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夜長の行き先
 札幌帰ってきて一発目の更新はフェルゼさんより投稿なのフェイSSー!
 こっちの話はまた後でしますのでとりあえずお楽しみくださいませw











 「ねぇ、フェイトちゃんの家に行ってもいい?」
 「いいけど…今日は誰もいないよ?」
 それはある晩秋。
 秋の長雨、その中休みの日。
 けれども天気予報は「夜には雨」
 そんな日のこと。



 夜長の行き先

 

 「おじゃましまーす」
 「いらっしゃい、なのは」
 フェイトの持ってきた紅茶となのはの持ち込んだお菓子をはさんで座り込む。
 いつもの場所で、いつものクッションの上。
 いつものように取り留めのない話をして。
 時計の針が夕方から夜へと切り替わったころ、不意に訪れた静寂にフェイトはいつも通りでないものに気付いた。
 制服から着替えてきたなのはは、フェイトにとっては見慣れない格好をしてきていた。 
 「珍しいね、なのは。赤いパーカーなんて」
 「あ、これ。うん…めったに着ないんだけどね。このところの雨でいつものは乾いてなくて」
 そう言ってなのはは苦笑した。
 「かわいいと、思うけどな」
 「にゃはは…ありがと。でも、何か『あかずきん』みたいじゃない?」
 「あかずきん?」
 「ほら、あのあかずきんちゃんがおばあちゃんのお見舞いに行ってっていう」
 「あぁ…あのお話」
 言われてフェイトは思い出した。
 この世界にある古いおとぎ話。
 「あのお話も今はハッピーエンドだけど…ほんとはどうだったのかな」
 ふと思い出したようになのはが呟いた。
 「ほんと?」
 フェイトの知る「あかずきん」は一つだけ。
 あれは偽物だったということだろうか。
 「あ、あれが偽物だって言うわけじゃなくてね。有名なおとぎ話も、もともとは結構怖い話だったりするみたいだから」
 「そう言えば、そんな本が流行っていたね」
 「優しいお話だと思っていたものが実は怖いものだった、なんてちょっと嫌だな」  
 「…そうだね」
 フェイトの返事までの奇妙な沈黙。
 それを見過ごすほど、二人の関係は浅くはなかった。
 「フェイトちゃん?」
 「なんでもないよ」
 けれども、今それを口にできるほどフェイトの感情は整理されてはいなかった。
 “優しい関係が、実はそうじゃなかったら…
  親友だと思っていた相手が、実はそう思っていなかったらどうする?”
 そんなこと、聞けるはずがない。



 フェイトがなのはに親友以上の情を感じるようになったのは、ほんの数か月前の話だった。
 バスに乗って少し遠くまで遊びに行った帰り。
 疲れたのか、眠ったままもたれかかってきたなのはを見た途端、鼓動がはねた。
 「っ…!?」 
 それまでもなのはのことは大切な人だと思っていた。
 けれども、その感覚は違っていた。
 胸の奥で、「特別」を声高に主張する。
 いつも見ているその顔が、たまらなく愛おしく感じて。
 何気なく視界に入れていたその唇が、たまらなく魅力的に感じて。
 “触れたら気持ちいいだろうな”
 と、思った。
 何の疑問もなくなのはの唇に自らのそれを近づけて。
 あと30 cm…20 cm…10 cm…
 ガタン、と。
 バスが揺れた。
 とっさになのはの頭の横に手を突いて体を支えて。
 あと3 cm。
 急に近づいた距離に、顔が火照った。
 それが逆に冷静さを取り戻させる。
 “なに、を!?”
 元の距離を取り直し、車窓に目を向ける。
 しかし、落ち着くどころか混乱は拡大する一方で。
 あの行動の理由を見つけようと考えて。
 いつもの停留所の三つ前。
 一つだけ残ったその理由。
 それは…



 「なんでもなくないよ」
 顔をそむけたフェイトに、なのはがにじり寄る。
 フェイトの視界の端で赤が動いた。
 「なんでもない」
 頑なに繰り返して目を閉じる。
 「話してよ…私でよければ力になるから」
 “なのはじゃなきゃ、駄目だけど”
 心の中でそう呟く。
 「ね、フェイトちゃん…」
 心配そうななのはの声が、すぐ近くで聞こえて。
 うっすらと目を開けると、フェイトの目の前になのはの唇があった。
 奪いたい、と。
 欲望の、声がした。
 「なんでも、いいの?」
 気付いたら、声が口を突いていた。
 「うん、なんでもいいよ」
 “その優しさに付け込んで、私は”
 逃げる暇を与えないよう、なのはの頭を両手で抱え込んで。
 素早く唇を合わせた。

 吸いかけていたなのはの息が止まる。
 固まったなのはの温もりと柔らかさを体に刻みつけて。
 フェイトは、なのはの体を解放した。
 「こうしたかったの」
 「フェイト…ちゃん…」
 「うぅん、本当はこれだけじゃない。なのはの全てを奪いたいとまで思った。だから、言えなかった」
 唇を押さえたなのはの目は、驚愕に見開かれていた。
 「軽蔑した?軽蔑したよね。私はなのはの隣で、友達の顔して、ずっと、こんなことを考えていたんだ」
 フェイトの顔に自嘲が浮かび、そのままなのはから目を逸らせた。
 「ごめん…今夜は夕食も用意してないから。遅くなる前に帰った方がいいよ」
 互いの家に行くといえば、それは夕飯まで一緒にいるということで。
 それは暗黙の了解だったけど。
 終わったと、思った。

 視線が交わらぬまま、互いに口を閉ざしたまま幾許かの時間が過ぎた。

 先に動いたのはなのはだった。
 何かを感じ取ったのかフェイトの横を通り過ぎてカーテンに手をかける。
 数センチだけ開いて、そして。
 「降ってきちゃった」
 独り言のように呟いた。
 同じようにフェイトが窓の外へ目を向けると、すでに小雨を通り越した雨が降っていた。
 なのはは外を見つめたまま、何も言わない。
 フェイトは、傘を貸した方がいいだろうか、などと考えていた。
 なのはは、傘を持って来ていなかった。
 「雨、だから」
 今度の呟きは明らかに誰かに向けられたもので。
 ここにはフェイトしかいないから。
 フェイトはなのはに視線を向けた。
 「帰らなくてもいいかな」
 いつの間にかフェイトに視線を向けていたなのはの目は真剣で。
 「泊まっていっても、いいかな」
 けれどもいつもの真剣さとは異なる何かを、フェイトは感じた。
 「いいよ」
 言葉が、勝手に口をついた。

 二人で簡単な食事を作って済ませ、順番に入浴した。
 フェイトが入っている間に、なのはは家に連絡をしていたらしい。
 気付けばもう、就寝時間になっていた。
 フェイトがベッドを使い、なのはには来客用の蒲団を用意した。
 おやすみを告げ照明を落とす。
 月のない夜。
 雨に打たれた外気が冷えていく。
 窓ガラスを徐々に侵したそれはやがて、眠れぬ二人の部屋にも忍び寄っていった。
 「はぁー」
 鋭敏になっていたフェイトの聴覚が息を吐く音を捕らえる。
 ため息とは異なるそれに続いて、手をこすり合わせる音が聞こえた。
 ふわりとした厚手のベッドに比べると、来客用のそれは薄い。
 「…なのは、寒いの?」
 フェイトの声が暗闇に吸い込まれる。
 ややあって。
 「少し」
 簡潔な言葉が返ってきた。
 フェイトの中で、しばらくの逡巡があった。
 理由は単純、
 こちらの蒲団の方が温かいから。
 でも、この行為の意味はそれだけじゃなくて。
 なのはもきっと、分かっているから。
 全てなのはに任せようと、そう決めて。
 もう一度、フェイトは自嘲気味の笑みを浮かべた。
 あんなことをしでかした自分が罪を重ねるか。
 なのはの言葉に感じたものを、信じるのか。

 「寒いなら、こっちへ来る?」
 なのはが体を動かす気配をフェイトは感じた。
 暗闇に慣れつつある目に、なのはが上半身を起こすのが映り。
 フェイトはそれに合わせて蒲団を絡げた。
 視線が、交叉する。
 フェイトの瞳はこの行為の先にある想いを、もう隠すことなく告げていた。
 熱すぎるそれをまっすぐに受け止めて、なのはは瞳を閉じた。
 かみしめるように想いを感じ取る。
 外気に冷やされた指先とは逆に、熱を持ち始めた芯を感じて。
 それは、初めての感覚ではなくて。
 不快ではないそれに意味を付けたくて。
 理由にしたくて。
 一つの単語に行きつくまでに、さして時間はかからなかった。
 それはもう、狭められた選択肢の一つだったから。
 ゆっくりと、なのはは目蓋を上げた。
 揺るがずにある瞳と再び交わり、しかし、今度はそのまま見つめ返した。
 互いの瞳に映る想いは、雄弁に返事を告げていて。 
 けれども、踏み出すために。
 「うん」
 短く、一言を伝えた。

 身を滑り込ませたなのはに蒲団を落とすと、そのままフェイトはなのはを抱きよせた。
 「ねぇ、なのは」
 「うん」
 「オオカミのベッドに近づいたあかずきんは、さて、どうなったのかな?」
 「おとなしく食べられてなんか、あげないもん…」
 言い終えるとともに、少し首をのばしてフェイトの唇に自らのそれを届かせる。
 「オオカミを食べちゃうあかずきんだって、いるかもしれないでしょ?」



She gets her, and She is gotten by her.
Because She is a Wolf.
So She is a Girl.
| 浅木原忍 | 23:39 | comments(4) | trackbacks(0) |
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Comment
やばいwフェイトさんもだけど、なのはさんも、フェイトさん喰う気マンマンですよw
 モユルwwwww
Posted by: |at: 2007/10/16 12:06 AM
どっちが食べる側に回るのか、それしか考えられない(汗)。
自分の脳はイイ感じになってるようです(笑)。
Posted by: ユリかもめ |at: 2007/10/16 2:06 PM
帰って欲しくない人を引き留める雨を「遣らずの雨」って言うんでしたっけ?

あの雨はきっとそうだったに違いない。
いや、「狼な」フェイトと同じ思いを秘めていた『赤ずきんな』なのはが降らせたのかも…
妄想は尽きません。
是非とも、なのはサイドのSSを書いて欲しい所です。

後私見で済みませんが、とりあえずこう言う状況ではフェイトさんは『絶対的に』なのは嬢には敵わないので「食べられる」のはフェイトさんで(ぇ
Posted by: LNF |at: 2007/10/16 8:08 PM
こんばんは。
そして初めまして、フェルゼです。
秋の夜長は人恋いしと申しますが、いかがお過ごしでしょうか?

それはさておき。
コメント、どうもありがとうございました。

食べたり食べられたりですw
えぇ。いっそ交互にやるといいと思っているBSEな牛です。

「遣らずの雨」ですか…いいですね。そういう類の言葉、大好きですw

なのはさんサイドですか…
まさかそこまで反応を頂けるとは思っておらず、考えてもいませんでした…。
調子に乗って、考えてみようかと思いますw
もしもできたら…浅木原さんにお世話になってもよろしいのかな。
Posted by: フェルゼ |at: 2007/10/20 12:12 AM








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現在のお礼SS(1/3更新)
ルナ姉と大ちゃんの日常的風景

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DL頒布中作品

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同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
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 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
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 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

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投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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