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アツい日は季節を越えて
 mattioさんから「アツい日」シリーズ第5弾到着! 夏が終わっても5人のアツい日々は続きますw











 ――はやて――

 ふわ〜っと、ええ匂いがしてきたよ。香ばしくていかにもおいしそうな、焼きイモ特有の秋の香りや。
 秋はおいしいモンがいっぱい食べれて、ええ季節やね。
 この『庭』は広い上に落ち葉に困らんから焚き火にはめっちゃ最適や。
「ねぇ、はやて。警察に通報するけど、覚悟はいい?」
 さらーっと物騒なこと言われてしもた。
 しゃがんだまま声のした方を向く。そこには苦笑しながらこっちを眺めるなのはちゃん、フェイトちゃん、すずかちゃん……と。
 この素敵なお庭の所有者の、素敵なご令嬢。携帯電話を構えた、可愛い可愛い不動明王さまがいた。
「つーほー? って、誰を? すずかちゃんか?」
「あんたに決まってるでしょうが。どうしてすずかが出てくるの」
「『すずかは存在自体が罪なのよ! 罪なくらい可愛いのよっ!!』とかのろけるつもりやったんかなーと。そしたらわたしがこう、なんでやねん、と」
 ビシッと空気に向かって突っ込んでみる。
「なんでやねん」
 イタッ。
 あかんよ、アリサちゃん。ホンマに突っ込んじゃ。
「おぉ、わたしの方が突っ込まれてしもた。さてはアリサちゃん、初めからわたしに突っ込みたくて話ふったんやな? なかなかやるやないか、こいつぅ」
 うりうり、ひじで突いてみるも、さすが不動明王。憤怒のポーカーフェイスはくずれへん。
「はい、通報するから」
 わ、ホンマに押したよ、携帯番号。
「ちょ、ちょちょちょ。何で? 何でわたしが通報されなあかんの」
 慌てて携帯を奪い取って電源ボタンを押した。全く、しゃれになってへんから。
「とぼけるな。今まさにやってるじゃない、悪行を」
 アリサちゃんが指し示す方を向いて、わたしはさわやかに笑い返した。
「これ? イモ焼いてるだけやんか」
「略すな。『他人の家の庭で勝手に焼きイモしてる』んでしょうが。し・か・も、あたしの家の庭で!!」
「ええやん。ヴィータがお年寄りからもろて来てくれたんよ? おすそわけや」
「焼きイモに文句つけてるんじゃないの。ここで焼くなって言ってるの」
 自分の鼻をつまむ。
「ココワァ、アリーサチャンノウチジャナクテー、パパノーオウチデース」
 アリサちゃんが、一層眉をひそめた。
「……誰よ、それ」
 パパ言うてるやんか。
 ま、解るわけあらへんよね。ぶっちゃけ適当やから。
「アリ〜サチャンノォ、パパデース」
「侮辱罪ってのも加えとくから」
 携帯を奪い返されてしもた。わ、早うち。わたしは再び携帯を素早く奪い取った。
「ちょちょちょ、そこまで怒らんでええやん。ほんのベルカ式ジョークやから軽く突っ込んでくれればええんよ、アリサちゃ〜ん」
「何それ、あたしに魔法使いの常識は通用しないから」
「アリサ、魔法使いでも常識じゃないよ、それ」
 唇を微妙に引くつかせて苦笑するフェイトちゃん。
「はやてちゃん、魔法使いのイメージダウンだよ、それ〜」
 わたしに抗議の声を上げるなのはちゃん。
「あんたの友達から見ても見苦しいみたいよ? 残念ね、はやて」
 ニヤリ顔のアリサちゃんに、わたしはにっこり微笑み返す。
「すずかちゃんにデレてるときのアリサちゃんほどやないよ」

 ――良い子は携帯の角で人どついちゃあかんよ? なぁ、マイフレンド。






 ――アリサ――

 全く、付き合ってられない。
 どうしてこう、突拍子もないことばかりやらかして困らせようとするのかしら。
 素でやってるのか、確信犯なのか、さっぱり見当つかないからなおさらたちが悪い。
「まだ学校祭っちゅう大イベントが残ってるしなぁ。この焼きイモで英気を養っとかんと」
 その問題児が焚き火の上に落ち葉をのっけて、再び喋りだした。
「うん。はやてちゃんは学校祭初めてだもんね。誰よりも楽しみなんじゃない?」
 すずかが拾ってきた棒切れで焚き火の中を突きながらそれに応える。
「ホンマ、楽しみやねー。わたし学校祭でバンドやってみたいんやけど」
 唐突。初耳。
「一応聞いといてあげるわ。誰があんたと一緒に演奏するわけ?」
 はやてが「何言うてるの?」的な顔して見返してきた。
「決まっとるやん。この五人でバンド組むんよ」
 予感していた通り。こめかみに手を当てて、
「突っ込み所有りすぎ」
 苦言を呈する。
「何でや? もうバンド名まで決めてるんよ? 後は練習するだけや」
「勝手に決めないで。……ちなみに、そのバンド名とやらは?」
「ずばり! みんなの名前の頭文字とって『FLASH』でどや?」
 フラッシュぅ? えっと、F……って。
「『N』はどこ行った、『N』は」
 なのはが「あれ?」って自分の顔を指し示したのと同時に、あたしははやてにもっともかつ的確な突っ込みを入れた。
「そう、そ・こ・でや。なのはちゃんは芸名で出場ってことで」
「げ、芸名? それちょっと違う気が……」
 ちょっとじゃなくて全然違うわよ、なのは。
「細かいこと気にしちゃあかんよ。『L』が必要やからリリカルとかでええんちゃう?」
 うわ、超投げやり。
「ええ〜っ!? やだよ、そんなのー」
 当然の反応。なのはがわめきだした。
「い〜や、Lylical・高町。これでいこ」
「ちょ、そんな勝手に……」
 そんな発音良く呼ばれても、嬉しがるやつは普通いないでしょ。
「良かったわね、リリカル。素敵な名付け親に出会えて」
 ごめんね、なのは。もうどうでも良くなってきた。さっさと切り上げたいのよ。
「リリカルちゃん、きっと学校中の人気者になっちゃうね」
 笑い者、との間違いでしょ。
 すずかまですっかりツボにはまっちゃってるし。さっきから含み笑いしっぱなし。
「え、えと……」
 フェイト、必死でフォローする優しい言葉を探してるみたい。無理に取り繕おうとしなくていいのよ。
 時には変なものをはっきり変て言い切る覚悟も必要だから。相手があんたの愛しのなのはでもね。
「か、可愛い名前だね、リリカル」
 オイ。時間かけた返事がそれ? 声、裏返ってるし。
「うぅ……」
 へこむ、なのは。それ見てさらに慌てるフェイト。何だか、もう。
「そもそもあたしとすずかはもう二人でヴァイオリンの演奏するって決めてるから、無理よ。今日はこれからその練習するんだから」
「聞いてへんよー、そんな話」
「してないもの、あんたには」
「じゃあミュージカルにしよ。わたしが二人をより際立たせる、名バックダンサーつとめるから」
 そう言って、名バックダンサーを自称する気違いがその場で踊りだす。

 はやてはびみょうなおどりをおどった!
 なのはたちはあっけにとられている!

 あたしは「にげる」を選択した。
「はい、ウソウソ。あんたのお笑いライブに成り果てるのが目に見えて解り切ってるっての。はやてはほっといてもう練習しよ、すずか」
 風を切るように、あたしは家の中へと戻る。三人分の足音で、なのはたちがついてくるのが確認出来た。
「わたしは〜?」
「あんたはイモ係でしょ。火事なんか起こしたら承知しないからね」
「はいは〜い」






 ――フェイト――

 室内が、時間が止まってしまったみたいに物音のしない空間に変わる。そうさせているのはきっと、目の前の二人だ。アリサとすずか。
 ほぼ同時にヴァイオリンを左肩に置いて――この辺の仕草まで息がぴったりだ――とたん、アリサとすずかの表情が変わった。
 目を閉じて、眉を寄せてるような、そうでないような、とにかく、真剣。
 すごいの一言。まだ演奏が始まってもいないのに、わたしはすっかり呑まれてしまっている。
 ――左手。こぶしを作っていた左手に、温もりが重なった。
 横を向く。なのはが微笑んでいる。
 わたしも微笑み返して、視線を前に戻す。さっきと全く変わらない風景。
 アリサもすずかもヴァイオリンを構えたまま、彫刻になってしまったかのように、動かない。集中、してるんだろう。
「わたしね、実はあんまり二人が演奏してるとこ、見たことないんだ」
 なのはが、隣にいるわたしがようやく聞き取れそうなくらいの低い小声で囁いてきた。
「そう、なんだ」
 意外だった。
「わたしは今日が初めてだから、すごく楽しみだよ」
「うん。わたしも楽しみっ」
 その温もりをいったん離して、しっかり指を絡めて握り返した。






 ――アリサ――

 胸の鼓動が落ち着くのを待つ。楽器が手になじんで、コンディションが最高だって思えるまであたしは決して弾こうとしない。
 初めて試みる、ヴァイオリニストとしての、すずかとの共同作業。何度も何度も練習を重ねた末に創りあげた、二人のリズム。
 一人で演奏するときとは違って、難しい。すごく難しい。
 すずかが相手でなきゃ、まず固く拒んだと思う。ま、すずかの提案とあっては、おめおめと断るわけにはいかない。やってやろうじゃないのってことで。
 お〜きく深呼吸。フー、と口で息を吐き出し終えて。――よし、いくか。
 目を少しずつ開く。視線を右へとずらして、流し目でパートナーにアイコンタクトを求める。
 実はこの瞬間も心を落ち着けるために重要な要素だったりする。そこにすずかがいること。今日のすずかを見て思うこと。
 白い、姫ワンピ。いかにもすずかが好んで着そうな格好。
 ――いい。やらしいオジサンみたいな感想だけど、すごくいい。
 そのパートナーはまだ目を閉じている。今日はいつもより時間がかかってるわね。
 ……なのはとフェイトの前だから、かしら。気持ちは解るけど。すずかはこう見えて情にはひときわ厚い。
 友達の前だからこそ、よりいい演奏がしたいと思うに違いない。
 心の中で苦笑する。
 すずか、これじゃ本番より気合い入っちゃうかも。……あたしも、ね。
 すずかの目が開いた。首が動いて、あたしと目が合う。
 ラベンダーの、薄紫。一瞬、見とれてしまう。
 心の中でかぶりを振って、キッ、とその瞳を見つめ返す。
 こっちは、大丈夫。
 すずかが軽く頷いて弓を構える。
 弾き始めるのはあたしが先。再び目を閉じて、腕の動くままに、気持ちの流れるままに弓を動かす。
 さっきまで痛いくらい静かだった部屋に、あたしのヴァイオリンが放つ音響が満ち溢れる。
 と、直後、そのメロディーに厚みが増した。
 すずかのヴァイオリンの旋律が、あたしのとツイストするように絡み合い、シンクロする。
 ……出だしは、好調かな――

   *

 ……おすまし顔のすずか。相変わらずその艶のある音色に乱れがない。安心する。
 すずかはいつだって集中することには事欠かないし、あたしに欠けている部分を無言でとがめられている気がして、ちょっとだけ悔しいような、羨ましい。
 ちょっと、いたずらしてみようか。ホントは、本番にやってやるつもりだったんだけど。
 演奏中にこんなことを考える余裕があるのも集中出来ないわけじゃなく、状態が限りなくベストである証拠。楽しんでいる証拠。
 マルチタスク、発動。ヴァイオリンに神経を注ぎつつ、視線はすずかの様子をマークする。
 すずかがちらっとあたしを見た。今だ――
「っ」
 ウインク。そして――大成功。すずかのほっぺに薄く赤みがさしたのを、あたしは見逃さなかった。
 けれどすずかの演奏は途切れたりしない。ま、そうでなきゃいたずらなんてしないけど。信頼よ、信頼。
 実はこのウインク、出来るようになるまで結構な特訓をしてたりする。もちろん、誰にも内緒。
 知られたら、バカみたいじゃない。これのためだけに毎日ずーっと鏡の中の自分と見つめ合ってた、なんて。
 さ、この調子でラストまで突っ走るわよ。ノッてきたっ――!






 ――すずか――

 もぉ、アリサちゃんは……。これだから油断ならない。
 心臓が跳ねたせいで一瞬微妙に自分の中でのテンポが狂ってしまった。慌てて修正したけれど。
 ちらりとアリサちゃんを見やって目と唇のジェスチャーでとがめてみるものの、その「ふふっ。してやったり!」な、お茶目さん顔をされてはそっぽを向いて演奏に集中する以外に反抗の余地がない。
 ――アリサちゃんの奏でる旋律が次第に流麗なものからアップテンポな演奏へと変わっていく。スピード感溢れる、さながらロック・テイストなナンバー。アリサちゃんの一番の見せ所。
 それに合わせて、わたしも少しずつメロディーに変化を加えていく。徐々に装飾的な音も織り込んで、聴く人に力強さも感じさせようとする構成。
 アリサちゃんの額から落ちる汗が時折光の粒となって舞い散る。
 アリサちゃんの演奏スタイルは、独特だ。きっとアリサちゃんは意識してないんだろうけど、クールに見えて過激っていうか、心をわしづかみにするようなアクション。
 演奏者というより指揮者のような手の動き。惹きつけられて手がおろそかになってしまいそうなくらい、かっこいい。
 そんなアリサちゃんを誰よりもそばで見て、聴いて、感じることが出来るのだから、わたしは誰よりも幸せな観客だ。アリサちゃんとまた目が合った。かすかにその唇の端が持ち上がった気がする。
 ――うん。今日はくずれる気がしない。失敗する気が、全くしない――!
 






 ――フェイト――

 部屋全体に響くような、高らかなハーモニー。
 二人の繊細さが伝わってくる、滑らかで流れるようなメロディー。
 気力を沸き起こすような、二人の様子。
 思わず体全体でリズムを取ってしまいそうだ。惹きこまれる。
 負けてられない。そんな気持ちになった。それが何に対してなのか、口では言い表せないけれど。
 つぶやかずには、いられなかった。
「…………すごいね、二人とも」
 なのはは、無言で聴き入ってるみたいだ。――……
 わたしも、楽器をやってみようかな。なんて、軽はずみな考えが頭をよぎってしまった。
 でも、でももしわたしが楽器を弾けたとしたら、なのは、聴いてくれるかな。喜んでくれるかな。
 それはきっと、幸せな光景だと思う。
 目を閉じて、そうすると楽器の綺麗な音色がたちまちわたしをその光景へといざなう。

 ――アルトセイムだ。わたしの、育った場所。見渡す限りの、青と緑。
 そこにいるのは、なのはとわたしの二人だけ。身なりは決して良いとは言えない、肌触りの優しい素朴な手織り服。街中を堂々と歩けるようなものじゃない。だけどなのはとおそろいだから、全然嫌じゃない。
 野原に座り込んで、身を寄せ合って。わたしが使いこまれたギターを弾きながら、歌うんだ。自分に出来得る限りの甘い歌声を空に向かって響かせて。もちろん歌う曲は、なのはのために作った世界にたった一つしかない、特別な歌。
 なのははそんなわたしを照れながら、はにかみながら、じ〜っと見つめてくれて。歌が終わると、その、えと、……あぅ。
 そんな時間を、ずっと過ごす。
 なんて素敵なんだろう。現実じゃないって解っていても、振り切るのがためらわれてしまう。
 あの闇の書に吸収されたとき、もしプレシア母さんたちとの夢が選ばれなかったら、もしかしたらこの願望が選ばれていたかもしれない。
 ……脱出するのは、より難しかったかも――
「ん……」
「? なの、は?」
 急に自分の左肩に何かがのしかかってきて、我に返った。
 なのは? なのはが頭を寄せてきていた。その顔を覗いてみる。……寝て、る。
 どうしたらいいのか迷ってるうちに。二人の演奏が、終わった――







 ――すずか――

 演奏、終了。と同時に、アリサちゃんに近寄って――
「ふぅ……。お疲れ、すず――ッ」
 不意をつく、甘噛み。
 顔を離して、固まってるアリサちゃんに向かって、
「お返し。演奏中にいたずらはダメだよ? アリサちゃん」
 左目をパチッと閉じてみせた。つまりウインク。
「…………」
 アリサちゃんが何も言わずにテーブルに向かい、用意されていたティーポットからカップにお茶を注ぎだした。すねちゃった、かな?
 ――むすっとした顔で戻ってきて、
「ごめん」
 おわび? アリサちゃんが腕を伸ばして、カップを差し出してきた。
「うん」
 わたしはにこっと笑いかけて、早速すする。
 熱い。
 ふぅふぅ、息を吹きかけてから、改めてすすってみる。
 ――うん、熱いけど、おいしいよ。――と、
「あっ」
「んっ。――っ。……ふぅ」
 カップを奪い取られて、アリサちゃんがぐいっと飲み干してしまった。
 ふうっと大きく息を吐いたアリサちゃんがわたしに向きなおって、勝ち誇ったように笑う。
 ――あ、間接――――……。
 ふふ。アリサちゃんの、ばか……
「もぉ……熱くなかった?」
 色々な意味をこめて。
「別に」
 うそ。顔をプルプルされたまま言われても信じられるわけがない。そんなアリサちゃんが可愛くて、思わず顔がへにゃ〜っととろけてしまいそうだ。
 これ以上は見てられない。ほっぺをさすって気持ちを引き締め直して、お客さんに挨拶……と、思ったら。
「あれ……なのは、ちゃん?」
 可愛いお客さんの片割れが、目を閉じて横になってた。
「うん。寝ちゃったみたい」
 フェイトちゃんが申し訳なさそうに苦笑する。
「寝ちゃったって、演奏で? 全く子供みたい……って、子供か」
 顔を手で仰ぎながらアリサちゃんが呆れたようにつぶやいた。
「なのは、最近特に頑張ってるから。疲れてたんだよ」
 フェイトちゃんがそのなのはちゃんの頭をなでる。
「ふふ。起こさない方がいいよね。……そうだ、アリサちゃん」
 アリサちゃんを手招きする。
「何?」
「あのね……」
 アリサちゃんの耳に顔を寄せて、浮かんだ名案を伝達。
「ん? …………本気?」
 あからさまに困惑した様子のアリサちゃん。
「本気。ダメ?」
 断られる可能性を全く視野に入れずにこんな聞き方をしてしまうわたしは、ずるいかも。
「別に、いいけど。ちゃんと弾けるか、分からないわよ? あたしそれ弾いたことないし」
「大丈夫。わたしもないから」
 アリサちゃんが肩をすくめて、ため息。
「だから余計不安なんでしょ。ま、練習だと思えば、いっか。……フェイト」
「え?」
 きょとん、と目をまん丸にしたフェイトちゃん。
「あたしたちが演奏したげるから、なのはに歌ってあげたら? 歌」
「う、歌……?」
「フェイトちゃん歌上手いから、なのはちゃん、聴いたらもっと気持ち良く眠れるんじゃないかな」
 戸惑うフェイトちゃんに、微笑みかける。
「で、でもわたし、歌って言っても、ひとつだけしか」
「そ、それのことよ。お花見のときに歌ったあの曲よ。即興であたしたちが弾いてあげるから。特別に」
「え……」
「アフターサービスよ。お客さんへの」
 ピッ、とアリサちゃんが弓の先をフェイトちゃんたちに向けた。そして、ニッと笑う。
「どうかな? フェイトちゃん」
「う……うんっ」
 フェイトちゃんたちに向かって、恭しく一礼。
 わたしとアリサちゃんは頷き合って、再びヴァイオリンを構えた。





 ――なのは――

 ――――歌だ。
 襲い来る睡魔と激しい戦いを繰り広げていたわたしに、突如穏やかな歌が聴こえてきた。
 聴き覚えのある、旋律。聴き覚えのある、歌。
 澄んだ音色がわたしを深い、深〜い眠りに誘う。
 ふかふかの雲の上に寝転んでるみたい。
 しっとりとしてて、心にしみるようなその甘い声に、ついに睡魔に敗れ去ってしまった。
 一気に、脱力。
 なんだか懐かしくて、なんだか甘いような、いいにおいがする。

 ん……うにゅ……ねむ、い――……
 ……このうた、すごくやさしくて、どんどん、ねむくなっちゃう、よ……
 …………あれ?
 うたが、きこえなくなっちゃった。もう、おわり? もっとききたかったのに。
 ――――あ。
 ほっぺを、おされた。おされたっていうか、さわられてる。
 おきろって、ことかな。まだねむくてしかたないのに。
 ほっぺをおしてるなにかがわたしのほっぺをなぞってる。ふふ。やわらかい。くすぐったい。
 ――ふぇ? そのさきって。そのさきって、――あ。

 あぁ…………おされ、ちゃった。

 おきようかとおもったけど、もう、いいや。――ごめんね。
 
 ふぇいと、ちゃ――――……







 ――はやて――

 焼イモ完成を知らせに来るなり、部屋にいたみんなに合図された。シーって。
 一体、なんや?
 扉を閉めて、みんなの側まで来てようやく納得。
「へぇ……。なのはちゃんもこんな顔するんやね」
 驚いた。とてもあの凛々しい砲撃魔導師の顔とも、明朗快活な小学四年生の顔とも違った顔しとったから。
「口づけでも起きないなんて、割と図太いお姫さまね。ま、なのはらしいけど」
「あ、アリサっ」
「なに焦ってるの、フェイト。自分から勝手にしといて」
 それ聞いてなるほど、と笑う。
「ほー。フェイトちゃん、奪ってしもたんか」
「あ、あぅ……」
 なのはちゃんを抱きかかえていて両手がふさがってるから、その顔色は隠しようがない。
 酔っぱらいもびっくりな、乙女の赤。
「にしても、ホント気持ち良さそうに寝てるわね」
 テーブルにほおづえついたアリサちゃんがしみじみつぶやいた。
「アリサちゃん。浮気はダメだよ?」
「す、するわけないでしょっ」
 半分冗談、半分本気、てとこやろか。そのすずかちゃんの声色は。
「あはは、確かにこの寝顔見てたらすずかちゃんも気が気じゃないかもなぁ」
 フェイトちゃんに抱き支えられたなのはちゃんはまるで、ゆりかごの中でまどろむ――
「みんな。シー」
 フェイトちゃんにたしなめられた。
「おぉ、ごめんごめん」
 のどかな風景って、こんなんを言うんやろなぁ、と思う。
 一枚の絵画がそのまま現実になったみたいや。
 普段のつり目をこれでもかってくらい垂れ下げたアリサちゃんと、いつもより深い笑顔なすずかちゃんと。
「なのはちゃん、赤ちゃんみたいやね」
 チークでものせたんか? と思ってしまうような、天使の寝顔をしたなのはちゃんと、
「うん」
 お母さんみたいな、柔らかい微笑をした、フェイトちゃん。

 ――続いていけたら、ええな。こんなアツアツな日が。

 こんな、わたしらが。
| 浅木原忍 | 23:51 | comments(13) | trackbacks(0) |
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Comment
ちくしょう!!お前ら甘すぎだよ!!
なんなんだよ!このバカップルぶりは! フェイトとなのははともかく、アリサとすずかもついにバカップル入りとは・・・・・。
・・・・・・アレ? はやては・・・?

まあいいか・・・。

まあ最初のほうは甘さレベル大、終盤はなごみレベル大ってところですね。
十分和ませてもらいましたよ。
Posted by: 吉 |at: 2007/10/02 12:20 AM
最初こそ甘さ控えめかと思いきや、いやもう(笑)最強はすずかでしょうか(笑)
にしても、さぞやあどけない寝顔なんでしょうねぇ、なのはさん。そして、捨て身のギャグをかます師匠、最高です!
Posted by: 通りすがりのF |at: 2007/10/02 3:25 AM
フェイトが唄った歌ってのはなんなんだ?気になる。
Posted by: ユイ |at: 2007/10/02 12:36 PM
なのはっ!!!
なんっすか!!!みんな甘々じゃないっすか!!!

なんかもう、あざっす!!!!!!
Posted by: kanya |at: 2007/10/02 12:43 PM
あ〜つ〜い〜!!!
マジ熱い!さっきまで寒いぐらいだったのに何だこの気温の急上昇わ!
バカップル過ぎて突っ込みもできんと読み終わってしまった
例によってまたSSの中にダイブしてアリサとすずかのウインクがダメージでかいし
しまいに死ぬかも、次もっと熱いの期待してます
Posted by: ブラスト |at: 2007/10/02 3:11 PM
久々に来ましたね。
バカップルが2組もいるのに、ほのぼの感がある。
やっぱりなのはは最高の作品ですね。

日本が同姓婚OKなら、即入籍してそう。

Posted by: ユリかもめ |at: 2007/10/02 4:14 PM
はやての自由人っぷりに笑い、アリすずのラブラブっぷりに悶え、なのフェイの和みっぷりに癒されました(´ω`)

フェイトが歌うシーンでは思わずあの歌をかけてしまったw
バイオリンアレンジであの歌を聴かされたら、確かによく眠れそうですねww
Posted by: LEO |at: 2007/10/02 9:07 PM
mattioさん何時も楽しみにしてます。
何時も思うのですがmattioさんすごいですよ。完全に時を忘れ、なのフェイの世界はいってしまう。
現実の不安とか嫌なこととか全部忘れて、やわらかな、なのフェイの世界に浸ってしまう。そしてまた頑張ってみるかって思ってしまう。
mattioさんの、なのフェイをこれからも楽しみたいです!よろしくお願いします≧≦>
なのフェイは絶対的正義!!
Posted by: とうぅふ |at: 2007/10/04 12:59 AM
 mattioです。コメント下さった方も、ここまで読んで下さった方もありがとうございます。
 とても恥ずかしいミスをやってしまったことは本人重々反省しております、すみませんorz
 やっぱり見直しは大事ですね、以後気をつけます(ボソリ
 はぁ……(凹

 >吉さん
 あー、ごめんなさい。最初のギャグをやらせたいがためにその後の流れではやてには蚊帳の外にいてもらうことに(涙
 ほら、イモをほったらかしにするとたちまち火事になってはやては本当に通報されて連行されてしm(ry
 今回はストーリーの流れをギャグ→甘→ほのぼのを意識して書いてみましたので、そう言って頂けてとても嬉しいです。

 >通りすがりのFさん
 最初から飛ばしては面白くないってことで、まずはギャグから攻めました(笑
 ウチの師匠はいつだって体張ってます、将来芸人へと転身するためn(オイ

 >ユイさん
 妄想中のフェイトさんが歌っているのは私の脳内最強のなのフェイソングですー。
 某ゲームの主題歌なのですがバラード調でギターもまた素敵なのですよ。
 お花見のときの歌はA’sSS03をどうぞー。

 >kanyaさん
 たくさんの感嘆符をあざーっす(笑
 もはや出来上がっている2カプにほろ苦さは特にいらんかなあなんて(オイ
 こういう内容にしたのは多分本編の影響、というか反動でしょうねきっと(苦笑

 >ブラストさん
 その期待は全力でクロニクルへ回しましょう(笑
 見ての通り私ゃ期待に応えられる器じゃありませんよーw

 >ユリかもめさん
 こういうのが書いてる私としては気分良くすいすい書けるのですよ。
 小学生verではどちらかというと甘いのよかほのぼのを重視したいという気持ちがあります。
 あの頃にはもう戻らないのかなあ(ry
 >即入籍
 私の脳内ではもう何度もしてますがw(ヲイ

 >LEOさん
 その三系統をお楽しみ頂けたのは感無量ですw このシフトがやっぱり一番好きなんですよねー。
 最近師匠のネタから書き出すのがすっかり主流になってて複雑ですが(苦笑
 >バイオリンアレンジであの歌
 ですよねですよね(ry 早速聴いて頂けたようで、ありがとうございます!
 
 >とぅうふさん
 あやー……、あの、そこまで言って頂いてしまうと照れを通り越して申し訳ない気がしてならないのですが(汗
 本人は今はホントにマイペースでして、ホントに気が向いたときにしか書かないスタイルで作品出してますので……(苦笑
 世間様が許して下さる限り、私は作品出し続けますよー。
 なのフェイへの、というかあの5人への愛は当分消える気配がありませんので(笑
 こちらこそこうしてお言葉頂けると本当に元気でます。ありがとうございます。
Posted by: mattio |at: 2007/10/04 8:47 AM
季節が変わろうとも、その温度を微塵にも変えようとしない2カップルに果てしない幸福と祝福を。

そして、そのような灼熱「BA」カップルを見てもその本性を保ち続けられる偉大なるはやて師匠に最大限の敬意を。

はぁ…癒されます…
Posted by: LNF |at: 2007/10/04 11:28 PM
 >LNFさん
 「BA」の意味に一瞬気づきませんでした(笑
 たとえ季節が夏から外れようともあの5人にはそんなのカンケーn(ry
 そしてはやてはそんな2カプの幸せをふざけているようで実は海よりも深く、微笑ましく見守っているんです……。とか綺麗にまとめちゃダメですか?(笑
Posted by: mattio |at: 2007/10/05 1:15 PM
ああ、甘い。どこまでも甘いです(もっとやれって思うくらい甘い)。どうして貴方はこんなに甘い幸せな小説を書けるんですか。
ウインクでちょっと意地悪ネタもいいですけど、なのはさんと2人っきりも(なんか昔の映画みたいでいいです、ほのぼので)脱出は難しいかもしれませんが、個人的に家族団欒なプレシア達の夢になのはさんが一緒にいれば、フェイトさん、あのままでしたね絶対(じゃあ、あのまま現実のなのはさん、敗北・・・?)。
はやてさんのイモネタ及びアリサの対応には爆笑してもらいました。mattioさんの小説には確実にはやて師匠が不可欠です。
Posted by: マルダユキ |at: 2007/10/07 11:33 AM
 >マルダユキさん
 それはきっとあの頃の幼き彼女たちへの愛が、日が遠くなるにつれさらに強まっているからではないでしょうか、複雑です。
 「貧しくても幸せに二人で暮らす」という萌えシチュをどうしても実行したかったのでフェイトたんに妄想させてみました。背景描写のイメージ的には某アルプスなアニメっぽく(オイ
 なんかアリすずはオーケーとして、なのフェイ絶対主義の私にとってストーリーの進行役程度にしか考えてなかった師匠がこういう形ですっかりレギュラーに定着してしまいました、まあいいか(苦笑
Posted by: mattio |at: 2007/10/07 4:40 PM








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『ひふ〜ふ -秘封×婦婦-』
メロンDL
完売、DL販売のみ


『レトロスペクティブ酉京都
少女秘封録公式ガイドブック』

メロンDL
完売、DL販売のみ


同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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