げた。
 営業スマイルを浮かべ、文は万年筆を右手にくるくると回す。
「その神様たちの様子を、ちょいと見てきてこちらに教えてもらえませんかね? あ、極秘で」


      ◇


 溺れそうな雨が、途切れることなく降り注いでいた。
「うぁっ」
 濡れた草が足に絡んで、にとりはまた転ぶ。それでもすぐに起きあがり、また走りだした。
 雨が降る。行く手を遮るように、雨粒のカーテンが視界を閉ざす。
 それでも、にとりの足は止まらなかった。
「ひなっ――」
 叫ぶのは、愛おしい人の名前。
 いなくなってしまった、大切な、大好きな、彼女の名前――。
「ひな、ひなぁっ、ひな――」
 目が覚めたとき最初に感じたのは、ひどく身体が軽い、ということだった。
 鉛を詰め込まれたようなだるさは消え、指先や足先の痺れも感じない。試しに動かした右手は自在に動いて、足も何ともなく。――まるで憑き物が落ちたようだった。
 そこまで理解して、それからようやくにとりの意識はその場の光景を認識する。
 寝ていたのは雛のベッド。そこが雛の寝室、いつか一緒に眠った場所。
 だけど、その部屋の主の姿はどこにもなくて。
 テーブルの上に置かれたリュックの傍らで、雛にプレゼントするはずだった機械人形が、まるで主の代わりのように、無言でそこに佇んでいた。
 それを見たときに感じた予感は、結局ただの事実でしかなく。
 土砂降りの雨が降りしきる中で、雛の姿は、家の中のどこにもなかった。
――雛が、居なくなった。どこかへ行ってしまった。
 それはきっと、自分の手の届かない場所へ――。
 思い至ったときには、にとりは雨の中へ飛び出していて。
 そして今も、当てもなくただ走り続けている。
「雛っ、返事して、ねえ、雛ぁ――っ」
 叫ぶたびに、苦い雨粒が口の中に流れ込む。いや、苦いのは転んで切った口の中から溢れる血なのかもしれない。どっちでも関係など無かったが。
 ――雛。どこへ行ったの。どこに行こうとしているの。
 解らない。解らないけれど、今は走るしかなかった。
「うぁぷっ」
 また転ぶ。膝をすりむいた。痛い。だけど、立ち止まってる暇はない。
「雛――」
 目尻に浮かびかけた涙を、ぐっと手の甲で拭った。
 泣くな。泣いたら雛が心配する。雛を見つけて、雛に言うんだ。ちゃんと笑って。
 ――私は大丈夫だって。雛のことが、大好きだって。
 何度でも、何度でも、雛が嫌がったって何度でも言うんだ。
「雛ぁっ――」
 解っている。ここ数日の体調不良の原因も、雛がいなくなった理由も。
 きっとそれは、雛が祓いきれなかった厄のせいだったのだろう。
 ――そして、だから雛は居なくなった。これ以上、自分に厄を寄せてしまわないように。
 ああ、そんなのは全く――冗談じゃない。
 厄神様の近くにいれば、不幸になる? そんな迷信、くそくらえ、だ。
 誰にも否定させなんかしない。雛といた時間の幸福を。雛がくれた温もりを。
 鍵山雛が、河城にとりにくれた沢山の幸福は――雛自身にだって、否定させはしない。
 絶対に。絶対に、だ。
「ひな――ひなぁっ」
 走る。走り続ける。あてなどなくても、それしかできないのだから。
 この幻想郷中の、どこまでだって走って、雛を見つけるんだ。
 見つけて、抱きしめて、大好きだって――伝えるんだ。

「にとりさんッ」
 不意に名前を呼ばれ、にとりは顔を上げる。
 雨の中、白い天狗がこちらに舞い降りてくるのが見えた。椛だ。
「見つけたッス。何やってるんスか、病院抜け出したりして――」
 心配げにこちらに伸ばす椛の手を、にとりは思わず引きずるように掴まえた。
「おわっ!?」
「雛を、見なかった?」
 慌てる椛に構わず、にとりはそれを問いかける。今必要なのは、ただその情報だけだ。
「ちょ、待つッス、いいからともかく、里の医者のところに戻って――」
「うっさい黙れこの犬天狗! 質問に答えろッ!!」
 何やら言いかけた椛の言葉を遮って、にとりは叫んだ。
「い、犬じゃないッス、狼ッス!」
「どっちでもいい! 雛を見たか見てないか、それだけ答えろ返事は!?」
「み、見てないッス」
 その答えだけを確かめて、にとりは椛の腕を振り払って走りだした。雛の居場所を知らないならこれ以上用はない。けれど椛は、慌てたようにこちらについてくる。
「に、にとりさんっ、ちょっと落ち着くッス――」
「うっさい! もういいから放せ――」
「落ち着くッス!」
 ちゃっ、と椛が右手に剣を抜いた。切っ先を眼前に突きつけられ、にとりはたじろぐ。
「何だよ、邪魔する気!?」
「こっちの質問にも答えるッス」
「どいてよ、どけってば――」
「――河童ごときが天狗ナメてんじゃねえぞ、ああ!?」
 ドスの利いた声が響いて、気圧されたようににとりはたたらを踏んだ。
「……あ、いや、失礼。いいから少し落ち着いてくださいッス」
 つい一瞬前の声は、果たして本当に椛のものだったのか。すぐにいつもの調子に戻って、椛は剣を仕舞うとにとりの肩を叩く。ぺたん、とにとりはそのまま座り込んだ。
 椛に促されて木陰に雨宿りし、椛はにとりの前に座ると、ぴっと指を立てる。
「確認したいのはひとつだけッス。……身体は何ともないんスか?」
「あ……う、うん。大丈夫」
「本当ッスか?」
 頷いたにとりの瞳を、椛は値踏みするように覗きこむ。
「ほ、本当だよ、ほら」
 動かなくなっていた右手の指を、椛の前で動かしてみせる。椛はその手と、にとりの顔色を見比べて、やれやれといった調子で息を吐き出した。
「けど、病院抜け出すのはよくないッス。とにかく一度里に戻って――」
「やだ」
「いや、だから――」
「雛を、探す」
 きっぱりと言い切る。椛は疲れたように溜息をついて、首を振った。
「雛さんが、居なくなったんスか?」
「……うん。ホントに、見てない?」
「見てないッス。……あ、でも」
「何!?」
 椛が何か言いかけて、にとりはその襟首に掴みかかった。
「ちょ、放して、苦しいッス」
「あ、ごめん……」
 抗議に手を放すと、ごほん、と椛はひとつ咳払い。
「さっき、山の方に侵入者があったらしいッス。文様がそっちに向かってるッスけど……」
「山の方だね!」
「いや、雛さんだって確証は無いッスよ!?」
 立ち上がったにとりに、慌てて椛が声をかけるが、にとりは首を振った。
「何でもいい、雛かもしれないんだったら追っかける! どこまでだって!」
 そう言い放って、にとりは走りだした。後ろから椛が追いかけてくるが、構いはしない。
 降りしきる雨は弱まりもせず、全身を打ち据える。それでも、足は止まらない。
「雛さんって、厄神様ッスよね!?」
 背後から声。振り返りもせず「そうだよ!」とにとりは雨音に負けないように叫び返した。
「にとりさん、体調不良の原因って、厄神様なんじゃ――」
「だから何さ!?」
 そう、何を今更、そんなことなんて解りきっている。
「私は雛が好きだ! だから雛を探して、雛を掴まえる! どこまで逃げたって絶対に掴まえるんだ! 厄がなんだ、不幸になんかなってやるもんか、バカヤローッ!!」
 後ろから、盛大な椛の溜息が聞こえた。
 馬鹿だろう。愚かだろう。笑うなら笑え。それが恋だ。恋をしたのだ、雛に。
 それを誰にも、不幸だなんて呼ばせはしない。そう、雛にだってだ。

 ――雛。雛。雛!
 ただ、大好きな厄神の笑顔だけを思い浮かべて、にとりは河を遡るように走り続けた。
 妖怪の山、その頂を目指して。



(つづく)
| 浅木原忍 | 11:34 | comments(1) | trackbacks(0) |
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Comment
なにこの熱いにとりw
かっこよすぎるんですけど
Posted by: |at: 2009/02/15 8:49 PM








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現在のお礼SS(1/3更新)
ルナ姉と大ちゃんの日常的風景

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『巫女を抱く 東方ミステリ短編集』(21/03/21 例大祭新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 花映塚編』(17/5/7 例大祭新刊)
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DL頒布中作品

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『レトロスペクティブ酉京都
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同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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