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にと×ひな! Stage5「少女が見た幻想の恋物語」(3)
 第5話その3。そろそろ浅木原の書くものらしくなってきますよ?(ぇ












      ◇


 初めは、小さな指先の痺れだった。

「そういえば、最近にとりの発明品を見てない気がするわ」
 ふと思い出したように雛が口にして、にとりはクッキーを囓りながら顔を上げた。
 昼下がり、雛の家でお菓子をつまみながらのティータイム。その中での何気ない言葉。
「あー……うん、最近はあんまり、インスピレーションがねー」
 頬を掻いて、にとりはクッキーに手を伸ばす。つまみ上げたクッキーが、ぽろりとその指先からこぼれた。苦笑してそれを口に放り込むにとりに、雛はひとつ吐息。
「……私の、せい?」
「な、なんでそうなるのさ!?」
 目を伏せる雛に、にとりは慌てる。
「一緒に居てくれるのは嬉しいけど、それでにとりのやりたいこと、邪魔してるなら……」
「ひな!」
 雛の言葉を遮るように、にとりは強く声を放って。顔を上げた雛の頬に触れる。
 ――その雛の頬の柔らかさは、まだ感じられる。
「気にしすぎだよ、雛。……私は、雛と居られれば幸せだって、いつも言ってるじゃん」
「……うん」
「雛、私が工房に篭もりっきりで、雛のことほったらかしで発明に励んでる方がいい?」
「そんな、こと」
「好きだよ、雛」
 それ以上の言葉を言わせないように、雛の唇を自分のそれで塞ぐ。
 微かに強ばり、それから自分に委ねられる雛の温もり。
 触れあう唇の熱を感じながら――不意ににとりは、泣きたくなった。
 ああ、そうだ。……どうなったって、自分は雛から離れられやしないのだ。
 キスをするたびに、雛を抱きしめるたびに、そんな想いばかりがどんどん強くなって。
「……ごめんなさい、変なこと言って」
「いいよいいよ。――今度、また何か作ったら持ってくるからさ」
「楽しみにしてるわ」
 ほころぶように笑った雛の表情は、ただどこまでも真っ直ぐな幸福に満ちた笑顔。
 その笑顔を向けられるのが自分だということが、誇らしくて、嬉しくて。
 ただそれだけが、今の河城にとりの全てなのだ。

 ――だから、悟られてはいけないのだ。

「それじゃ、今日はそろそろ帰るね」
「あ……うん」
 陽光が暮れなずむ夕刻、立ち上がったにとりに、雛は少しだけ残念そうな顔をした。
 もちろん、にとりだって本当は、泊まっていきたいのだけれど。
 別に、絶対に帰らなければいけない理由があるわけではない。だけど、にとりは里に帰ることを選ぶ。――帰らないのは、少し特別なときだけ。そう決めている。
 それは、ふたりの時間を大切にするための、暗黙の了解で。
 ……内心の欲求を無視すれば、そうしておいて良かったと、にとりは思うのだ。
 ずっとずっと、雛と二十四時間一緒に居たら――いずれ、気付かれてしまうはずだから。
「それじゃあ、またあし――あぶっ!?」
 玄関で靴を履いて、雛に手を振って、――歩き出そうとして、足が滑った。
 ごちん、とドアに盛大に額をぶつけて、にとりは呻く。
「だ、大丈夫?」
「へ、平気へいき〜。じゃ、じゃあ雛、また明日ね!」
 額をさすりながら、照れ隠しのように笑って、にとりは玄関を出る。ドアを閉める間際、笑って手を振る雛の姿が見えて――名残惜しさを断ち切るように、にとりは踵を返した。
 陽が沈んでいく。幻想郷に、夜の帳が下りようとする。
 その中で、川べりを走っていく河童の姿は、薄闇の中に紛れていく。
「わぷっ」
 また、足がもつれた。草むらの上に前のめりに倒れて、にとりは呻いた。
 自分の足を見やる。……動かしてみる。ちゃんと、動く。大丈夫だ。
 指先に、力をこめてみる。――痺れたように反応は鈍いけど、ちゃんと動いている。
 だから、大丈夫。まだ、全然大丈夫なのだ。

 最初は、本当に小さな痺れだった。
 ドライバーを持った右手の指の感覚がおかしくて、うまくネジが締められなかった。
 本当は、作りかけの発明品がある。だけどそれは、小さな部品をうまく組み立てられなくなって、数日ほったらかしのままだ。
 ――技術者の命である指先が、麻痺してきているから。
 確信を持ったのは、雛の家に泊まって――夜中にグラスを割ってしまったとき。
 グラスを落としたのも、うまく掴めなかったからで。破片を拾っている最中、中指に切り傷を作ったのに――自分は、そのことに気付いていなかった。
 雛に指摘されて、初めて血が出ていることに気付いて。
 そのとき、傷口を雛が舐めてくれたのに、その舌の感触も、よく解らなかった。

 次に痺れ始めたのは、足先だった。
 数日前、棚の角に足の小指をぶつけたのに――痛みをほとんど感じなかった。
 それから、歩いたり走ったりするのが、何だか少し難しくなった。
 何も意識することなく出来ていたはずの、両足でバランスを取るという行為が、意識してやらないとうまくいかない。すぐに足がもつれて、転んでしまう。
『にとり、大丈夫?』
 転んだ自分に、雛はいつもそうやって心配げに声をかけてくれる。
 ――自分が転ぶのは、いつものことだから、まだ雛には気付かれていない。
 そう、雛に気付かれるわけにはいかないのだ。

 ――厄神様の近くに居ると、人間も妖怪も不幸になる。
 そんなはずはない。だって自分は今、こんなに幸せだ。
 雛がいる。大好きな雛がいる。それだけで、こんなにも満たされているから。
 雛が自分にくれたのは、不幸じゃない。世界で一番キラキラ輝く幸福なのだ。
 それはにとりにとって、何よりも確かな真実だ。
 だけど、雛は何かと、自分で背負い込みすぎるから。自分のせいだと気にしすぎるから。
 この手足の小さな痺れも、雛のせいなんかじゃないのだから。
 雛のせいで自分が不幸になるなんて、絶対にあり得ないのだから。
 だから、雛に変な心配をかけるわけにはいかないのだ。
 絶対に。

「ただいま」
 誰もいない家に帰りついて、灯りをつける。がらんとした部屋に、吐息が溶けた。
 ……ああ、やっぱり雛のところに泊まってくれば良かったかもしれない。
 ベッドに倒れ込むように突っ伏して、にとりは深く息を吐き出す。
『楽しみにしてるわ』
 ふと、雛の言葉が脳裏に甦って、にとりは作業台に視線を向けた。
 作りかけの新しい発明品は、小さな玩具だ。ボタンを押すと踊る人形。
 ――完成させて持っていったら、雛は喜んでくれるかな。
 首を振り、にとりはベッドから起きあがる。作業台に歩み寄り、椅子に腰を下ろした。
 細かな部品と、工具とを取り出す。図面は広げっぱなしだ。にとりは右手にドライバーを握り、図面に向き直ろうとして、
 カラン、とその手から、ドライバーがこぼれ落ちた。
「……あれ?」
 右手を伸ばす。床に落ちたドライバーを掴む。持ち上げる。……カラン。
「あれ? ……あれ?」
 カラン。カラン。カラン。
 ドライバーが、持ち上がらない。――指先が、うまくドライバーを握れない。
「なん、で……」
 自分の右手を見下ろして、にとりは愕然と目を見開いた。
 第一関節が、曲がらない。
 頭は曲げようとしているのに、指がそれに反応してくれていない――。
「うそ、だ」
 左手で、右手の指を握ろうとして――またにとりは、慄然とする。
 今まで何ともなかった左手の指先も、痺れ始めていた。
 爪で、右手の指先を突いてみる。何も感じない。痛みも、何も。
「そんな、そんなのっ」
 左手でドライバーを掴んだ。尖ったその先端を、右手の指に押しつけた。――痛くなかった。
 動かない指。感覚のない皮膚。――右手の先が、木の棒にすり替えられてしまったような違和感に、にとりは冷たい汗が背中に伝うのを感じた。

 ――厄神様の近くに居ると、人間も妖怪も不幸になる。

 嘘だ。そんなのは嘘だ。
 だって、自分はあんなに幸せで、雛もあんなに幸せそうに笑ってくれるのに。
 雛はいつだって、帰るときには厄を祓ってくれるから、厄の影響なんて無いはずなのに。
 だから、雛は、雛は――。

 じゃあ、この指先の痺れは何だ?
 今まで起きたこともない症状。――その原因が、他に思い当たるのか?

『あまり厄神様に近付かん方がええぞ』
 長老は、いつだったかそう言った。――誰にも、相談など出来るはずがない。
 返される答えは決まっている。雛と離れろ。そう言われるに、決まっている。
 ――嫌だ。そんなのは、絶対に、嫌だ。
 今、自分が居なくなったら、雛はまたひとりぼっちになって。
 自分もまた、ひとりぼっちに戻ってしまって。
 そんなのは、嫌だ――。

 作りかけの発明品は、何も作業が進まないまま、にとりはベッドに潜り込んだ。
 その夜は、指先の違和感が消えなくて、いつまで経っても眠れなかった。
 ――ひとりぼっちの夜が長すぎて、布団の中で何度も、雛の名前を呼んだ。
 そのたびに、どうしようもなく――泣きたくなった。

 雛が好きだ。
 雛が好きだ。
 雛のことが――大好きなんだ。

 だから、雛――。


      ◇


 その日、妖怪の山の麓には、深い霧が立ちこめていた。

「嫌な天気ッスねえ……」
 まとわりつく雫に顔をしかめて、椛は呟く。
 昼間だというのに、陽光は霧に遮られて、あたりはひどく薄暗い。
 千里眼の能力で視界に困るということはないが、空気中の水分は鬱陶しかった。
「まあ、霧に乗じた侵入者があるわけでもないッスけど」
 相変わらず、妖怪の山は平和そのものである。
 今日も今日とて、無為な見回り任務。欠伸をしたら湿気が口の中まで満ちて、少しむせた。
 ――さっさと見回りは切り上げて、将棋でもしたいところだ。
 特に、この間名前を聞き忘れたあの河童の少女。彼女にリベンジをしなければ。
 一応あれから、哨戒天狗の将棋自慢に付き合ってもらって、多少の特訓を積んでいる。前回のように、いいようにやられたりはしない。
 とはいえ、再戦の約束をしているわけでもないのだけども。
 千里眼で、河童の里を探してみるか。そう椛が思った、そのとき。
「へぶぁっ!?」
 眼下から、妙な声。霧の中、椛は足元に目を凝らす。
 木々の合間を流れる河、その流れを追いかけるように走る、河童の少女がいた。
 けれどその少女は、足をもつれさせて、何度も転ぶ。その度に起きあがって、また走り、
 ――三回転んだところで、さすがに見ていられず、椛はそちらへ降り立った。
「大丈夫ッスか?」
 前のめりに倒れた少女に、椛は手を差し伸べる。「うぅ」と呻いて顔を上げた少女は、椛の顔をきょとんと見つめて――「あ」と椛も、ひどく間抜けな声をあげた。
 この間の、天才将棋河童だった。
「あ、うん、平気……」
 スカートについた草をはらって、少女は立ち上がる。が、ひどくその足取りはおぼつかない。ふらついた少女を椛が支えると、「ご、ごめん……」と小さな声で少女は謝罪した。
 間近で見れば、少女の顔色は青い。椛は目を細めて、近くの大きな石に座るよう促す。
 けれど少女は、ぷるぷると首を横に振った。
「ごめん、急いでるから――あぶっ」
 そして、走りだそうとして、また転んだ。まるで、足が自由に動かないみたいに。
「だ、大丈夫だいじょうぶ……」
 呪文のように呟いて、少女は立ち上がろうとする。
「大丈夫じゃないッスよ」
 椛はその身体を支えて、そのままふわりと浮き上がった。さすがに、放っておけない。
「うわ、わわわ……」
 上空に持ち上げられた身体に、少女は慌てたように声をあげ、椛の首にぎゅっとしがみついた。椛は怪訝そうに目を細める。まさか河童が、飛べないわけでもあるまいに。
 河童に限らず、幻想郷の妖怪や妖精はおよそ誰でも本能的に空を飛べる。飛べない生物は、人間ぐらいのもののはずだ。
「じっとしててくださいッス。河童の里まで連れてくッスから」
「え」
「そんな顔色で、どこ行くつもりッスか。休んでた方が賢明ッス」
「だ、だめ――ッ」
 少女が、腕の中でもがいた。けれど足元を見下ろして、またぎゅっと椛にしがみつく。
「あ、あうう……」
「…………ひょっとして、飛べないんスか?」
 眉を寄せて、椛が問いかけると――河童の少女は、小さくこくりと頷いた。
 それはまた、やっぱり自分は妙な河童と関わってしまったらしい。椛はひとつ吐息。
「とにかく、河童の里まで運ぶんで、しっかりつかまっててくださいッス」
「だ、だから、ダメだってばっ」
「何がッスか」
 もがく少女に、椛は苛立ちまぎれの声を放つ。病人は大人しくしていてほしい。
「だって、雛が、待ってる――」
 けれど少女は、必死に声を絞り出すように言う。
 先日の少女の幸せそうな笑顔と、さらにその数日前に覗き見た熱愛シーンを思い出した。
 雛というのは、あのとき彼女と抱き合っていた少女のことだろうか。
「……恋人ッスか?」
 椛の問いかけに、少女はこくりと頷いた。
「急な呼び出しとかッスか? 病気とか、大変なことがあったとか」
 今度は、ふるふると首を横に振った。どうやら、緊急性は無いらしい。
「それなら、なおさら行かせるわけにはいかないッス。そんな青い顔で行って、恋人に余計な心配かける方がよっぽど良くないッス」
「でも――」
「雛さんッスね? 自分が伝えておくッスから。今日は里に戻って休んだ方がいいッス」
 椛が目を細めて告げると、少女は逡巡するように視線を彷徨わせて、やがてこくりと頷く。
「じゃ、河童の里まで急ぐッスよ」
 その身体を背負い直すと、宙を蹴って飛んだ。最速の鴉天狗ほどではないにしろ、こちらも元は狼だ、スピードにはそれなりに自信がある。河童の里の場所は把握しているし、ここからなら十分とかからないだろう。
「……ごめんなさい」
 ふと、背中の少女が呟いた。
「気にしなくていいッス。困ったときはお互い様ッスから」
 苦笑して答えた椛に、少女は「あり、がとう……」と小さく呟いた。
「あ、そうだ、名前聞いてなかったッス」
 そのことを思い出して、椛は背中の少女に問いかける。
「……にとり。河城にとり」
 少女はただそれだけを答えて――そして、眠ってしまったようだった。
 小さく椛は苦笑を漏らし、眠ったにとりを起こさないように背負い直す。
「全く、河童は一途って聞くッスけどねえ……」
 自分の身ぐらい省みてほしいものだ。そうでないと、かえって不幸になるというもの。
 ともかく、河童の里まで運んで、あとは里の医者に任せよう。
 それからにとりの言う、雛という少女を捜して、来られない旨を伝えて――。
 そう考えたところで、ふと椛は自分の胸元に視線を落とした。
 だらりと椛の胸の前に下がる、少女の手。その指先を見て、椛は顔をしかめる。
 ――その指は、まるで死人のような土気色をしていた。



(つづく)
| 浅木原忍 | 02:23 | comments(1) | trackbacks(0) |
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Comment
 に、にとりぃ……(ノ△・。)
Posted by: クロガネ |at: 2009/02/10 11:31 AM








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長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
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【自警団上白沢班の日常】
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【探偵ナズーリンシリーズ】
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【稗田文芸賞シリーズ】
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【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
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