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春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 お久しぶりです、mattioさんから新年一発目の投稿作品が来ましたよ!
 管理局通信9掲載作が好評だったのでまた書いてみたそうですw













 見上げた空を雷が割った。耳をつんざくような轟音が酷く耳障りだ。
 下校中、突然降り出した春雨。天気予報ははずれてしまったようだ。
 春らしい暖かさの消えた、珍しい悪天候。
 おかげで傘もない、引き返すわけにもいかない、八方ふさがり。
 こうして雨が止むのを待っていても、止むどころか雨脚は激しくなる一方。
 こんなことなら小雨のうちに走って帰ってしまった方が良かったかもしれない。
「雨、止まないね。フェイトちゃん」
 隣でなのはがハンカチ片手に呟いた。制服はぐっしょりと雨を染み込ませてしまっている。
「…………そう、だね。なのは、寒くない?」
「うん、平気っ」
 いつまでもこんな他人の家の軒下で雨宿りしてるわけにもいかない……いかない、のだけど。
 今のわたしはそれどころじゃない、大変な決断を迫られている。
 なのはに気づかれないよう、横目でその悩みの種を盗み見た。
 思いがけず目が合ってしまった。なのはが「どうかした?」とばかりに、にっこり微笑んできた。わたしは笑い返すことも出来ずにそっぽを向いてしまう。
 ――どうしよう。言うべきだと思う。でも言ってどうにかなることでもないし、何より他に見ている人はいないわけだし、わたしが黙っていれば済む問題なのかもしれない。
 けど、けどもし、それでなのはが怒っちゃったら……家に帰ってからなのはは気づくかもしれない。
 そうしたら、わたしが見て見ぬ振りをしてたんだと、実は覗き見てたんだとわたしを軽蔑するかもしれない。それは嫌だ。
「こうして待ってても退屈だし、濡れちゃうけど、走って帰っちゃおっか?」
「…………うん」
 それが最善かもしれない。この雨の中走って帰るには、家までの距離を考えるに大変かもしれないけど、それでこのもっと大変な悩みから解放されるのなら――。
「でもなぁ、フェイトちゃんが風邪引いちゃったらやだし……もうちょっと待ってみる?」
「え……う、うん」
 あぁ、今がチャンスだったのに。
 誘惑が、悪魔の囁きが勝ってしまった。もう少しだけ、もう少しだけ『それ』が見ていたい、なんて卑しい誘惑が、わたしを『ダメ』にした。
 ――と。なのはがこちらをちらりと見て、はにかんだ。
「……にゃは」
 首を傾げたわたしと目が合って、明後日の方向へ顔を背ける。
 ……どうしたんだろう。
 わたしに何かおかしなところがあるのだろうか。別段服に変な物は付いてない。顔を洗うように両手で顔を拭ってみても、何も付いてない。
「困ったなぁ……。ね? フェイトちゃん」
「へ? う、うん。困ったね」
 とは返してみるものの、『それ』に頭がいっぱいなわたしには何が困ったのかなんて考える余地もない。
 確かにわたしは困っている。無防備に晒された『それ』に。
「あのね、フェイトちゃん」
「うん?」
 なのはが気まずそうにこちらを向いた。
「その……す、すごく言いづらいんだけど」
「……うん」
 なのはが恥ずかしそうに指をいじりだした。その指がゆるゆるとわたしの方を指差す。
「……く、黒」
「黒?」
「あの……黒、見えてる、よ?」
「え?」
「に、似合ってる、けど」
 ……何のことを言っているのか、ようやく気がついた。その視線の先にあるからだ。
 黒が…………シャツに透けた、黒が。
 ますます顔が赤くなるのを感じながら、わたしは上着をかき合わせた。
「な、なのはだって、見えてるよ」
「ふぇ?」
 今更強くなった罪悪感から直視出来ずに『そこ』を指差し、絞り出すようにその色を口にする。
「ぴ、ピンク……」
「わ、わわわわっ」
 なのはが両手で慌てて胸の辺りを隠した。なのはが何か言おうと口を動かしているけれど、動揺してしまっているのか、言葉として出力されてない。
「い、いつから、気づいてたのっ?」
「え、えと……」
 ようやく出てきたのは、咎めるような物言い。剣幕に押されて、わたしはたじろぐ。
「ここに雨宿りしてから、ずっと……」
「……うぅ〜……」
 怖い、というよりむしろ可愛い、なのはの唸り声。恨めしそうにこちらを眺めてくるその赤く染まった顔を見て、笑ってしまいそうになるのを必死で堪えた。
「えっち」
「な、なのはこそ」
 同じことを考えてた。その内容がもっと素敵なことだったらもっと良かったのに。何だか、複雑な気持ちだ。
 と。稲光がわたしの視界の端で突如走り、とっさにぎゅっと目をつぶって身構えた。直後、これまでにないくらい凄まじい音が響きわたる。
「わっ!」
「な、なのは」
 なのはが悲鳴とともに抱きついてきた。雷の見えなかったなのはは余計に驚いただろう。事前に身構えてたわたしでさえ心臓がどきどきしているのだから。
「フェイト、ちゃん」
「……なのは」
 華奢な体が、柔らかい体がわたしにぴたりと密着する。離そうかどうか迷っているうちに、なのはの両腕がわたしの腰にまわされていた。
 あぁ、まずい。この状況はまずい。不可抗力とはいえ前触れもなく抱きつかれて、平静でいられるわけがない。
 わたしの方がなのはよりちょっとだけ背が高い。だからこうして寄り添うと、わたしの鼻先に、なのはの前髪の端がくっついてしまうわけで。
 つまり、その、…………いい、香りがするわけで。
「フェイトちゃんのシャンプー。……いい匂いだね」
「なのは」
 思っていたことをずばり言い当てられた気がして心臓が跳ねた。またしても同じことを考えていたようだ。
 心なしか、あごにかかるなのはの吐息が熱を帯びているような気がする。
 どうにか気を逸らそうと、手持ち無沙汰な手で制服に張り付いてしまっている、なのはのサイドポニーを梳いてみた。
「ふふ。くすぐったい」
 なのはが小さく身をよじる。そんなびしょ濡れのなのはの微小な仕草にさえ、わたしがくらくらしてるだなんて、なのははきっと気づくはずもないだろう。
「もっと、早く気づくんだった」
「え?」
「こうすれば寒くなかったのに」
 なのはが心地良さげに顔をすり寄せてくる。
「なのは、やっぱり寒かったんだ」
「にゃはは。……うん」
 全く、またやせ我慢してたのか。せめてわたしには何でも甘えて欲しいくらいなのに。
 それだけわたしがまだなのはに頼られる存在ではないということなのだろうか。そう思うと、何だか気分が滅入ってくる。
「なのははもっと自分のことを大切にしなきゃダメだよ。当たり前みたいに無茶ばかりして……。心配する側の気持ちも少しは考えて――」
 ハッと気づいて、最後まで言い切れずに終わってしまった。ちょっと口うるさかったかもしれない。
 今寒いのを我慢してたことだけじゃなくて、これまでのたくさんの無茶をひっくるめての、思わず出てしまった本音だったのだけれど。
 嫌な予感が的中してしまった。なのはがムスッとした様子で唇をへの字にしている。
 なのはがわたしを両腕で押し返して、抱擁から離れてしまった。とたん、温もりが消えて外気が触れ、寒気を感じる。
「なのは……」
 なのはが背を向けて何も喋ってくれない。すっかりふて腐れてしまったようだ。
 悪気はなかったのに。なのはのためを思って言ったのに。
 どうにかしてなのはをなだめようと、懸命に頭を働かせる。
「なのは」
「三回目だもん」
「え?」
「それ、もう三回も聞いたっ」
 膨れ顔のなのはがこちらを向いた。いつ以来だろう、なのはに睨みつけられたのって。
 ……可愛い。怒った顔でさえどきどきするほど素敵だなんて、反則だと思う。
 その視線はものの見事にわたしの心を貫通した。浮ついた気持ちをごまかすべく、言葉を探す。
「ごめん。でも――」
「無理するわたしなんか、嫌いになればいいのに」
 なのはがまた背を向けた。かなり寒いのだろうか、体が震えている。小さく、可愛いくしゃみも聞こえた。
 抱きすくめたら、少しは機嫌も直してもらえるだろうか。わたしはそうしたい衝動に今、駆られてるのだけれど。
 そっと近づいて、その体を――。
「フェイトちゃん――だっ……て……」
「……ぁ」
 不意に勢い良くこちらを振り向いたなのはと視線が交錯した。思わず唾を飲み込んでしまうほど、間近で。その瞳にわたしが映ってる、とはっきり解ってしまうほどの至近距離。
 誰かに後ろ頭をちょっと押されたら、キスしてしまいそう。なのはもこの距離にびっくりしたのか、目を見開いたまま身じろぎ一つしない。
「フェイト、ちゃん」
「…………」
 なのはの吐息がわたしの唇に触れて、わたしの漏らす息がなのはの唇に届く。ぼんやりとそんなことを思う。
「お、怒ってる?」 
「怒ってるよ」
 即答した。なのはが落ち込んだように顔を俯かせる。本当は驚きのあまり、表情一つ変えられなかっただけなのだけど。
「でも、そんな駄々っ子な、なのはが好きだよ」
「え――」
 それは気恥ずかしい気持ちを微塵も感じないほど、あっさり飛び出した。
「大人しくわたしの腕に収まってくれないなのはが、好きなんだ。わたしは」
「…………」
 どうしてこんな所で告白してるんだろう。たった今、わたしたちはちょっとした諍いを起こしていたはず。それがいつの間にか、ちょっぴり甘いこの雰囲気に。
 ――あぁ、きっと笑って欲しいからだ、わたしがなのはに。なのはの落ち込む顔なんて見せて欲しくないもの。
「――変なの」
「え?」
 困ったような顔で笑いかけてくるなのは。けどそれは幸福極まりない気持ちを無理やり押し隠してるようにも見える。
「そんなおせっかいで心配性なフェイトちゃんが好きだとか。どうかしてるよ、わたし」
 フェイトちゃんが、好き。
 なのははあっさり言ったけど、わたしの頭はそれを鮮明に記憶するべく、何度もこだまさせた。
「顔、赤いよ。フェイトちゃん」
 ふと思いついたようになのはが上目遣いにこちらを覗き込んできた。どうしてこういう場合、なのはは平気で顔を近づけるのだろう、未だ解らない。
「熱あるんじゃない? ほら、何だかさっきから……」
「熱は……あるよ」
「ふぇ? じゃ、じゃあ――」
 慌てるなのはの後ろ頭を素早く支えて引き寄せた。髪を弄びながら、その耳元で甘く囁く。
「なのはが、急に抱きついたりするから」
 なのはの顔がみるみる真っ赤になった。いつもやられてばかりなわたしにしては上出来だと自負する。
 ……きっとなのはの場合は、無意識にわたしをときめかせているのだろうけれど。
「あ……もぉっ。そういう意味じゃなくて」
「なのはこそ、熱出てるんじゃない? 真っ赤だよ」
「にゃ……」
 慌ててほっぺを手で覆ってうろたえる様子さえも可愛い。また抱きしめたくなる。
「もう、雨止んでるよ。フェイトちゃん」
「……知ってる」
 何か言いたげななのはの肩を優しく抱いた。目を閉じて、甘い香りを堪能する。
 あれほどうるさかった雷の音も、声を遮るような雨音も大分前から聞こえなくなっていることくらい知っていた。
 それよりもせっかくのこの甘いひとときをもう少しだけ続けたかった。
「ホントに、もう寒くないよ?」
「うん」
「……えっと……」
 ゆっくりと目を開ける。
 そこに映ったのは、おろおろと言葉を探してるなのはの顔。
「なのは」
「ふぇ? は、はい」
 なのはがびくりと反応した。明らかに緊張してる。
 そんななのはに思いのまま、願いをそっと告げる。
「抱きしめてもらって、いいかな?」
「え? …………こ、こう?」
 おずおずとまわされるその腕を待たずに、わたしの方から抱きすくめていた。
「ありがとう」
 深くその背中を抱え込む。手のひらに湿った感触。やはりたっぷり濡れてしまった制服は未だ乾きそうもない。
「なのは、このままわたしにしっかり掴まってて」
「え?」
「今から飛んで帰るから」
「ふぇ、……冗談、だよね?」
 返事は不意打ちのキス。なのはは小さく口を開けたまま、完全に硬直してしまった。
 可愛くて、つい口元が緩んでしまう。
「行くよ」
 吐息のように、それだけを囁く。
「…………ん」
 まわされた腕に力が入ったのを確認して、さっきまでの暗い景色が一変した、晴れた空を見上げる。
 去り際の雲間から覗く軽やかな春の日差しはまるで今のわたしの気分を言い当てているようで。自然と笑みがこぼれる。
 そんなわたしをじっと見つめてくる、腕の中のなのはにそっと唇を寄せて。
 触れるだけのキスで無邪気に笑うなのはにちろり、舌を出して。
 わたしは跳ねるように、宙を舞った。
| 浅木原忍 | 22:39 | comments(6) | trackbacks(0) |
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Comment
久しぶりに「王子様」なフェイトを見た気が…
うん、なのはの事になると途端にヘタレるフェイトは大好きだけど、やはりなのはの事になると途端に格好良くなるフェイトも実に良いですね。

そして
「無理するわたしなんか、嫌いになればいいのに」
「そんなおせっかいで心配性なフェイトちゃんが好きだとか。どうかしてるよ、わたし」

なのはさんツンデレですか?!ツンデレですよねっ!?
いやもう悶えますよ?拗ねた雰囲気で駄々っ子の様に口を尖らすなのはさんに激萌えDEATHよ?

あ゛ーもー青春だねっ!こんちくしょう!




改めてこんなのを毎日見てるアリサ嬢の精神力の高さに感服。


素晴らしいSSを有り難う御座いました。
Posted by: LNF |at: 2008/02/12 2:30 AM
くぅ、こんなの毎日見せられたら血がいくらあっても足りないw

なのはの為にと行動するフェイトが素敵ですw
Posted by: らさ |at: 2008/02/12 5:58 PM
なのはかわいいw
フェイトかっこいいww
GJです!
Posted by: 時祭 |at: 2008/02/12 9:30 PM
まさにラブコメですね!
あんたら、他人の家の軒下で何やってるんw

フェイト王子はそのままなのは姫を自宅までお持ち帰り〜ですね。

やばいニヤニヤが止まらない…
Posted by: なのはな |at: 2008/02/13 4:01 PM
うう・・・ひさしぶりでも、相変わらず糖分が高いです。
ケンカしながらも、その部分もひっくるめて好きなケンカ中と見せ掛けたバカップルです。
どうしてこうもケンカの風景もニヤニヤが止まらないんですか? もう、最高過ぎです!
Posted by: マルダユキ |at: 2008/02/14 11:49 PM
 お久しぶりです。コメントくださった方、読んでくださった方、ありがとうございます。
 年明けてからずっと処々イベント用の原稿書いてました。まだ完全には終わってませんけど一段楽したのでこちらにも投稿させていただきました。
 管理人様、読者様、かなり遅ればせですが、今年もこちらにお世話になりたいと思います、どうぞよろしくお願いします。

 >LNFさん
 なのはさんて恋したら意外とツンデレ(キツめのではなくw)になるんじゃないかなあとか思ってました。
 天然小悪魔姫×ヘタレ(決めるときは決めるw)王子が今の私の好みです。攻守がどちらかに偏らない辺りを表現していけたらなあと思ってます。
 あと中学生なこの頃は普段アリサはすずかとイチャコラしてるはずなので精神力で一番感服すべきは師匠でしょうw

 >らささん
 冬コミにも出しましたが、このワンシーンななのフェイSSは非常に書きやすいので今後シリーズ化も検討してます(ぇー
 フェイトにとってなのはに関することは全てにおいての最優先事項なのです。

 >時祭さん
 小学生ではなのフェイ、中学生ではフェイなのを推進しておりますw
 基本なのフェイが好きなのですが。どうしてでしょう……やはり髪型、かな。
 金髪ストレートロングは受けより攻めが似合うという固定観念が私にあるからでしょうか(ぉ

 >なのはなさん
 >その後
「フェイトちゃん、方向間違えてるよ」
「え? このまままっすぐ飛べばなのはの家に着くよ」
「もぉ、鈍感なんだから」
「な、何が?」
「あ〜あ、いつになったら持ち帰ってくれるのかなあ」
「…………あぅ」
 きっとこんな感じでしょう、基本的な主導権はあくまで『姫』が握ってます(ぉ

 >マルダユキさん
 上記の通りこちらでは久しぶりですが、年明けてから執筆のペースはむしろ上がってましたので(正月は作品4本脱稿しました)その勢いのままにこちらにも作品送らせて頂きました。さすがにぐったりしてますが(笑
 機会を与えて頂けるうちはイベント向け原稿を優先させて頂くつもりですので(締切大嫌いなので前倒しで終わらせたいのですorz)まだ全て終わってるわけではないのでまたしばらく生存未確認になるかもですが、今後もお付き合いくださると嬉しいです。
 このなのフェイはお互いがお互いに首っ丈なのでケンカも修羅場も全てラブコメへの材料になるのです(ぇー
Posted by: mattio |at: 2008/02/16 7:15 PM








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現在のお礼SS(1/3更新)
ルナ姉と大ちゃんの日常的風景

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同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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