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魔法少女リリカルなのはBURNING 第13話「未来 -innocent starter-」(2)
 最終話その2。……残り13時間、間に合うのかっ!?










     ◇

 一足先にアリサの病室を辞して、フェイトは医務局の廊下で、ひとつ息をついた。
「フェイト」
 そこにかけられる声。振り向けば、アルフがこちらに歩いてくるところだった。
「いいのかい? なのはについてなくて」
「……うん。今は、他にしなきゃいけないことが、あるから」
 胸の前でぎゅっと手を握りしめて、フェイトは言う。
 そう、しなければならないこと。……伝えなければならないことがある。
 自分のことを思ってくれている、大切な人たちに。
 ――自分は、その人たちを裏切って、悲しませてしまったから。
 ちゃんと……自分の口で、その人たちに言わなきゃいけないことが、ある。
「……何がどうなっても、アタシはフェイトのそばにいるよ」
「うん。……ありがとう、アルフ」
 アルフの言葉に、フェイトは微笑む。
 と――そこで、こちらに向かって歩いてくる、見慣れた人影に気付いた。
「……シグナム」
 その人物――シグナムも、フェイトの存在に気付いて足を止める。
「テス、…………フェイト、か」
 言いかけて、シグナムはまたひどく言いづらそうに呼び直す。
 そんな様子に、フェイトは思わず笑みを漏らして。シグナムは不服そうに眉を寄せた。
「――今まで通りで。テスタロッサと呼んでください、シグナム」
 フェイトの言葉に、シグナムは微かに目を見開く。
 互いの脳裏に去来するのは、あのときフェイトが投げかけた言葉。
 テスタロッサという名前が背負う……その、意味。
「……それで、いいのか?」
「はい」
 シグナムの問いかけに、フェイトは頷き。――真っ直ぐにその顔を見つめて言った。
「私の名前は――フェイト・テスタロッサ・ハラオウンですから」
 その言葉に、シグナムはただ静かに目を細めて――頷く。
「そうか……ならば、テスタロッサ」
「はい」
 いつも通りの、戦友への呼びかけ。フェイトもまた、いつものように頷く。
 あれから何度も繰り返してきたやり取り。……これからも、繰り返していくやり取り。
「ところで……気になっていたんだが、今後のお前の扱いはどうなるんだ?」
 不意に、シグナムがそんなことを言う。
 一瞬、きょとんと目を見開いて……それから、フェイトはぎゅっと掌を握りしめた。
 ――そう。自分は一度、管理局から離反して、エディック側についた。そのことに対する処分は……既に、クロノから聞かされている。
「……私の離反は、公式の記録上は無かったことになっているんだそうです。……だから、存在しない罪に与える罰は無いと言われました」
 それは、リンディとレティの手回しによるもの。PT事件の前科があるフェイトの離反は、リンディやクロノにまで責が及ぶ可能性があり、その結果としてアースラが事件担当から外され、アリサの救出すらも難しくなる可能性があった。だからこそ……フェイトの罪は隠匿されたのだ。半ば強引な形で。
 ――そう、それだけ多くの迷惑をかけたのだ、自分は。
 それなのに……それなのに、あの人たちは。
「――だからせめて、迷惑をかけた、心配をかけた人たちに、これからしっかりと謝ろうと思います。謝って済むことじゃないですけど……それでも謝って、そしてちゃんと、自分の思いを伝えようと……思います」
 それしか自分には出来ないから。……せめてそれだけは、しっかりとしよう。
 大切な人たちに……ちゃんと、伝えよう。
「――そうか」
 シグナムはただ、何を言うでもなく、静かに頷いた。
 フェイトの中で答えが出ているなら、自分の言葉など無粋だろうという風に。
「それで……シグナム。ひとつ……お願いしても、いいですか」
 と、フェイトがそんなことを言い。
 ――シグナムは続く言葉を待つでもなく、答えた。
「呼び出せばいいのは、3人か?」
「……はい、お願いします」
「解った」
 フェイトの肩を叩き、シグナムは歩き出す。――その3人は、それぞれ局内にいるはずだった。内密に呼び出すぐらいは、それほどの手間でもない。
「ありがとうございます……シグナム」
 フェイトの声に、シグナムは振り返って、一度笑った。

     ◇

『もうあんな無茶は勘弁だからね。これはひとつ貸しよ』
「はいはい、解ってるわよ」
 モニターからジト目で睨むレティの言葉を受け流して、リンディはお茶をすすった。
 リンディに呼び出された間に溜まった仕事で徹夜続きらしく、レティの目の下には化粧でも隠せない隈ができている。
「まあ、良かったじゃない。あなたの弟子も大犯罪者にならずに済んだわけだし」
『リンディ、あなたね……』
 目元を抑えて、レティは深く深く溜息をつく。
『……まあ、感謝はしておくわ。エディックを止めてくれて、ありがとう。……おかげで私も、あの子にずっと言えずにいたことを言えるわ』
「そう」
 頷き、リンディは羊羹をつまむ。何はさておき、事件は平和的解決を見たのだ。お茶もお菓子も美味しくなるというものである。
『あなたのところはどうなの? ……フェイトちゃん』
「そうね……」
 思案げに首を傾げるリンディ。――今度は別のところから通信が入る。
 その内容を聞いて、リンディは二、三度頷いた。
「レティ、ちょっと失礼するわ。今から家族会議みたいね」
 リンディの言葉に、レティも微笑んで頷く。
『いってらっしゃい。……大事にしてあげなさいよ』
「ええ。自慢の娘だもの」

     ◇

 そして、小さな会議室に、3人が集められた。
 リンディ、クロノ、エイミィ。……ハラオウン家の3人が。
 要件など、確認するまでもない。――もうひとり、そこにいる少女のこと。
 傍らに佇む使い魔に一度頷いて、その少女は一歩前に出る。
「……リンディ提督。クロノ。エイミィ」
 名前を呼んで。――フェイトは、静かに顔を上げると、集まった3人を見渡した。
 そして、深く深く、その頭を下げる。
「本当に……たくさん、迷惑をかけました。――ごめんなさい」
 そうして微動だにせず頭を下げるフェイトに、誰も言葉を返さない。
 その沈黙は……しかし、非難でも忌避でもなく。どこか穏やかな、沈黙。
 フェイトはただ、ゆっくりと頭を上げて。――そして、言葉を選ぶように口を開いた。
「……あれだけ、迷惑をかけて、お願いするなんて厚かましいですけど。……お話ししたいことがあります。……聞いて、もらえますか」
 フェイトの言葉に、無言のままに3人は頷く。
 ありがとうございます、と目を細めて。……そしてフェイトは、訥々と語り出した。
「あのとき。……2年前のあの場所で、私は、母さんを助けられませんでした。母さんが最後まで私を拒絶し続けたことは、何の言い訳にもなりません。……私は母さんを助けられなかった。母さんを犠牲にして……私は、今の幸せを、手に入れました」
 リンディが目を細め、微かにクロノが唸る。
 フェイトは視線を落とし、その手をきつく握って……言葉を続けた。
「幸せでした。……ハラオウンの子として過ごした日々は、本当に幸せでした。……幸せすぎて、私は忘れていました。……その幸せが、母さんの犠牲の上に成り立ったものだということを。母さんを捨てて……私は今の幸せを選んだのだということを」
 微かに口を開きかけて、しかしリンディは口をつぐむ。
 今は口を挟むべき時ではない。……3人ともそれが解っていたから、ただ無言で続きを促す。フェイトも訥々と、静かに言葉を紡いでいく。
「……誰かの犠牲の上に手に入れた幸せが、本当の幸せのはずがない。母さんを犠牲にして、犠牲にしたことも忘れて……そんな風に幸せに生きていくことが、許されるはずがないと、思いました。私には、幸せになる資格なんて無いと、思いました。――だから、母さんを助けようと思いました。母さんを助ければ。あのとき、自分がすべきだったことを、きちんと果たせば。……そうすれば、本当に幸せになる資格を掴めると、思いました。そうして初めて、私は、自分に幸せをくれたたくさんの人に、向き合えると……思いました」
 そこで一度言葉を句切り。フェイトは顔を上げて……微かに、笑う。
 それは、自嘲するような、泣き出しそうな笑み。
「――けど、そんなのはただの、私の我が侭だったんだと思います。私はただ……母さんを助けられなかった事実から、母さんが死んでしまった事実から……目を背けたかっただけで。……だから、母さんを助けて、その事実を無かったことにしてしまいたかった。自分の今の幸せを否定されることが怖くて――逃げ出しただけだったんだと、思います」
 ――僅かの沈黙が落ちる。下を向いたフェイトに、しかし誰も言葉をかけない。
 まだ……その言葉が終わりでないことを、誰もが知っていたから。
「……『時の砂礫』の見せた過去の中で、私は2年前の時の庭園にいました。……そこで私は、なのはと戦って……そして、虚数空間に落ちそうになって、――そのとき、私の手を、母さんが掴みました。……私の名前を呼んで。私を見つめて。母さんは……私を、助けてくれました」
 プレシアがあのとき掴んだ左手には、まだその感触が残っている気がして。
「それは……『時の砂礫』が見せた、私の望む過去の幻影に過ぎないのだと思います。あのときの母さんは、決してあんな風に私の名前を呼ばなかった。私を見なかった。……私の手を掴んではくれなかった。それが事実で……あれはただの夢なんだと。私がそうあってほしいと望んだ結果に過ぎないんだと……思います」
 ……知らないうちに、声が震え始めていた。
 ぐっと堪えるように奥歯を噛みしめて、フェイトはひとつ唾を飲みこんで。
「――あのとき。現実の2年前に、母さんが最後まで私を拒絶し続けたのは……本当は、私が母さんの後を追わないように。私が別の人生を歩んでいけるように……そのために、母さんは私を捨てたんじゃないか。母さんは私を拒絶することで、私を助けようとしてくれたんじゃないか――そんな私の願望を、『時の砂礫』が叶えただけなのだと、思います」
 ああ、そんなはずはないのだ。
 くだらないと言い捨てて、決して自分を見ることなく、母は虚数空間に消えた。
 ――それだけが事実で、それ以外は全て願望で。
 けれど。
「だけど……だけど。たとえそれが幻影でも。私の願望を具現化しただけの、ただの虚像だったのだとしても。――あの過去の世界で、母さんは、私を助けてくれました」
 たとえそれが幻影だとしても――掴まれた手の感触は確かに記憶に刻まれて。
 たとえそれが幻想だとしても――叫んだあの人の声は確かに耳に残っていて。
 たとえそれが虚像だとしても――自分を見つめる眼差しは、確かにそこにあった。
「私という命は……母さんに生み出してもらって、育ててもらって……助けて、もらいました。……母さんだけじゃない。なのはは、何度も私の手を掴んで、私の名前を呼んで、私を助けてくれました。リニスが、アルフが、私のそばにいてくれました。……たくさんの人が、私を助けて、支えてくれました。――私に、幸せをくれました」
 それはこの場にいる、3人もそう。
 誰が欠けても、今の幸せはここには無くて。
「母さんを助けられなかったこと。それは私の罪です。……そして、その罪から目を背けるために、私を支えてくれたたくさんの人たちを裏切ったこと。それも罪です。……私は、たくさんの罪を犯しました。その罪に、どんな罰が相応しいのか。どんな償いをしていけばいいのか。……私には、解りません。――けど」
 そして、フェイトは、迷いを振り切るように顔を上げる。
 ただ真っ直ぐに、前を向いて。――目の前の3人の瞳を見つめて。
 その言葉を、口にする。
「せめて――私は、自分を助けてくれた全ての人のために、生きていこうと、思います。犯してしまった罪も、取り戻せない過去も……全部背負って、生きていこうと思います。それが償いになるのかは解りません。けど……私には、それしか出来ないから。せめて、自分にできることで……自分を支えてくれた全てに、報いようと、思います」
 そうだ。
 捨てればいいってわけじゃない。逃げればいいってわけじゃ、もっと、ない。
 ――ただそんな簡単なこと。ずっと昔に気付いていたはずのこと。
 それを見失ってしまったことも、罪なのかもしれないけれど。
 だけど。
「――だから、……私は、」
 ぐっと、声が詰まった。深く吐息して、ぎゅっと目を閉じて、フェイトは俯く。
 ……ああ、まだだ。しっかりしろ。……まだ、泣いちゃ、いけない。
「こんな……こんな、私、でも、」
 声が、みっともないほどに震える。
 怖いのか。それとも――ああ、解らない。
「……フェイト」
 そっと、肩に添えられる手。振り返れば、自分を優しく見つめるアルフの眼差し。
 それに、小さく頷いて。ぐっと、唇を噛みしめて。
 フェイトは……溢れ出るままに、その言葉を、口にする。

「――こんな、私でも……幸せになっても、いいですか」

 言葉は、雫になって。

「私は……家族でいても、いいですか」

 つ、と、熱いものが一筋頬を伝って――床に落ちて、砕けて散った。
 そして……その瞬間には。
 フェイトの身体は……大きくて優しい温もりに、包み込まれている。
「ぁ……」
 その温もりは、どこまでも穏やかに、震える身体も、溢れる雫も包み込んで。
 耳元で囁かれるのは……ただ一言の、メッセージ。

「――おかえりなさい、フェイト」

 さん、は、つかなかった。
 その言葉は――他人の子供に向けられる言葉ではなかった。
 自分の娘へと、向けられる言葉だった。
 ――母親の、言葉だった。
 リンディ・ハラオウンの――フェイト・T・ハラオウンへの、言葉だった。
「あ……ぁ、ぁ……ぁぁぁっ……」
 声が、どうしようもなく震えた。みっともないほど溢れる雫が止まらなかった。
 どれだけ流しても、尽きることがないように――何度でも、何度でも。
 涙は……溢れて、止められなかった。
「……お、かあ、さん……」
 ごめんなさい。ありがとう。ただいま。――たくさんの言葉が、ぐるぐるとフェイトの頭の中を巡って。……けれどひとつとして、もう口からはこぼれることなく。
「ぁぁぁっ……う、ぁ、ぁぁぁぁ……っ、おかあ、さん……っ、……っ」
 ただ――フェイトは、リンディの胸にすがりついて、泣きじゃくる。
 子供のように。――ただひとりの子供のように。
 リンディはその身体を、ただ優しく抱きしめて。
 アルフはその光景を見つめながら、鼻水をすすって目を擦り。
 クロノとエイミィは、ただ静かに顔を見合わせて……微笑み合った。

 そこにあったのは、確かに……家族の光景。
 誰にも疑いようもないほどに……母親と娘の、どこまでも優しい情景だった。

     ◇

 そのまま……どれだけそうしていたのだろう。
 不意に、ドアの開かれる音が聞こえて、フェイトはリンディの胸から顔を上げた。
 頬を濡らし、目元に溜まった涙を拭って、振り返ると……そこに。
 一台の車椅子と……3つの人影があった。
 車椅子を押すのはユーノ。傍らに佇むのははやて。……そして。
「……フェイトちゃん」
 車椅子に乗ったなのはは、呟くように名前を呼ぶと……ぐっと腕に力を込めて、車椅子から立ち上がろうとする。
 その足は震えていたけれど、傍らのユーノとはやてに支えられて、なのははゆっくりと立ち上がって。……そして、顔を上げて、フェイトを見つめた。
「なの、は……」
 呆然と声をあげたフェイトに、ふっとなのはは微笑んで。
 そして――ユーノとはやての支えを離れて、震える足で、一歩を踏み出す。
 ――けれどその足は、なのはの体重を支えきることも出来ず。
「なのはっ!」
 前のめりに崩れ落ちそうになったなのはに、フェイトは咄嗟に駆け寄った。
「……にゃはは、ごめん」
 フェイトに受け止められた姿勢で、なのはは顔を上げて苦笑する。
 そして、ゆっくりと体勢を立て直すと……不意に、ポケットからそれを取り出した。
 差し出された左手が握りしめたものを見下ろして、――フェイトは。
「…………っ!!」
 ただ、愕然と息を飲む。

 ――それは、ここにあるはずがないもの。
 あのとき、あの場所で、フェイト自身が捨て去ったはずのもの。
 彼女の目の前で、自分が捨てた――それは、ふたりの、友情の証。
 かつてなのはからフェイトへと手渡された、薄いピンクのリボンが。
 風に乗って、遥か海の彼方へと消えていったはずの、それが。
 なのはの手に、しっかりと握られていた。

「……なのは」
 差し出されたリボンと、なのはの顔を見比べて、呆然とした声をあげるフェイトに。
 なのはは、――その顔に、満面の笑みを浮かべて。
「はい、フェイトちゃん。……忘れ物、だよ」
 そう言って、なのははリボンを握った左手を開く。
 手のひらに載せられたそれに――フェイトは、逡巡するように手を彷徨わせて。
「もう一度……受け取って、くれるかな。――フェイトちゃん」
 優しい声が――フェイトの背を押すように、かけられる。
 真っ直ぐに見つめてくるのは、なのはの視線。
 互いに目を見て。――名前を、呼ぶ。
 ああ、それは……彼女が教えてくれた、友達になる、方法。
「――なのは」
 だから、フェイトは。
 しっかりと、なのはの瞳を見つめて。――名前を呼んで。
 なのはの左手に、そこにあるリボンに、自分の手を重ねて。
 そして。
「なのは……なのはっ」
 そのまま、ぎゅっと――リボンと一緒に、なのはの身体を、抱きしめる。
 預けられるなのはの体重をしっかりと支えて。……その温もりを感じて。
「……君の手は本当に、いつだって温かいね、なのは」
「ん……」
 ――その手で君は、いつだって私を、助けてくれるんだ。
「フェイトちゃん……」
 耳元で囁かれる、優しい呼びかけに、身を委ねて。
 背中に回した腕に、ぎゅっと力をこめて。
 もう二度と離さない。離れない。――君のそばにいる。そんな誓いを込めるように。
「……大好きだよ、なのは」
 フェイトは、そう囁いた。

     ◇

 抱きしめ合って離れないなのはとフェイトの姿を、そっと目を細めて見つめ。
 ユーノはそっと、物音を立てないように、踵を返した。
 部屋を出て、廊下でひとつ吐息。と……そこで、背後からの足音に気付く。
 振り向くと、はやてがそこにいた。
「ええんか? ユーノくん」
 尋ねるはやてに、ユーノは苦笑するように肩を竦めて。
「僕がいても、お邪魔なだけだよ」
「――そこは積極的にお邪魔するぐらいやないと、あかんとちゃう?」
 見透かすようなはやての言葉に、ユーノは小さく言葉に詰まった。
「このままやと、ユーノくん、引き離されるばっかりやん」
「…………」
「――好きなんやろ? なのはちゃんのこと」
 ストレートに核心をついてくるはやてに、ユーノは微かに息を飲んで。
 ……自分の頬が赤くなっているのを自覚しながら、小さく頷く。
 はやてはその反応を、しかしからかうでもなく、一度首を傾げて。
「せやったら――」
「……なのはが、さ」
 はやての言葉を遮って、ユーノは声をあげる。
 虚をつかれて目を見開いたはやてに、ほんの少し苦笑いを浮かべて、ユーノは。
「なのはが……あんなに、幸せそうに笑ってるんだ。そのお邪魔なんて、出来ないよ」
 ドアの向こうに見える、なのはとフェイトの姿を見つめて、ユーノは言う。
 ――それは、自分が手に入れられなかったものへの羨望のように、はやてには見えた。
「僕が好きなのは、さ。……あんな風に笑ってるなのはなんだ。真っ直ぐに、一生懸命に……大切なものに向かって、笑顔でいる、なのはなんだ」
 ……そう。フェレットの姿で彼女の肩に乗っていた頃から、ずっとそうだ。
 どこまでも真っ直ぐに見つめる、その瞳を。
 一生懸命に走り続ける、その眼差しを。
 ――大切なものへと向ける、優しい笑顔を、好きになった。
「だけど……その笑顔をなのはにあげられるのは、僕じゃないから」
 彼女の一番素敵な笑顔が、自分に向いてくれたらいいと思った。
 ……その笑顔で名前を呼んでほしいと、思った。
 けれど……どうしようもないほどに、解ってしまったのだ。
 フェイトがいなくなって。沈み込むなのはを、何とか支えたいと思ったあのときに。
 ――自分に向けられた、悲しい笑顔に、気付いてしまった。
 彼女に、自分が好きなあの笑顔を与えられるのが……誰なのか、解ってしまったから。
「なのはにとっての一番が、僕じゃないなら。……僕はそれでいいんだ。なのはが、僕の好きなあの笑顔でいてくれれば。僕が見たかったのは、それだから。……一番じゃなくても、僕はなのはを親友だと思ってるし、なのはもそうなら、それで充分だよ」
 そう言って、ユーノは照れくさそうに頭を掻いた。
 そんなユーノを、はやてはただ、目を細めて見つめ――
「――よっしゃ。ほな、何か美味しいものでも、食べに行こか」
 ばん、と突然背中を叩かれ、ユーノはよろめいてむせる。
「は、はやて? い、いや、僕はこれから無限書庫の仕事が、」
「遠慮せんでええて。――今日はあたしのおごりや。とことんまで付き合うで!」
「だ、だから本当に仕事がぁぁぁっ!?」
 意気揚々と、はやてはユーノを引きずっていく。
 悲鳴のような無限書庫司書の声が、廊下にこだまして消えていった。



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| 浅木原忍 | 10:40 | comments(5) | trackbacks(0) |
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Comment
全体として,完成度の高さに相当顔から色々な液体を出させてもらってます。
>家族会議
最高です。やっぱり『なのは』はこういう家族ネタにも発展できる応用力がありますよね。しっかり,吐き出すもの吐き出して,がんばって幸せになって,支えてくれてきた人,している人に報いてほしいし,なのはちゃんとも個人的にお幸せにフェイトちゃん。
>フェレットもどき
ユーノ君えらい! そうでなくては,相手が最も幸せな形になって欲しいという愛情とも友情とも取れる親友としての形に。それとしっかりはやてに遊んでもらいなさい。
Posted by: mayu |at: 2007/04/01 11:15 AM
はやて×ユーノフラグ立った?!
Posted by: |at: 2007/04/01 3:47 PM
どもども、クリューゲル=ストランザーです。
うわお。何でしょうかこ展開?温かいよ。一昔前に「独りきりで幸せになんかなれるもんか!」と吼えた少年が居ましたが、読んでいて彼を思い出しました。
ユーノ君カッコイイよ。君ってそんなキャラだっけ?なにやらはやてとのフラグ立っちゃったようにみえてしまう。たまには仕事忘れてはやてのゆっくりお茶して―――ユーノ、オレと変われ!今すぐ変われ!!お前みたいな淫獣にはやてを任せられるか!!!
Posted by: クリューゲル=ストランザー |at: 2007/04/01 5:20 PM
やっぱりこの作品は人と人の絆がよく現れますね。一度は手放した家族の絆、親友との絆。たとえ幻想だったとしても二度母を失いました、それは確かに実際に体験した事実。
これから罪を償うも、幸せになるのもその権利を行使するのは自由です。
だからフェイトは幸せになっていいんです。家族と一緒にいても、大好きな人のそばにいても・・・幸せな未来を過ごしてほしいです。
そしてユーノ、自分の立場をよくわかってる!はやてとのフラグが立ったのかなこれは?
Posted by: 鴇 |at: 2007/04/01 6:47 PM
>mayuさん
 「家族でいても、いいですか」はフェイト離反の流れが確定したあたりから、最終回で絶対にやろうと思っていたネタでした。ここらへんが固まりきらないうちに書いてたので、序盤にその伏線を張れなかったのが心残りではあります(´・ω・`)

>名無しさん
 ご想像にお任せしますw

>クリューゲルさん
 ユーノくんについては、StS漫画1話の「なのはは大切な幼なじみで親友ですけど、それだけですよ」という発言に至った理由がこれ、という位置づけです自分の中ではw
 ではクリューゲルさん、師匠を嫁に貰って守護騎士全員頑張って養ってくださいねw

>鴇さん
 8話で手放した絆の修復。最終回で絶対にやっておかなければいけないことのひとつでした。フェイトさんへ、どうぞお幸せに。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/04/02 4:59 PM








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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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