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魔法少女リリカルなのはBURNING 第11話「名前 -eternal blaze-」(4)
 第11話、その4。










     ◇

 さようなら、と。
 その5文字が。聞きたくなかった言葉が。
 告げられるのだと、なのはは心のどこかで確信していた。
 あのとき、目の前で交換したリボンを棄てられたときに、もう解っていたことで。
 友達になった証を棄てたということが意味することを、理解していて。
 ――それでも、未だ言葉にされてはいなかったから。
 彼女の声で、その5文字を告げられてはいなかったから。
 まだ、全部終わってしまったわけではないと、信じたかった。
 本当に……離れてしまったのではないと、どこかで信じたがっていた。
「…………っ」
 だから、なのははぎゅっと目をつぶる。耳を塞ぎたかったけど、バインドに絡め取られた手は動かなかったから……ただ、一番聞きたくない言葉を、少しでも遠ざけようとして、
 そして、フェイトの唇が――その言葉を、紡ぐ。

「ありがとう」

 ――何を言われたのか、なのはには一瞬解らなかった。
 告げられたのが、覚悟していた5文字では無かったことも。
 その言葉が意味するものも……何も解らなくて。
「……フェイト、ちゃん……?」
 目を開けて……そこにあったのは、変わらない微笑。
 どこまでも儚く透き通った、硝子細工のような、フェイトの微笑み。
「――こんなことを言っても、今の君には何のことだか解らないと思うけど。……それでも、言っておきたいんだ。……ありがとう、って」
 その微笑みは、どこまでも優しく、どこまでも悲しく。
 遠く遠く、決して手が届かないほど……遠くにある。
「私と友達になりたいって言ってくれて、ありがとう。友達になる方法を教えてくれて、ありがとう。そばにいてくれてありがとう。私のことを、好きだって言ってくれて、ありがとう。……私に、たくさんの幸せをくれて、ありがとう」
 困惑したような、なのはの表情に、フェイトはかすかに苦笑する。
 それはきっと、目の前のなのはが、自分と同じく時間を遡ってきたのだと知らないが故。
「幸せだった。君と出会えてから、2年間。……本当に、幸せだったよ。それが永遠に続けばいいって思うぐらい。……君のそばにずっといたいって思うぐらい」
 そっと、フェイトの手が持ち上げられる。……なのはに向けて伸ばされようとした手を、しかしフェイトは、不意に俯いて、ぎゅっと握りしめた。

「……でも、それじゃ駄目だったんだ」

 声が。無風の水面に、小石を落としたように――不意に揺らいだ。
 俯き、堪えるように胸元でぎゅっと手を握りしめて……フェイトは。
「私は――幸せになんか、なっちゃいけなかったんだ」
 細い肩が、小さく震える。俯いた視線が何を見ているのかが、解らない。
 手を伸ばせば、その肩を抱きしめてあげられる距離にいたはずなのに。
「幸せになる資格なんて、私には、無かったんだ」
 ――言わないで。
 そんな悲しいことは、言わないで。
 叫ぼうとするけれど、息が詰まって、声は上手くあげることができず。
「……どうして、そんな。」
 また――同じ言葉を繰り返すことしか、なのはには出来なくて。
「――私は、母さんを殺してしまったから」
 その言葉に、ただ息を飲むことしか、出来ない。
「母さんを助けなかった。母さんを見殺しにした。……母さんを棄てて、君の手を取ってしまった。私は、自分が幸せになるために、……母さんを殺したんだ」
「…………そんなっ、」
 ――プレシアの最期を、なのはは直接には見ていない。フェイトとプレシアの最後の会話を、その場にいたクロノとアルフから聞かされた話でしか知らない。
 そんな自分に――何が言えるだろう?
 今のフェイトに、何が言えるというのだろう?
「――そんなの間違ってる! それで幸せになんて、なっていいはずがない! 母さんを犠牲にして手に入れた幸せが、本当の幸せであっていいはずがないんだ!」
 口ごもるなのはの前で、フェイトはただ叫んだ。
 微笑の奥底に封じ込めていた感情を、全て吐き出すように――悲痛に、叫んだ。
「……それなのに、私はそのことも忘れた。母さんのことを忘れた。母さんが死んでしまったことを、仕方なかったことにして忘れた! どうしようもなかったことだって、諦めた! 目の前の幸せが惜しくて、君といる、みんなといる幸せを無くしたくなくて、――私は、自分が母さんを殺したことも、忘れてしまった!」
 それはつまり、今までの全てが罪だということ。
 フェイト・T・ハラオウンという新しい名前も。リンディやクロノ、エイミィと過ごした温かい時間も。アリサやすずか、はやてたちと過ごした楽しい時間も。――なのはと一緒にいた、幸せな時間も。
 その前提に罪があるなら――その全ては、上塗りされていく罪でしかない。
「………………フェイト、ちゃ……」
 呼びかけようとするなのはの声は、ただ虚ろに、静寂の中に響く。
 届かない。届くはずがない。――今のフェイトには、なのはの言葉は決して届かない。
 全てが罪でしかないなら……なのはの想いすらも、ただフェイトを傷つけるだけで。
 まるでハリネズミのように、近づけば近づくほどに、傷つけ合ってしまうだけ。
「…………ごめん」
 それまでの叫びとはうって変わって、ひどく平静な声で、フェイトが呟く。
 顔を上げたフェイトの見せる表情は……また、どこまでも透明な、微笑。
「ごめんね……。君は何も悪くないんだ。誰も悪くないんだ。……悪いのは全部私。これは全部、私ひとりだけの罪。……だから私は、償わなくちゃいけないんだ」
 ガラスの表情。ガラスの声。ガラスの言葉。
 ただ……光はすり抜けていくだけ。
 誰も、それを照らすことができなくて。
「私は、母さんを守る。……たとえ望まれなくても。母さんが私を愛してくれなくても。それでも私は……最後まで、母さんを守る。私はそれを、最後まで頑張らなかったから。諦めてしまったから。投げ出してしまったから。……だから今度は、ちゃんと頑張るよ。ちゃんと……自分のやるべきことを、果たすよ」
 ――それが、償い。犯してしまった罪への贖い。
 それを語るフェイトの顔は、泣き出しそうなほどに、優しい笑顔で。
「……そうしたら、もう一度君に会いに行って、いいかな」
「え――」
 目を見開いたなのはに、フェイトはただ語りかける。
 静かに……優しく、語りかける。
「君がもし、それを許してくれるなら……もう一度、あの海の見える公園から、やり直そう。もう一度、君を好きになるから。今度はちゃんと、本当の新しい自分で……何度だって、君を好きになるから。……そのときはまた、友達になってくれるかな」
 ――なのは、という呼びかけは、その言葉には含まれない。
 フェイトは決して、なのはの名前を呼ばない。
 ……名前を呼ぶことの意味を、知っているから。だから、決して。
「フェイト、ちゃん……」
 その言葉に、自分は何と答えるべきなのだろう?
 笑って頷くべきなのだろうか? ――黙って首を横に振るべきなのだろうか?
 何が正しいのだろう? 何が間違っているのだろう?
 間違っているとしたら――どこから間違ってしまったのだろう?
 解らない。解らない。……解らない。
「……ごめんね。わけのわからないことばかり言って」
 言葉を返せないなのはに、ただフェイトは、寂しそうに微笑んで。
 ――そして、再び背を向ける。
 背を向けて――歩き出す。
「……大好き、だったよ」
 遠ざかる背中。そこから届くのは――あまりにも遠い、大切な人の言葉。
「私は……今でも、君のことが、大好きだよ。…………―――」
 最後に、彼女は名前を呼んだのだろうか。
 その3文字分の呟きは、最後まで、なのはの元へ届くことはなく、
 そしてフェイトは、その場所から、飛び立とうとして、

「待って……!」

 どうして、でも、虚ろな呼びかけでもない。
 なのはの言葉が――フェイトの足を、再び止めた。
 魔力の戒めを振り払って、なのははその場に立ち上がる。
 レイジングハートを杖にして……震える足で、けれども立ち上がる。
 ――何と答えればいいのか。何が正しくて、何が間違いなのか。
 答えなど、どこにも見つからないままに――ただ、なのはは。

「……嫌だよ……」

 呟くように発した言葉に、フェイトの肩がびくりと震えて。

「そんなのは……嫌だよ……!」

 いつの間にか――頬がひどく熱くて。

「フェイトちゃんとの今までを、無かったことになんて、したくないよ……っ!!」

 ただ――言葉の溢れ出るままに。
 なのはは、叫んでいた。
 ――自分自身の、想いを。

     ◇

『エディックが直撃の直前で消えた、いうんがどーもおかしいと思うんよ』
 それは、出撃の直前。アースラ艦橋にて、はやてとの間に交わされた会話。
『本とかでな、時間移動モノ読んどると、だいたい過去への時間移動方法って2種類なんよ。本人がそのまま過去の世界に移動するんと、本人の意識が過去の自分に乗り移るんと』
『……つまり、物理的に過去に行くか、意識だけが過去に飛ぶか、ということか』
『せや。でな? 「時の砂礫」の時間移動がどっちなのかが問題やと思うんよ』
 ふむ、と腕を組んで、クロノは続きを促す。『ややこしい話になるから、変やと思うトコあったら言ってな』と断って、はやては言葉を続けた。
『戦闘中にエディックが「時の砂礫」を使ったとして。それが物理的な移動やとすると、同じ時間にエディックが何人も存在することにならん、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、?』
『……確かにそうだな。あのときエディックが行ったのが、数十秒から数分程度の移動だとすれば、その移動した時間の間は、移動前のエディックと、移動後のエディックが同時に存在することになる』
 そう、仮にA地点からB地点に1分かけて歩き、B地点で1分間の時間移動をしたとする。するとどうなるか。1分前の世界に、A地点にいる移動前の自分と、B地点にいる移動後の自分が、同時に存在することになるのだ。
『でな、ジャミングかけられとったとはいえ、魔力反応はアースラで追跡できとったんやろ? もしエディックが同じ時間に複数人存在しとったんやったら、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、エディックの魔力反応を複数確認できる瞬間が、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、あったはずなんよ、、、、、、、、
 その言葉に、クロノは目を見開いた。確かにその通りだ。エディックが同一時間上に複数人存在する瞬間があったなら、その魔力反応はアースラが探知できていたはず。……しかし、そんな反応があったなら、エイミィたちから何らかの報告があったはずだ。――しかし、今そこにいるオペレーターたちに確認するまでもない。そんな事実は無かった。
 だとしたら。
『……ちょっと待て。だとしたら、あのときエディックが「時の砂礫」を使ったのだとしたら、その時間移動は物理的なものではなく、意識の移動だってことか?』
 思考を整理するように、クロノは口にする。
 しかし、はやてはそれにも首を傾げた。
『問題はそこなんよ。エディックの魔力反応が複数確認されとらん以上、「時の砂礫」の時間移動は、意識の移動と考えるしか無いんやけど……それやと今度は、クロノくんの証言がおかしなことになってまうんよ』
『……僕の?』
 訝しげに眉を寄せたクロノに、はやては頷く。
『クロノくんがブレイズキャノン撃って、それが避けられんから「時の砂礫」使うて発射目に戻って、それで回避した……。物理的な時間移動なら、クロノくんの証言で不自然やないんよ。直撃の直前に時間移動したんで消えた、ってことになるからな。……けど、意識の移動やとすると、そもそもクロノくんがブレイズキャノンを撃った方向に、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、エディックがおったことがおかしいんよ、、、、、、、、、、、、、、、、、、
『…………!!』
 はやての言わんとするところを察し、クロノは息を飲んだ。
 確かに、だとするとあの光景はおかしなことになる。
『エディックがブレイズキャノンの直撃前に「時の砂礫」を使って時間移動した。ここまではええ。せやけど、戻った時間でエディックがクロノくんの背後に回り込んだんやったら、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、エディックはひとりしかおらんのやから、、、、、、、、、、、、、、、、、、クロノくんがブレイズキャノンを撃った方向に、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、エディックがおったはずがない、、、、、、、、、、、、、、
 つまり、こういうことだ。A地点からB地点へ1分かけて歩き、B地点で1分間の時間移動をしたとする。意識だけの移動ならば、「B地点まで歩いた」記憶を持って1分前のA地点に戻ることになり、その時点でB地点には誰もいない。B地点へ歩いたという事実は、時間移動の瞬間にリセットされてしまう。
 エディックがブレイズキャノンの直撃寸前に時間移動をし、クロノの頭上ではなくクロノの背後に回り込んだならば、「エディックがクロノの頭上に行った」事実はその時点で消えてなくなるのだから、クロノが頭上に向けて撃ったブレイズキャノンの弾道上には、エディックは最初から居なかったはずなのだ。
『ちょっと待て……だとしたら、「時の砂礫」は』
『……ひょっとしたらやけど、その能力は時間移動やないのかもしれん』
 はやての言葉に、クロノは腕を組んで唸る。そう、物理移動でも意識移動でも矛盾が生じるとするならば、それ以外の想像もつかないような時間移動なのか、あるいは――時間を遡るロストロギアであるという前提が間違っているということになる。
『まぁ、あたしの考えが正しい保証も無いけどな……。エディックの姿が消えたんも、エディックが過去を変えたんで、それに合わせて現在が修正された、いう風に考えることもできるし……。ただ、魔力反応のことがあるから、時間移動するとしたら、それは意識の移動と考えてええんやないかと思う』
『…………』
 息をついて、クロノは椅子を軋ませた。あの状況を客観的に見ることができれば、はっきりすることではあった。しかしジャミングで映像が残されていない以上、これ以上はこうして推測を転がすことしかできない。
 ロストロギア「時の砂礫」。捩れた砂時計の能力とは、一体――――――

     ◇

 頭痛がするのは、ガラスを突き破って出来た傷のせいか。
 それとも目の前の、咄嗟に理解しがたい事態のせいか――クロノには解らなかった。
 殺意とともに、クロノへと突き出されたエディックの凶器。
 それを防いだのは、ここにあるはずのない、そのデバイスだった。
 H2U。セレナ・オズワルドの使用していた、インテリジェントデバイス。
 確かにクロノは、それを持っていた。目の前で愕然と目を見開いた、かつての執務官候補生――その師であったレティ・ロウランから託されて。
 テロ事件のあと現場から見つかった、セレナの遺品であったそのデバイス。それを、エディックへと届けてほしいと、託されて……ずっと所持していたのだ。
 けれど、それはあの『現在』でのこと。
 この5年前の世界では、これはまだセレナが持っているはずだった。
 セレナは今も、このデバイスを手に、最後の爆弾と対峙しているはずなのに。
 ――なぜ、H2Uがここにある?
 そんなことを目の前でエディックがわめいていたが、クロノに解るはずもない。
 ただ、目の前にある現実は、H2Uが自動発動したプロテクションが、クロノを守った。たったそれだけの、ただの事実。ただの――現実。
「なぜ……なぜ、だ」
 よろめき、数歩あとじさるエディック。――その姿に、クロノは我に返る。
「なぜだぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 叫び、エディックがバルムンクを振るう。集束し始める魔力。――砲撃が来る!
 咄嗟に、クロノもまたS2Uを構えた。詠唱するのは射撃魔法。こちらの方が、早い!
『Stinger Ray』
 エディックの魔法陣が展開する直前に、放たれる蒼い光弾。
「ちぃっ――」
 それを、エディックは飛びしさってかわそうとし――不意にその表情が歪んで。
 驚愕に目を見開いたエディックが、その次の瞬間に為したのは。
「――っ!」
 何も無い空間に、、、、、、、シールドを展開することだった、、、、、、、、、、、、、、

     ⇔

 解らない。何も理解できない。――目の前にある現実の意味が、解らない。
 あるはずのない、彼女のデバイス。H2Uが、自分の攻撃を防いだ。
 それが一体何を意味しているのか、エディックには解るはずもなく。
「なぜ……なぜ、だ」
 よろめき、数歩後じさって、
「なぜだぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 叫び、エディックはバルムンクを振るった。詠唱するのは砲撃魔法。集束し始めるのは、普段なら決して放たないような、最大出力の魔力。
 その一撃で、目の前にある理解不能の現実すら、吹き飛ばそうとするかのごとく。
 ――しかし、クロノがS2Uを構えるのもまた、ほぼ同時で。
 砲撃魔法と射撃魔法ならば、発動が早いのは後者。それは決して揺るがない真理だ。
『Stinger Ray』
 先に展開したのは、水色の魔法陣。――そして、放たれる蒼い光弾。
「ちぃっ――」
 集束し始めていた魔力が拡散する。シールドより避ける方が早い。咄嗟に判断し、詠唱を中断したエディックは、飛びしさって光弾をかわそうとし、
 ――自分の背後にあった、その姿に気付く。
「っ!」
 そこにいたのは、あの少年。エディックが連れて行くはずだった、その手を振り払った、あの少年が――スティンガーレイの弾道上にいて。
 それは本当に、一瞬の判断。
 余計な思考の介在する余地などない、刹那の決断。
 ――そしてエディックは、少年の前にシールドを展開した、、、、、、、、、、、、、、
「がっ、く――」
 少年の眼前で、シールドに光弾が弾かれる。――だがそのシールドは、エディック自身までもはカバーしきれない。何発かの直撃を受け、エディックはよろめいた。
「クロノ、貴様――っ」
 たたらを踏んで、しかし何とか踏みとどまったエディックは、――少年の無事を確かめると、その顔を歪めてクロノを睨み据えた。
 対峙する少年は、何かひどく怪訝そうな顔で、こちらを見ていて。
 ――自分がこの少年を庇ったのが、意外だという顔だ。
 なるほど。……なかなかどうして、やってくれる。
「……民間人を危険にさらしてでも、私を止めるのを優先しますか、クロノ」
 そこまで冷徹な判断を下せるほどに、指揮官らしくなったか、この少年は。
 嘲笑混じりの感嘆を込めて、エディックは言う。
「なるほど。――偽善者には相応しい役どころだ!」
 ――しかし、エディックの言葉に対するクロノの反応は。
 ただ、ますます、訝しげな表情を深めるばかりで。
「……民間人? 何を言っているんだ、エディック」
 その言葉に、エディックもまた、何を言われたのか理解できずに目を細める。
 ――何を言っているんだ、クロノ・ハラオウンは。
 とぼけている? いや……違う。本気で、目の前の彼は困惑している。
 一体、何に対して?
「そっちこそ、何を言っていますか。――たった今、民間人ごと、私を攻撃した貴方が」
 そして、エディックはちらりと背後の少年を振り返る。
 少年はただ、泣きそうな顔で、エディックの背後にすがるように縮こまっていて。
「エディック。……本当に、君は一体何を言っているんだ?」
 呆然としたような声で、構えたS2Uを下ろし……クロノは呻くように、尋ねる。
 ただ、その問いかけを。
 あまりにも致命的な、その問いかけを。

「――今、そこに、誰かいるのか?」

「……………………え?」
 クロノの問いかけの意味が、エディックには解らない。解るはずもない。
 もう一度、エディックは背後を振り返る。――少年は確かにそこにいる。
「何を、――馬鹿な、そんな」
 呻き、エディックは眩暈を起こしたようにたたらを踏んだ。
「冗談のつもりですか? ……笑えませんよ」
「――君こそ、何か悪い冗談でも言っているつもりなのか、エディック」
 互いに、ひりついたような乾いた言葉が、ひどく無為にすれ違う。
 どちらの認識も、ただひたすらに、平行線だ。
 冗談でも、とぼけているわけでもなく――ふたりは互いに、理解できていない。
 お互いの主張する、目に見える事実を。

 つまるところ、ふたりの間に横たわる認識の隔たりは、ただ一点。
 クロノには、、、、、エディックの背後にいる少年の姿が、、、、、、、、、、、、、、、、見えていない、、、、、、
 ――ただそれだけの話だった。



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| 浅木原忍 | 13:35 | comments(16) | trackbacks(0) |
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Comment
フェイトの言葉は「さようなら」「ありがとう」「大好きだよ」のどれかだと踏んでいたんですが、
「ありがとう」でしたね。フェイトの言うことは余りにもフェイトらしくてよく分かるのですが、
「資格が無い」という言い方は気になるところです。実際に目の前に自分を必要としてくれる人が
いるのに、そう言って拒むことはある意味エゴだと思いますし。まあ、フェイト自身プレシアを
助けたいという想いとなのはへの想いの板挟みになってそんな言葉が漏れたのは分かるのですが。
フェイトもなのはも本当に優しいので、それ故にこんな形になってしまったんでしょうね。
なのはの想いは再び閉ざされたフェイトの心を動かすことが出来るのか…続きが楽しみです。

むぅ、また砂礫について新しい謎が…。エディック自身は単なる意識遡行のためのロストロギアと
考えていたようですし、クロノとはやてもそういう見立てをしていたようですね。しかしどうやらそれは
見当違いだったようで。俺は前回の最後を読んだ時、11歳のクロノがこの時代のセレナから
H2Uを受け取り、それでエディックの攻撃を防いだと思い込んでいたのですが、それは現代で
レティから渡されたもので、それごとクロノの意識が時間を遡行し、11歳となってエディックの前に
立ち塞がった…と。しかも最後、エディックが守った少年の姿はクロノには見えていない。
これも砂礫の能力なんでしょうか?だとすると、エディック自身もその力を完全に把握していない
ことになりますね。何か更に不気味さを増してきた捩れた砂時計、その本当の能力って一体何?

…まさか11話で新しい謎が浮上してくるとは思いませんでした;師匠はいつも良い意味で俺の期待や
予想を裏切ってくれますね。凄いです。
それでは、次回も楽しみにしてますっ。
Posted by: 霧崎和也 |at: 2007/03/11 2:10 PM
フェイトの言葉”ありがとう”というその言葉にもう1度会いたいという願いを込めた感謝の言葉
予想した言葉とは違いましたが、言葉の中に含まれているような気がするのは自分だけでしょうか・・・

はやての指摘、
>ブレイズキャノンを撃った方向にエディックがおったことがおかしいんよ
これに関してはずっと悩んでいました、時の砂礫を使えばエディックに関してはすぐにわかるのですが、そうなるとクロノが問題になってしまって・・・
はやての”能力は時間移動やない”という言葉、クロノには少年の姿が見えていないという事を聞いて、自分の中にある仮説が・・・時の砂礫の能力とは・・・
この仮説がどうなのか、2度目の時空の中でのそれぞれの戦いの結末を楽しみにしつつ、次回更新を待っています。
Posted by: |at: 2007/03/11 2:15 PM
>霧崎和也さん
 「資格がない」って言い回しは、「大好きな人が、大好きでいてくれるに相応しい自分でありたい」という想いと近似なもの、みたいな感じです。たとえ誰が許してくれたとしても、フェイトが一番許せないのは自分自身なのだから……という話。その閉ざされた想いを救い出せるのは、というところで次回もお楽しみに。
 時の砂礫の真実は……たぶん第7回で明らかになると思います。クロノとエディックの前に立ちはだかる真実をどうぞお楽しみに。

>鴇さん
 ああっ、それはもう読まれてる、絶対読まれてるっ!?w たぶん鴇さんの仮説はほぼ正解だろうと思いますが、まぁとりあえずは続きをどうぞお楽しみにw
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/03/11 4:13 PM
>余計な思考の介在する余地などない、刹那の決断。
>――そしてエディックは、少年の前にシールドを展開した。
多くの人々の積み重ねた時の上に在る『現在』の為か、非情に徹するクロノ。
対していずれ来る幸せな『未来』の為に歩むも、非情になりきれないエディック。
益々エディックに対する好感度が上昇。
しかし時計が新たな謎を提示する。
まるで可能性が混在している様な訳の分からない状態に。
Posted by: touzitu |at: 2007/03/11 4:26 PM
>ブレイズキャノン
そうでした、意識の遡行の否定要素としてあったんですね。さらにH2Uがあるてことは意識だけでないという事だからもしかして,エディックがその民間人の子供と分かれた時点で未来が変わったなんてことは・・・ないですよね。^^; 
>5文字
やっぱりきましたね,『ありがとう』さらにここでの別れは絶対でないからというニュアンスもつけるとは,流石です。しかし,なのはには己と想い人の針をどうするをたのしみにしてます。もしかして,半・・・たのしみにしてます。^^
Posted by: mayu |at: 2007/03/11 6:51 PM
>touzituさん
 どっちが悪役だったのか解らなくなるクロノとエディックの戦い。答えも見いだせぬままに混迷する事態の行く末は。どうぞお楽しみにー。

>mayuさん
 色々と不安だったはやての理屈が一応ちゃんと皆様に伝わっているようでほっと一安心です。ただまー、この後明らかになる真実まで納得していただけるかはまた別問題。うーんやっぱり不安だ……。ともかくどうぞお楽しみにー。
 
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/03/11 7:44 PM
少し嫌な予感。
エディックの奮闘が実り、セレナを助ける事が叶った場合。
歴史への影響を最小限に留める為にクロノがセレナを手にかけたりはしないだろうか。
直にでも殉職する様に裏に手を回しワザと危険な任務に単独でつかせるとか。
他にも幾つか浮かんだけど...
Posted by: touzitu |at: 2007/03/11 8:16 PM
 フェイトの気持ち、少しだけわかります。自分が許せないからどうしても自分の罪を償わなければいけないと思うのは人間として当然ですからね。だからプレセアを守ろうとする気持ちもわかるのですが・・・では、そのプレセアが死んだらフェイトはどうするつもりなのでしょうか。あの時のような別れ方ではなく、自然死で別れてしまったら・・・フェイトはどうするのでしょうか。それに、2年前のあの時の時点で、プレセアは体力がかなり消耗していて、おそらく長くはない状態だと思うのですが・・・フェイトはその「死」からもプレセアを守ろうとするのでしょうか?そうしなくても、プレセアがいなくなったらフェイトはどうするつもりなのでしょう。また、プレセアは今のフェイトを見て何を思っているのでしょう。この親子の行く末、あの時とは違う「結末」が気になりますね。そして時計の真実・・・エディックの身の危険を感じます。それでは、次回も楽しみにしています。
Posted by: スズメバチ |at: 2007/03/11 9:07 PM
時の砂礫は、ようするに「記憶世界の遡行」で、「知らないこと」は再現できない・・・?

ってちがいますね・・・。

いつも、草葉の陰から応援しております。
Posted by: nanasi |at: 2007/03/11 10:03 PM
>touzituさん
 いやtouzituさんの中のクロノはどこまで外道なんですか!(苦笑)
 9話のエディックも真っ青ですねガクブル。

>スズメバチさん
 フェイトとプレシア。異なってしまった過去。決して交錯することのなかったはずの、この親子の思いはどんな結末を迎えるのか。どうぞ続きをお楽しみにー。

>nanasiさん
 うふふふふふふふふふふふふ(謎)
 さぁ真実はどうなるやら。どうぞお楽しみにw
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/03/11 10:07 PM
楽しい祭りはいつか終わりが来るもの。BURNINGが徐々に終わりが近づくにつれ寂しくなる今日この頃です。

さてどうやら時間遡行のアイテムではないって感じですねー。まだ続きがあるのでわかりませんが、正直やられたーーって感じです。うーんこの後の展開が楽しみです。ではまた。
Posted by: wing |at: 2007/03/11 11:05 PM
幸せの定義って難しいですね。1人1人幸せの感じ方が違うからこそ、この話の少女たちは争ってるわけで…。

「時の砂礫」について
この話の最後で登場する「少年」がクロノには見えてないってところが重要だと思ってます。

ここで僕が考えた時の砂礫の能力。
対象者の「記憶」を遡って、その「場面」を「再生」するものではないかと思うのです。
つまり、録画した映像をまき戻して再生するってこと。
ここで重要なのは、「再生」しか出来ない、つまり「変えることができない」ってところ。
憶測の息をでないめちゃめちゃな考えですが、久しぶりに考察しました。
Posted by: kicchomu |at: 2007/03/12 8:52 AM
>wingさん
 全ては終わりがあるからこそ尊いんですよ、みたいなことを言ってみたり(笑)。最後まで無事に書ききれるよう頑張りますので、どうぞお楽しみにっ。

>kicchomuさん
 うふふふふふふふふふふふ(謎)
 ひとりひとり、それぞれの幸せの定義が違うからこそ、ぶつかり合ってしまう想い。みんなが幸せでいられる世界は夢物語にすぎないのだろうか……というところで、どうぞ続きもお楽しみにー。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/03/12 3:49 PM
 フェイトの言葉はさようならかありがとうと踏んでましたが正直まさか本当に・・・。
 フェイトはプレシアとの失われた絆を取り戻すために、なのはたちと別れることを決するということでしょうか?第0話の今は亡きと言うのはこういう意味合いだったのですね?(そう思いたい)
 それよりもクロノが怖いです・・・。
Posted by: ぎりゅう |at: 2007/03/12 9:34 PM
自分が幸せにならず、自分を見捨て、自分が見捨てたはずの母を助ける道を選んだフェイト。
そしてやるべきことを果たしたら、また友達になって欲しいと・・・・・・。
もうフェイトを止めることなどできないのでしょうか?
必死に叫ぶなのはの声はフェイトに届くのか?
そして未だに能力がはっきりしないロストロギア、時の砂礫。
しかし、なぜH2Uがクロノの元にあるのか。
仮に現代からずっと所持していたとしても、クロノのデバイスはS2Uではなくデュランダルになるはず。
う〜ん、考えれば考えるほどわかりません・・・・・・。
Posted by: 桜木ナミキ |at: 2007/03/12 9:49 PM
>ぎりゅうさん
 いやいや、フェイトさんの想いの根幹は「君がもし、それを許してくれるなら……もう一度、あの海の見える公園から、やり直そう」の部分ですからー。自分を許せないから、贖罪のためにプレシアの元へ戻ろうとしてるわけです、はい。

>桜木ナミキさん
 なのはの想いはフェイトに届くのか。そしてS2Uの謎。第11話もそろそろ折り返し、答えはこの先に。どうぞお楽しみにー。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/03/12 11:51 PM








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『石ころ姫にオオカミさんのご加護を!』(19/3/18 名華祭新刊)
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『だれもが幻想を愛していた 少女秘封録』(18/12/30 C95新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 非想天則編』(18/12/30 C95新刊)
メロンブックス とらのあな


『稗田文芸賞メッタ斬り!ファイナル これでおしまい完結編』(18/10/14 秋季例大祭5新刊)
メロンブックス とらのあな


『稗田文芸賞メッタ斬り!ファイナル スカーレット野望編』(18/10/14 秋季例大祭5新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 星蓮船編』(18/8/10 C94新刊)
メロンブックス とらのあな


『彼女は幻想に閉ざされる 少女秘封録』(18/5/6 例大祭15新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 地霊殿編』(18/5/6 例大祭15新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 緋想天編』(17/12/29 C93新刊)
メロンブックス とらのあな


『傀儡無情 東方×連城三紀彦短編集』(17/10/15 秋季例大祭4新刊)
メロンブックス とらのあな


『夏と幻想と彼女の死体 秘封倶楽部短編集』(17/9/18 科学世紀のカフェテラス新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 風神録編』(17/8/11 C92新刊)
メロンブックス とらのあな


『Rhythm Five全作品ガイド2007-2017』(17/5/7 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 花映塚編』(17/5/7 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『古書店鈴理庵の暗号 少女秘封録』(17/3/26 東京秘封新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 永夜抄編』(16/12/29 C91新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 萃夢想編』(16/8/13 C90新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 妖々夢編』(16/5/8 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 紅魔郷編』(15/12/30 C89新刊)
とらのあな メロンブックス



DL頒布中作品

『ひふ〜ふ -秘封×婦婦-』
メロンDL BOOK☆WALKER
完売、DL販売のみ


『レトロスペクティブ酉京都
少女秘封録公式ガイドブック』

メロンDL
完売、DL販売のみ


同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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