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魔法少女リリカルなのはCHRONICLE 第三章「聖王の福音」(8)
 第三章その8。やっぱり終わりませんでした('A`)
 次でよーやく三章終わります。結局200枚超えたぜこの章……。











     ◇


 強さ、についての話をしよう。
 教会騎士団の平均的な騎士の力量は、管理局基準の魔導師ランクで言えばB相当というところだ。無論、魔導師ランクというのは単純な戦闘力の指標ではないから、Aの方がBより絶対に強い、というわけではない。とはいえ、戦闘に偏った魔法体系であるベルカ式においてはやはり、ランクが高いということは戦闘力が高いのと基本的に同義である。
 そして、ヴォルツのようなAAA相当と、平均的な一般騎士のB相当というのは、はっきり言ってしまえば天と地ほどの力量差である。束になっても敵わない、というのは比喩でも何でもない事実だ。一騎当千の言葉通り、AAA相当の騎士ひとりはB相当の騎士100人、200人にも相当する。ヴォルツが模擬戦で一個中隊100名相手に完勝する光景など、もはや当たり前すぎて誰も驚きはしない。
 故にこそ、高ランクの魔導師を相手にする場合は、同程度のランクの魔導師を少数でぶつけるのが、魔導師同士の戦いにおけるセオリーである。数的優位など、ランク差があってはほとんど何の意味もない。無意味に負傷者を増やし戦況を悪化させるだけだ。
 ――とはいえ。
 どんなものでも、要は使い方次第である、というのも、またその通り。
 正面から戦って百対一でも敵わないならば、正面から戦うのを避ければ良い。戦闘に偏ったベルカ式とはいえ、攻撃しか能が無いわけではないのだ。
 正面から戦って打ち倒すだけが、強さではない。――至極当たり前の話である。

「ちぃっ――――」
 振るわれる槍の切っ先をしのぎつつ、ヴィータは舌打ちをした。
 前回で姿を晒している以上、待ちかまえられていることは想定していた。とはいえ、前回と全く同じ相手に当たるというのはいささか想定外である。そして、前回以上に敵は無駄のない包囲網を敷いていた。
 こちらの突入を見計らっていたかのように、結界で退路を塞がれ。前回同様のヒットアンドアウェイの牽制で、敵はこちらを削りに来た。あの眼鏡の指揮官の狙いは、おそらく消耗戦である。相変わらず、あの指揮官以外の騎士の力は全く大したことはないのだが、いかんせん数が多すぎた。一気に潰しきれる数ではなく、またそんな大技を繰り出す暇も与えてはくれない。統率の取れた動きはなかなかに洗練されたものである。
 ――ベルカの騎士は伊達じゃねぇってか。
 刃を振りかざし迫る二騎を弾き飛ばし、ヴィータは鉄球をその手に顕現させる。――ともかく、このままでは埒があかないし、周りの雑魚を倒したとしても蒐集する暇も無い。
 指揮を執っているのは、あの眼鏡の優男。包囲する騎士たちの中でも、あの男の実力が頭一つ抜けているのは確かだ。――ならば、奴ひとりさえ何とかすれば、この統率された戦線も瓦解する。烏合の衆と化せば、何百人いようとヴィータの敵ではない。
「おらぁっ!」
《Schwalbefliegen》
 鉄槌の打ち抜いた鉄球が、ヴィータに飛びかかろうとしていた騎士たちを正確に撃ち落とした。包囲網に一瞬の間隙が生じ、ヴィータは宙を蹴る。
「グラーフアイゼン!」
《Explosion.――Raketenform》
 グラーフアイゼンが、無骨な音をたててカートリッジを排出。ハンマーヘッドにスパイクが顕現し、鉄槌が唸りを上げてヴィータごと回転する。
「ラケーテンハンマーッ!!」
《Raketenhammer》
 遠心力に振り回されるように、回転しながらヴィータは、その鉄槌を敵の指揮官目がけて振るい、――だが、眼前の優男は、眼鏡の奥の視線をただ静かに細めて、
《Panzerschild》
 聖槍が、彼――ビュートの眼前に障壁を展開。グラーフアイゼンの突端を受け止め、障壁が火花を散らして軋みをあげる。睨み据えるヴィータの視線に、しかしビュートは動じることなく、――視線を僅かに頭上へ向けた。
 ヴィータが釣られて視線を上げると――そこには、ヴィータへ向けて砲身のごとく手にした槍を構えた騎士たち。
「撃て!」
 ビュートの鋭い声とともに、頭上から魔力砲が降り注いだ。
「ぐっ――」
 ラケーテンハンマーをキャンセルし、咄嗟に障壁を展開。魔力砲自体は大した威力ではなく、シールドで受けきることは容易かった。だが――
 はっと視線を戻せば、――目の前で聖槍を振りかざすビュートの姿!
《Tödlichstoß》
 白色の魔力光を帯びた一撃が、障壁ごとヴィータを弾き飛ばす。詰めた距離が一瞬で元に戻り、包囲網はすぐに復活していた。盛大に舌打ちして、ヴィータはグラーフアイゼンを構え直す。
「うっぜぇなぁ――ちくしょう!」
 再び、その手に鉄球を顕現させる。多少のダメージを覚悟で特攻する以外に無いか。とはいえ、まだ蒐集が完了したわけではない以上、完全な捨て身になれるわけでもない。
 ――ともかく、雑魚は無視だ。気を取られるな、こちらに決定的な一撃を入れるだけの力はない。倒すべきは目の前の眼鏡の男だけだ。
 ビュートの姿を振り仰ぐ。その足元に魔法陣が展開し、魔力の集束する気配。砲撃か。ベルカの騎士ながら砲撃魔法の使い手でもあることは、前回の対峙で把握済みだ。砲身と化した聖槍から魔力が唸りを上げると同時、ヴィータは宙を蹴って射線から逃れ、
 ――砲撃の影から詰め寄るビュートが、聖槍を振るう。
「同じ手が二度通用するかよっ!」
 砲撃が囮というのは想定済みだ。迎撃せんと、ヴィータは鉄槌を振りかぶり、

 その腕を、魔力の鎖が絡め取る。

「――――ッ!?」
 捕らえられ、即座にヴィータは悟る。砲撃も、それを囮にしたビュートの攻撃すらも囮。意識を完全にビュートだけに集中させて、その隙に周囲の騎士たちによる捕獲魔法で自由を奪う――やられた!
「はぁぁぁぁッ!!」
 振るわれるビュートの聖槍を、瞬時に防ぐだけの手段はヴィータには残されておらず。
 ――衝撃とともに、意識が暗転した。


     ◇


「鋼の軛ッ!」
 雨中を切り裂く白色の魔力刃が、騎士たちを薙ぎ払う。その刃をかいくぐり、褐色の青年へ向けて手にした刃を振りかざす騎士たちも、唸りを上げる拳と蹴りに弾き飛ばされ。放たれる魔力弾も、障壁の前にかき消されるばかり。
 ――盾の守護獣。その名は伊達ではない、とアメリアは唇を噛む。
 眼前、騎士たちをその拳で吹き飛ばすザフィーラの姿。一撃の重さもそうだが、目の前の男の厄介なところは、とにかくそのタフさだった。
 元々アメリアは、変則デバイスであるクレセントナイトで相手を幻惑し、バインドで無力化するのが基本的な戦闘スタイルである。火力という点では、それこそAランク相当でしかない。そんなアメリアにとって一番厄介なのが、バインドを苦にせず守りの堅い目の前のザフィーラのようなタイプだった。
 バインドブレイクが非常に早く、守りが堅いためアメリア程度の火力では撃ち落とせない。機動力はこちらが勝っているため、向こうの攻撃もこちらには通らないのだが――そもそも、シグナムが戦線を突破したにもかかわらずザフィーラがここに残っているのは、むしろアメリアたちに対しての足止めなのだから、向こうはこちらを無理に落とす必要は無いわけである。全くもって、このままでは埒があかない。
 幸いと言うべきなのは、剣の騎士に突破された際の、四騎目の介入。結界の展開によってそれを防げている点だ。とはいえ、それで五分と五分。さすがは一級指定ロストロギアの守護プログラム、一筋縄でいく相手ではない。
 ――だが、こっちにはまだ手はある。
 クレセントナイトを握り直し、アメリアは宙を蹴る。雨にけぶる視界は悪いが、中空で交錯する魔力光は、彼からも見えているはずだった。
 火力が足りないなら、落とせるだけの火力を追加すればいい。シンプルな話だ。
 そして、確保する守護騎士はひとりで充分。四騎全てを確保する必要は無い。主に繋がる情報さえ得られればいいのだから――狙うは、目の前の守護獣だ。
 そして、アメリアは合図を飛ばす。こちらの持つ、切り札へと。
『――艦長!』


     ⇔


 降りしきる雨のカーテン。その向こうに、白色の魔力光が軌跡を描いている。
 交錯するオレンジの魔力光は、アメリアのもの。だとすれば、あの白色が守護騎士だ。
 雨の中、クライドはその情景に目を細める。――その視線は、狙いを定める狙撃手の目。
 指揮を一時、通信主任に預け、クライドは聖堂上空に姿を現していた。指揮官も、後方で指示を飛ばすだけが仕事ではない。無論、自分を戦力として勘定に入れずに状況を攻略するべきだが、必要であれば現場に出ることも躊躇いはしない。
「さぁ、久しぶりの出番だ、S2U」
《Start Up》
 答える愛杖の音声のベースは、妻の声。その声に小さな安堵を覚え、そしてクライドはその表情を引き締める。
「行くぞ」
 足元に展開するのは、銀色の魔法陣。S2Uを構え、クライドは詠唱する。
 彼我の距離はおよそ400メートル。狙うべき一点を、その視線で定める。
 そして、彼の背後に展開する――無数の魔力刃。
「スティンガーブレイド・ロングレンジシフトッ!!」
《Stinger Blade》
 そして、唸りをあげる刃の雨が、雫を切り裂いて白色の輝きの元へと疾った。


     ⇔


 十数人目の騎士をその拳で弾き飛ばし、ザフィーラは小さく息を吐き出した。
 ザフィーラの攻撃で昏倒した騎士たちは、後方に詰めていた他の騎士が素早く保護・回収している。あれでは蒐集もしようがないが、それはそれで構わない。
 シャマルの探査によれば、数十頁単位の大物が少なくとも4人いる。守護騎士たちの狙いは、最初からその4人が主眼だ。既にヴィータとシグナムがそれぞれ対峙している。そして、3人目である女魔導師は、ザフィーラの目の前にいた。
 無論、ザフィーラはあくまで盾。今も、突入したシグナムを追われぬように足止めするのがその役目だ。――とはいえ、目の前の女魔導師もターゲットのひとりに変わりは無い。隙あらば墜とし、蒐集する。
 女魔導師の戦闘スタイルは機動力重視の拘束型だが、火力が無いためザフィーラにとってはそれほど怖い相手ではない。魔力弾を何発撃ち込まれようと、所詮は豆鉄砲だ。
「ふんッ!」
 回し蹴りが、不用意に突っ込んできた騎士のこめかみを打ち抜いた。何人目だったか、とかく雑魚の数が多いのも厄介といえば厄介だが、数で押し切られる前に撤退すればいいだけの話だ。――この戦いでも、ヴォルケンリッターに敗北は無い。
 拳を握り、身構えてザフィーラは、中距離を保つ女魔導師を見据える。

 ――と、不意に。
 間断なくザフィーラに躍りかかっていた騎士たちの攻撃が、止んだ。

「――――?」
 タイミングを外されたように、ザフィーラの意識に一瞬の間隙が生じ。
 そして次の瞬間、ザフィーラは戦慄する。
 ――背後から迫る、魔力の気配。
 振り向けば、視認でも雨の向こうに確認出来る、無数の魔力刃。直撃を受けたらただでは済まない数だった。――遠距離から狙っていた者が居たか! とすれば、今までの無謀ともいえる騎士たちの攻撃は、これを隠すための――。
「くっ――」
 相手がベルカの騎士であるという先入観から、ロングレンジからの攻撃を考慮していなかった。ミッド式の使い手が女の他にも居たとは、不覚!
 ザフィーラは咄嗟に、刃に向けて障壁を展開しようと、腕をかざし、
 ――しかしその腕を、飛来した三日月型のブーメランの描く軌跡が捕らえる。
 展開するバインドが、ザフィーラの障壁構築を妨害した。そのことに、ザフィーラは驚かない。魔力刃に、回避不能な距離まで迫られた時点で、既に詰んでいたのだ。バインドブレイクも、最早間に合わない。
 魔力刃の向こう、さらに追撃を繰り出そうとしている魔力の気配がある。振り向くまでもなく、あの女魔導師も追撃を用意しているだろう。――そして、ザフィーラは敗北を確信した。どうしようもないほどに。
「――やられた、か」
 その呟きは、雨の中にかき消され――

 次の瞬間、魔力刃がザフィーラの身体と意識を貫き、切り裂いた。


     ◆


 神速の突きが交錯し、狭い廊下に火花を散らす。
 白皙の刃と三叉の聖槍。幾度となく打ち交わされるそれが描く軌跡は、闇の中、月光を反射して流星のように煌めいている。
「くっ――」
 何度目か、互いの立ち位置を入れ替え、シグナムは小さく舌打ちをした。
 この狭い廊下では、斬撃は放ちづらい。剣と槍では、突きにおいては槍に分があるのは明白な事実だ。元々実力は五分、狭さゆえにシュランゲフォルムが事実上封じられている今、押されているのはシグナムの方だった。
 頬を伝う鮮血を拭い、レヴァンティンを握り直す。眼前、対峙する騎士――ヴォルツも、口元に伝った紅をぺろりと舐め、その手の聖槍を構え直した。
 このまま、ここで戦い続けてもジリ貧だ。――ならば、場所を変えるべきだ。
 ちらりと窓から、雨の降りしきる外を見やる。ここは五階。中空へと戦場を移すか。
 決断したならば、躊躇はない。シグナムはレヴァンティンを振りかぶると、そのまま傍らの壁へと叩きつけた。魔力をそこから衝撃波として送り込み、壁を破壊する。
 吹き込む雨が、廊下を濡らす。瓦礫を弾き飛ばし、シグナムは中空へと躍り出た。
「待ちやがれっ!」
 ヴォルツもその後を追い、壁に空いた大穴から身を躍らせる。――そして。
「ゲイボルグ!」
《Explosion――Meteorform》
 手にした三叉の槍がカートリッジを排出。三叉のうちの外側の二本が、翼のように左右へと広がり、ブースターが顕現する。
「オラァァァァァァァァッ!!」
 そのまま、疾駆するゲイボルグごと体当たりする勢いで、シグナムへ向かって吶喊するヴォルツ。シグナムが咄嗟に受け流すと、ヴォルツはその勢いのまま、ブースターで軌道を僅かに変え、近くの壁にゲイボルグを叩き込んで停止した。
 壁に着地した体勢でシグナムを振り返るヴォルツ。その姿に、シグナムは目を細める。
 ――飛べない、というのか? あれだけの技量を持ちながら?
「おっと、飛べないからって舐めてもらっちゃ困るぜ? 剣の騎士さんよ」
 シグナムの思考を見透かしたように、ヴォルツは不敵に笑って言い放った。
「陸戦、舐めんなよッ!」
 そして再び、壁を蹴ってヴォルツは高く高く跳ぶ。見上げたシグナムの視界を埋めたのは、ひどく眩い月光と――それを背に舞い降りるヴォルツ!
「ダラァァァァァァッ!」
 咆吼とともに、頭上から叩きつけるように振るわれるゲイボルグ。シグナムは咄嗟に、鞘でその斬撃を受け止める。軋む障壁、だが耐えきれる!
 ――が、その障壁の向こう、にやりと笑ったのはヴォルツの方だった。
 シグナムが受け止めたことで中空に固定されたゲイボルグの柄を支点に、ヴォルツは鉄棒のようにその身を回転させて舞い上がる。そして、その拳が闇色の魔力光を纏い、
「シュヴァルツェ・ヴィルクングッ!!」
 障壁の上から、叩きつけられるヴォルツの拳。
 一度目の斬撃で既に軋んでいた障壁が、あっけなく瓦解する。そして、受け止めた鞘すらも、その拳に悲鳴をあげて――ひび割れる。
「吹っ飛べぇぇぇぇぇぇッ!!」
「――――ッ!」
 渾身の力で振り抜かれたヴォルツの拳が、その叫びの通りにシグナムを吹き飛ばし。
 剣の騎士は真っ逆さまに大地へと叩きつけられ――ぬかるんだ地面に、泥を巻き上げた。


     ⇔


 自らも泥の上に着地し、ヴォルツは地面に突き立っていたゲイボルグを抜き放つ。
 地上5階の高さから大地に叩きつけたシグナムも、しかしダメージを感じさせない動作で立ち上がろうとしていた。ヒュウ、と思わずヴォルツは口笛を吹く。
「そうこなくっちゃよ?」
 獰猛な笑みを堪えきれないままに、ヴォルツは再び聖槍を構えた。狭さの利を失ったとはいえ、地上ならば依然として五分と五分。――楽しいではないか、全く。
「行くぜぇッ!」
 地面を蹴り、ヴォルツはさらに雨を切り裂いて刺突を放つ。ぬかるんだ大地を、しかし力強く踏みしめて、交錯する刃と刃。雨音の中、旋律のように響く金属音。振るわれる斬撃、交わされる死線。――それは、どれほど続いたのか。
 何撃目か既に解らない斬撃が、レヴァンティンとゲイボルグを軋ませ、そして弾いた。
「ちぃっ――」
 ぬかるんだ地面の上を転がり、ヴォルツは舌打ちする。向こうはバランスを崩していない。距離が離れたが――追撃が来る!
 はたして、シグナムはその刃を振りかぶっていた。雨すら吹き飛ばすかのごとく、その身体を中心に魔力が渦を巻く。――でかいのが来るか。
「飛竜一閃ッ!」
 鞘に収められたレヴァンティンが抜き放たれ、連結刃となり雨中を切り裂く。そしてその刃に乗って、放たれる魔力の刃。それは大地を抉るように、ヴォルツの元へと疾る。
「当たるかよっ!」
 速いが、直線的な攻撃だった。当たらなければどうということはない。
 ヴォルツは地面を蹴り、その射線から転がり出る。ゲイボルグを握り直し、追撃に備えるとともに反撃のイメージを脳裏に描きつつ、跳ねるようにその身を起こし、
 ――背後で、目標を見失った飛竜一閃が、西塔の壁を穿つ音が響いて。

 その音に、微かな悲鳴が、紛れていた。

「――――え?」
 一瞬、息を止めて。ヴォルツは、咄嗟に背後を振り向く。
 ぬかるんだ大地に溝を穿って疾った魔力の刃は、そのままヴォルツの背後にあった、西塔一階の壁を破壊していた。――そこまでは、いい。そこまではいいのだ。

 だが、
 どうして、
 ――崩れた壁の、瓦礫の下に、
 小さな子供の手足が見えている?

「――――――――ッ」
 戦慄する。ヴォルツの背中を、言いようのない悪寒が走り抜ける。
 今、この北部第一聖堂に、小さな子供はふたりだけしかいない。
 そう、ふたりだけしか、いない。

 アイシスとシエナしか、いない。

 雨にけぶる視界に、しかしやけに鮮明に写るのは。
 瓦礫の下から覗いた、どう見ても小さな子供のものでしかない手足。
 ――そして、その下から流れ出す、赤い、何か。

 逃げろ、とヴォルツはあのとき叫んだ。
 そして、言われた通りにアイシスとシエナは逃げ出して。
 ヴォルツは一方的に、近くの騎士に思念通話だけでアイシスとシエナの保護を求めて、

 瓦礫の下には子供の手足。

「――――アイシス、シエナぁぁぁぁっ!」
 叫び、ヴォルツはその崩れた壁に駆け寄った。瓦礫を力任せに跳ね上げれば――そこにあったのは、ヴォルツにとっては、悪夢としか言いようのない、光景。
 頭部から鮮血を流して、ぐったりと目を閉じた――シエナの、姿。
「シエ、ナ?」
 傍らを見やれば、すぐ近くにアイシスも倒れていた。固い床にうつぶせて。
「アイシス?」
 ――なんだ、これは。
 なんなんだ、これは。
 ヴォルツの脳は、理解できない。目の前にある光景の意味が。

 護ると誓った。
 失ってしまった大切な人に、誓ったのだ。
 せめて、お前の残してくれた宝物だけは、この命に替えても護り抜くと。
 愛する娘を。アイシスと、シエナを。
 ――護ると、誓った。

 だったら、今目の前にあるものは何だ?

 ヴォルツが避けた、守護騎士の攻撃が、
 西塔1階の、アイシスとシエナのいた場所を、直撃して、
 ――ヴォルツの腕が、シエナの頭部から流れた血で、赤く染まっていく。

「シエ、ナ? ……シエナ、シエナぁっ!」
 その小さな、あまりにも小さな身体を抱き上げて、ヴォルツは叫ぶ。
 悲鳴のように、ただ叫ぶ。娘の名前を。
 ぐったりと目を閉じて、動かないシエナ。
 動かない、動かない、動かない。
 ――シエナが、もう、動かない、

 嘘だ。
 こんなのは、嘘だ。
 嘘だと――言ってくれ。
 誰か。

「ぁ、ぁぁ――ぁ、ぁ」
 声が、震えて。呆然と、ヴォルツはシエナを見下ろして。
 どうか、これが悪夢なら、ここで終わりにしてくれと、祈るように、
 ヴォルツは、――掠れた声で、もう一度、シエナの名前を呼んで、
「シエナ、」
 ――そして、まるで、奇跡のように。
 シエナが、ヴォルツの腕の中で、微かに身じろいだ。
「――シエナっ」
 生きてる。シエナは、まだ、生きている。
 口元に当てた手に、呼吸の気配があった。抱いた腕に、鼓動が伝わった気がした。
 ――まだ、生きている。シエナはまだ、
 ヴォルツの顔が、くしゃりと歪む。泣きそうな歓喜に、その表情を歪めて、
 そして、ヴォルツは、シエナを、強く、抱きしめようと、して、

 身体の中に、異物をねじ込まれたような、違和感を覚えた。

「…………ぁ?」
 何故か、腹部が急激に熱くなっていく。
 それに反比例するように、手足が冷たくなったような感覚。
 ――そして、何か、腹部に、ひどい、違和感があって、
 ヴォルツは、ひどく緩慢な動作で、自分の腹部を見下ろして、
 冗談のような、その光景に――ほんの微かに、シニカルな笑みを、漏らした。

 白皙の刃が、真紅に染まって。
 ヴォルツの背中から腹部にかけてを――貫いていた。



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| 浅木原忍 | 19:02 | comments(2) | trackbacks(0) |
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Comment
おお… もう…
なんとなく分かってはいましたが、やはりこの人ですか。
せっかく他のメンバーが善戦していたというのに…浅木原さんの鬼!悪魔!魔お(SLB

そして騎士の背を斬るという行為をしたシグナム姐さんの心中はいかほどの物なのでしょうか…
Posted by: T |at: 2008/02/29 12:31 AM
>Tさん
 何を仰る、この悲劇はここからが本番ですよ?(微笑
 次回、三章決着です。どうぞお楽しみに。うふふふふふふw
Posted by: 浅木原忍 |at: 2008/02/29 10:40 PM








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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
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東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
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 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
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 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
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 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
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 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
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艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
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 プラネタリウムの少女(完結)
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短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
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【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
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【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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