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BURNING AFTER #04「王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日」(後編)
 お待たせしました後編です。とりあえずここまで。家に帰ってからのことは「すずかはあたしのなんだからっ!」収録のアレを参照w
 SPの方にも収録しますが、そちらにはまた別にちょっと……うふふふふ(ry











    ◇


 それから、三人で色々なところを歩いた。
 臨海公園で、海を眺めた。防波堤の上を歩いて、飛び交うカモメを見上げて。まだちょっと季節外れのアイスクリームが美味しかった。
 風芽丘図書館では、すずかがお気に入りの本をトワに薦めて。けれどこっちに来たばかりのトワは案の定というか、言葉は解っても字はちゃんと読めないようだった。そんなわけで、片隅で声を潜めて日本語教室をした。流石に、あっという間に覚えてしまうトワは大したものだった。
 途中の道端では、ストリートミュージシャンがギターを弾いていた。観衆に混じって、よく通る澄んだ歌声にしばし聞き入ってみたりして。
 それから……スパラクーアにも行った。みんなとお風呂に入る、ということに慣れていないトワが非常に恥ずかしがって、おかげでアリサたちまで余計に恥ずかしくなってしまって、何だか微妙に気まずいお風呂になってしまった。

 トワの目にはきっと何もかもが新鮮で、何かを見つけるたびに、その表情が微かに、だけど確かに華やいで。そんなトワを見つめて、アリサとすずかは笑い合って。
 そんな穏やかな時間は、至極ゆっくりと、けれどあっという間に流れていって――。

「……お休みの日にここに来るのも、何か変な感じよね」
 見慣れた校舎を見上げて、アリサは呟く。
 時刻はそろそろ夕方、空は微かに暮れなずみはじめていた。三人が海鳴観光ツアーの最後に訪れたのは、清祥大附属小学校。アリサたちが毎日を過ごす、その校舎だった。
「でも、中、入れるのかな?」
 すずかが首を傾げる。まあ、入れなくても外から眺めるだけでも、と思ったのだが。
「あら、月村さんにバニングスさん」
 と、不意に聞き慣れた声。振り返ると、ふたりの担任である女性教諭の姿があった。
「あ、先生」
「お休みなのに、どうしたのかしら? ……あら、そちらは?」
 トワの姿を見て、首を傾げる担任に、アリサとすずかは顔を見合わせる。
「ええと、すずかの親戚の子なんですけど。こっちに遊びに来てて、それであたしたちの通ってる学校が見てみたいっていうんで……」
「あらあら。じゃあ、中に入っていく?」
「入れるんですか?」
「ええ、まだ他の先生たちもいるし。帰るときにちゃんと声をかけてくれれば、大丈夫よ」
 その言葉に、アリサとすずかは顔を見合わせて、思わずハイタッチ。全く、上手い具合にいくものである。……案外これもはやての陰謀のような気すらしてくるけど、気にしないことにして。
「って、トワ、なに隠れてるのよ」
「あ、いえ、その……すみません」
 なぜかアリサの背後に隠れて、トワは縮こまる。
「ゆっくり見ていってね」
「は……はい」
 そんなトワを覗きこみ、にこりと笑った担任に、トワもおどおどと頷いた。

 そんなわけで。
「誰も居ない教室って、なんだか不思議だね」
 六年一組の教室はひどく静かで、夕暮れの光に照らされてほのかな紅に染まっていた。窓から見える空は、グラデーションし始める黄昏の色。
「……あのときとは、違う部屋、ですね」
「ああ、進級したから。あのときは五年生だったけど、今は六年生」
 あの日、最後の戦いの前。アリサとトワは、五年一組の教室を訪れた。そのときのことを思い返しながら、アリサも教室の中に歩を進める。
「ここが、すずかの席」
 並ぶ机の、ちょうど真ん中。ようやく馴染み始めたばかりのその椅子に、すずかが腰を下ろす。
「ここがなのは。こっちがフェイト。はやては、一番後ろ。悪巧みしてるのよ、いっつもここで」
 それぞれの席を順番に周りながら、アリサが言い。それを視線で追いかけて、トワは微笑。
「で、あたしの席はここ」
 窓側、後ろから二列目。相変わらず窓側後方がアリサの指定席だった。
 その椅子に腰を下ろし、すずかとトワしか居ない教室内を見渡してみる。――あのときの無人の教室は、全てを切り捨てた自分の現状の象徴のようだったけれど。……今はそこに、すずかとトワがちゃんと居てくれる。それは本当に、幸せなことで。
「……あの、マスター」
「うん?」
「隣に……座っても、いいですか」
「……いいけど」
 アリサが答えると、トワは嬉しそうに隣の席に腰を下ろす。それを見て、すずかが立ち上がると、何故か教壇の方へと駆けていった。
「すずか?」
 声をあげたアリサに答えるように、すずかは教壇でくるりと振り向く。そして、
「それじゃあ、出席を取ります。アリサ・バニングスさん」
 まるで担任のような調子で、そんなことを言い出した。
「は、はい」
 反射的に返事をしたアリサに、すずかは頷き。
「月村すずか、は私。――そして、今日からこのクラスに加わる新しいお友達。トワさん」
「え……あ、は、はい」
 呼ばれ、立ち上がるトワ。すずかがそれに手招きし、トワはアリサと顔を見合わせて、それから教壇の方へと歩いていく。
「じゃあ、トワちゃん。クラスのみんなに伝わるように、自分の名前、ここに書いてみて。さっき、図書館で覚えた通りに」
「あ……」
 チョークを手渡され、トワは困ったように振り返る。アリサは苦笑して、頑張りなさいよ、と言わんばかりに軽く手を振った。
「え、ええと……」
 困ったように、アリサとすずかと黒板の間でトワは視線を彷徨わせ。それから、意を決したように、黒板にチョークを当てて、ひどく危なっかしい手つきで、ゆっくりと、その文字を刻んだ。
 ――トワ。たった二文字の、その名前を。
 その二文字は、なんだか歪んでいたけれど。図書館でアリサとすずかが教えた通りに、間違わずに書けていた。
「はい、よく出来ました」
 拍手するすずかに、トワは照れたように顔を伏せる。と、すずかが今度はアリサに向けてアイコンタクトを送ってきた。
「?」
 視線に促され、アリサも教壇の方へ向かう。その程度の意思疎通は視線だけで充分だ。
「ほら、アリサちゃん」
 すずかはトワの背中を押して、アリサの方へ。
「よく出来ました、って、トワちゃんに」
「……いや、何をしろって?」
「え、えと……」
 アリサが肩を竦めると、トワは恥ずかしそうに目を伏せて、そのまま顔も伏せて。
「……マスター。その……えと」
「なによ」
「なでなで……してください」
「んぁ――」
 いやまぁ、確かに褒めるときは撫でるのが基本だけど。……この場でやるのは、ちょっと。
 アリサが困って視線を向けると、すずかはにこにこと笑いながら、有無を言わさぬ様子でアリサを促す。……アリサは小さく溜息をつくと、照れくささを誤魔化すように少しそっぽを向いて、トワの頭に手のひらを置いた。
「あ……」
 何か幸せそうに息を吐き出して、トワはアリサに撫でられるに任せる。その様子は尻尾を振る子犬のようで愛らしいのだけれども、直視するのも気恥ずかしくて、アリサはそっぽを向いて。
「んー」
 と、傍らですずかが不意に声をあげる。
「ねえ、トワちゃん。……トワちゃんって、はやてちゃんの守護騎士さんたちと一緒で、何年経っても見た目は変わらない、んだよね?」
「はい、マスターが再設定しない限りは」
 そっか、と頷くすずかに、アリサは首を傾げる。
「それがどうかしたの?」
「ううん、大したことじゃないんだけどね。……もし、私たちが大人になって。そのとき、トワちゃんと三人でいられたら……トワちゃんって、私たちの子供みたいに見えたりするのかな、って」
「こっ、子供って――」
 うろたえるアリサに、すずかは微笑。トワは「私が、マスターとすずかさんの……?」と首を傾げて。アリサもその光景を想像してみようとして、上手くいかずに小さく息をついた。
 ――いつか、大人になったとき。そんな自分の姿はまだ、想像もつかないけれど。
 そこに、すずかとトワが居たら――それはきっと、本当に幸福な光景だろう。
 幸せの形が、変わらずにそこにあるということ。
 守りたいと誓ったものとともに、同じ時間を過ごしていられたら、きっと――。


    ◇


 そして、夕焼けが世界を真っ赤に染める頃。
 屋上に、三人の姿があった。
「というわけで、海鳴観光ツアーもこれでおしまい、ね。――ここが、あたしとすずかの、始まりの場所。前に、話したわよね」
 トワを振り向いて、アリサは言う。はい、と頷き、トワはどこか眩しそうに目を細めた。
 いつか語った、懐かしい思い出。なのはと喧嘩して、三人で探し物をして――そのときから、全てが始まった。大切な人たちとの、かけがえのない時間が。
「……たぶんここは、私の始まりの場所でも、あるんだと思います」
 と、トワがそんなことを言った。
「あのとき……。本物になりたい、という気持ちが、私の中に生まれて。そして、マスターのかけがえのないもののお話を聞いて。――マスターを守りたいと、初めて思いました。マスターに笑って欲しいと。マスターに、お話の中でのように、幸せであってほしいと――思いました」
 そう言って、トワはアリサとすずかの手を取る。
「マスターのくれたこの気持ちが、今の私の始まりですから。……今、こうして、マスターが幸せでいることと、私がここにいることに……感謝、したいです」
「……うん」
 目を細め、アリサはトワの手を握り返し。すずかも、きゅっとトワの手を強く握った。
「あ、そうだ」
 そこでふと、アリサは思い出す。あの日からいつでもポケットにしまい込んでいるものと。それから、トワにぬいぐるみを買ってあげるついでに、こっそりひとりで買ったもののことを。
「アリサちゃん?」
「ん、ちょっと待って」
 ふたりに背を向けて、アリサはポケットからそれを取り出す。――星形の砂が詰まった小瓶と、もうふたつの、空の小瓶を。
「はい、すずか、トワ」
 空の小瓶を、ふたりに手渡して。そして、砂の詰まった小瓶の蓋を開けると、中の砂を、それぞれに三分の一ずつ移し替えた。
「あ……」
 すずかとトワの手のひらの上で、夕陽を反射して星の砂が煌めく。それはまるで、夜空に輝く光点のように。
「星の砂は、持ってると幸せになれるんだって。だから、ふたりにもお裾分け」
 早口にそう言って、アリサは気恥ずかしさを誤魔化すようにふたりに背を向けて、星の砂を夕陽にかざした。
 ――やがて、背中に伝わるふたり分の温もり。
「アリサちゃん」
「マスター」
 囁かれる呼び名が、幸福の証で。

 始まりの場所で、始まりの星の砂を分け合って。
 温もりと幸福を、三人で分かち合って。

 夕暮れ。昼と夜の境界。黄昏の輝き。
 太陽と、月と、――永久の星の煌めき。
 その三つが、空に輝く時間の中で。

 王子様とお姫様と黄昏の騎士の、幸福な休日。
 その終わりと、きっとこれから始まる、新しい幸福な日々の始まりの境界で。

 アリサとすずかとトワは。
 三人で、日が沈みきるまでずっと。
 夕焼けの光を、見つめていた。
| 浅木原忍 | 23:47 | comments(4) | trackbacks(0) |
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Comment
何もない、何も起こらないどこにである一日のようでしたが、本編があるからこそ輝いて見えるステキな一日のお話でした。
三人とも永遠にお幸せにー!!(壊れた
Posted by: 緑平和 |at: 2008/03/16 12:42 AM
良い話だ・・・。
アレだけの辛い目にった3人にはコレぐらいは許されるべきですね♪

>家に帰ってからのことは「すずかはあたしのなんだからっ!」収録のアレを参照w
吹きましたww
Posted by: らさ |at: 2008/03/16 7:44 AM
一言だけ言わせて下さい。

なでなで万歳!!ww

素晴らしく悶えさせて頂きましたww
Posted by: コウセ |at: 2008/03/16 8:42 PM
今更ですが・・・
なんで幸せな話なのに涙が(つД`)
Posted by: 名前忘れた。 |at: 2008/03/22 8:22 PM








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『ろくろ首に聞いてみろ 秘封博物誌』(22/12/31 C101新刊)
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『秘封倶楽部のゆっくりミステリ語り【2022年版】』(22/12/31 C101新刊)
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『贋作 全て妖怪の仕業なのか』(22/08/14 C100新刊)
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『贋作 全て妖怪の仕業なのか』(22/05/08 例大祭新刊)
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『巫女を抱く 東方ミステリ短編集』(21/03/21 例大祭新刊)
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『狐独のグルメ Season 3』(20/10/11 紅楼夢新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 輝針城編』(20/3/22発行)
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『ひふ〜ふ -秘封×婦婦-』
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少女秘封録公式ガイドブック』

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同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
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長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

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「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
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 予告編
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【てるさん】(HEAVEN
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【緑平和さん】(PEACE KEEPER
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短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
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 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
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 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
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 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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