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みんなで奏でるボクの歌
 再びmattioさんからいただきました〜。なのフェイ&アリすずSS第2弾。
 ウチの「キミが歌うボクの歌」とリンクしてますよわっほー! そしてウチのより出来がいいですよ! なんてことだ! 素晴らしいです!











 どうしてだろう。
 なのはの顔をまともに見れなくなった。
 嫌いになったわけじゃない。
 むしろ、その、すごく綺麗になった…と思う。さらに可愛くなったと思う。
 そう、近頃なのはは女の子として魅力が増したような気がする。
 だから――怖い。
 だから―――。


 フェイトちゃんの様子がおかしい。
 私と目が合うと、すぐ目をそらす。
 違う。フェイトちゃんだけじゃない。
 私もつい目をそらしちゃう。
 フェイトちゃんが……素敵過ぎて。
 アリサちゃんに聞かれたら、きっとまた呆れられちゃうよね。
 もともとそうだったけど、最近になってフェイトちゃんはもっと大人びた女の人になっちゃったみたい。
 将来について話すときのフェイトちゃんは、私なんかよりずっと輝いてて。
 だからかな――怖いよ。
 だから―――。



 確かめ合いたいな――――。



 7月某日――。
 ある学校の屋上にて。
「楽器をやってみたいのよね」
 抜群のリーダーシップと。
「おもしろそうやね。私も興味あるわ」
 抜群のノリのよさと。
「バンド組んでみたらもっと楽しくなるんじゃないかな?」
 抜群のフォローで。
「バンド?」
「えっと、一つの曲をいろんな楽器を使ってみんなで演奏する人たちのこと、かな」
「一つの曲を…みんなで?えと…なんだか、楽しそうだね、なの…は…」
「あ…」
 目が合った。なのはと。
「―でしょ?じゃあとりあえずバンドのメンツは決まりねっ!」
「「え?」」
「なのはちゃんもフェイトちゃんも、今更野暮な質問はせんといてな。こういうのはテンポが大事や」
「楽器の心配はしなくて良いわ。私がそろえとくから」
「さすがアリサちゃんや」
「これで練習もできるね」
「にゃはは…」
「あぅ…」

 ―ひとつのバンドが誕生した。

「アリサちゃん、メンバーが決まったなら楽器の担当を決めないと」
「アリサちゃんは何の楽器をやりたいんや?」
「演奏する曲にもよるんじゃない?アリサちゃんはどんな曲を弾きたいの?」
「実はもう担当も曲も決めてあるの。きっとみんな賛成してくれるだろうと思って」
 そう言ってアリサは一枚のCDジャケットをみんなに見せた。
「あ…これ…」
「あ……」
 前になのはと一緒に聞いた曲…
「フェイト?何急に赤くなってるのよ」
「あ…えと――なんでも、ない」
 ドキドキが止まらない。


 ずっと側にいるから……


 その一言がフェイトの頭の中でリピートされて停止がかからない。
「それで担当なんだけど、私はギターをやりたいのよね」
「うん、アリサちゃんは派手目なのが合ってる気がする」
「ハードロックとか?」
「なのはちゃん、この曲ハードロックちゃうやろ」
「ナイスツッコミね、はやて。そんなアナタにはドラムをやってもらいたいの」
「ツッコミだから?」
「どういう理屈や」
「ドラムは嫌?」
「別にええよ。正直言うとまだ脚に負担かけたくないんよ」
「じゃ決まり。で、すずかはベース。なのフェイよりも向いてると思うわ」
「なの、ふぇい?」
 聞きなれない単語。
「私たちのこと?」
「他に誰がおるんや」
 今日はいつもよりツッコミどころが多い。
 はやてが苦笑する。
「ふふ。もちろんオッケーだよアリサちゃん」
 二つ返事で了承。
「よし。そして、なのフェイだけど」
「「うん」」
 ハモった。
「後残ってるのはボーカルとキーボードなんだけど」
「「うん」」
 またハモった。
 すずかとはやてが含み笑いしてる。
 アリサは無視を決め込んだ。
「フェイトにキーボードを弾いてもらいたいの」
「じゃあ私が歌うの?」
 フェイトがキーボードならなのはが歌うのは必然。
「そう、フェイトと一緒にね」
「「え?」」
「前のお花見のときの歌声を思い出してピンと来たの。フェイトの声がこの曲にピッタリだって」
 フェイトの歌唱力は先のお花見で誰もが確認済みだ。
「フェイトちゃん、歌上手だもんね」
「じゃあなのはがキーボードを…」
「この曲、二人で歌っても変じゃないから。交互にベタベタ歌うと良いわ」
 可否を問わせない。アリサのリーダーシップがにじみ出ていた。
「よかったね。なのはちゃん、フェイトちゃん」
「アリサちゃんがベタベタして良いて、明日は次元震でも起こるんとちゃうか」
「あ…あはは…」
「うぅ……」
 互いの手前、嫌とは言えない。
 ―嫌ではないのだけれど。
「うん…」
「頑張って、みるよ…」



「優しいね、アリサちゃん」
「何がよ」
「わかってるくせに」
「ふんだ。イチャイチャしてたと思ったら急にギクシャクしだして。気持ち悪いのよ」
「きっと、うまくいくよね」
「当たり前でしょ」
 あの二人だもん――。



「はぁ…」
 自室に戻るなり、なのははため息をつく。
「何でよりによって、こんなときに――」
 ―でも、やるからには全力全開。
 あまり歌とか歌ったことないけどみんなを、フェイトちゃんをがっかりさせたくないのはホントだから。


「はぁ…」
「フェイト?ため息なんかついて、何かあったのかい?」
 使い魔の前でも滅多に弱気を見せない主の姿に、アルフはやや動揺する。
「うん、また歌を歌うことになったんだ…」
「歌?それがそんなに嫌なのかい?フェイトは歌上手いんだからへっちゃらじゃないか」
 何を鬱になる必要があるのか。
「それが、なのはと歌うんだよ」
 ますます分からない。いつものフェイトなら照れつつも喜ぶはず。まさか、考えたくはないが。
「ケンカでもしたのかい?」
「ううん、ごめんね心配かけて。どうかしてたよ」
 そうだ。何を落ち込む必要がある。私となのはがどうにかしたわけでもないのだから。
 これを機会にもっと仲良くなろう。


「「うん、がんばろう―――!」」


 そして、演奏当日――。
 アリサは以前花見を行った場所、それも十五夜に照準を合わせた。
 いわばお月見ライブ。
「ついにきたわね、この日が」
「す、すごい人数だね…」
 フェイトの顔が引きつる。
「お花見の参加者全員に加えて、局の人らにも声かけたからなぁ」
 局入りしてから3人はさまざまな人と交流を図ってきた。
 もちろんエイミィの手回しもあったのだが。
 お花見のときの3倍の人数はいそうである。
 ステージ衣装には学校の制服を選んだ。これが私たちのベストスタイルよ!とアリサは胸を張る。

 お月見と題した飲み会はお花見のとき同様、終始和やかに進んだ。そして宴も酣、いよいよライブがスタートする。
 スポットライトがすずかを、はやてを、アリサをそしてフェイトを照らし出す。
 それぞれが静かに、穏やかにこれまで積んできた成果を発揮し始める。
 そして、瞳を閉じているフェイトの小さな唇から詩が紡ぎだされると参加者全てがその声に惹き込まれ―。

  膝を抱えて部屋の片隅 いつも不安で震えていた

 ―不思議と歌に気持ちがのめりこんでいくのを感じる。
 この詩はまるで前の私そのものだから―。

 はやての高いドラム音と同時に、照明が誰もいないはずのステージ端を照らす。
 そこにツインボーカルの片割れが、なのはがいた。

  寂しさ隠す一途な想い 君のココロを傷つけている

 なのはが歌いながらステージ中央へと進み出る。しかし、その身体と目線はずっとキーボーディストへと向けられていた。
 なのはの歌声は単なる歌としてではなく誰かに呼びかけるような、感情のこもった優しい囁きだった。その誰かとは、一目瞭然だったが。
 そして…。

「ず っ と そ ば に い る か ら ――――」

 …なのはのパートが続く。
 キーをたたくのを忘れてしまいそうな、ココロに直接響く歌声。
 けれど、一方で指は驚くほど冴えていて。
 なのはの「全力全開」を、台無しにしたくなかったから。


 ―フェイトちゃんが見てる。私に一番近い場所で。
 ―やっと分かった。自分の気持ち。
 もしかして、アリサちゃんは私たちのためにこの曲を選んだのかな。
 言葉にしなきゃ伝わらないこともある。でも、言葉にしなくても伝わることもきっとある。
 だから私の気持ちを、ありのままの気持ちを。
 世界にたった一人だけの。
 キミの元へ―。
 
「つ た え た い ――――――」

 ――伝わったよ、なのは。
 なのはも私と同じだったんだね。
 今のなのはを見ればわかるよ。
 なのはのことだから。
 なのはが手拍子してる、私の大好きな笑顔で。
 私も伝えるよ、もっと笑顔を見せて欲しいから。
 そして、あの日のように―。

「わ ら い か け て ――――――」



「アリサちゃん、今度は私たちで歌おうね」
 未だおさまることない拍手喝采の中ですずかが密談を投げかける。
「ま、まあ担当固定する必要はないから、たた、たまにはいいんじゃないの」
「そうやな、じゃあすずかちゃん、私とのデュエットも考えといてな」
「な!ダメよッ!!」
「なんでや?」
「な、なんでってそれは…」
「「それは?」」
『――ッすずかと言ったら、私だからよ!!!』
 …………
 大音響。
 みんなの注目が抱き合う二人から私たちへと移る。
 ―アレ?私こんなに声でかかった?そんなはずない。これはまるで――。
 視線を下に向けてみる。
 …はやてがいる。マイクを私に向けてにやけてる、はやてが。
 まったく真夏だってのに、何でこんな熱い目にあわなきゃいけないのよっ。
『ばかち――ん!!!』
 2度目の大音響が辺りに轟いた。





「………」
「お、お父様…」
「心中、お察しいたします…」
「―なぜ私は呼んではもらえんのだ」
| 浅木原忍 | 14:07 | comments(7) | trackbacks(0) |
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Comment
素晴らしいです!歌にのせてなのはとフェイトの固く確かな絆、この2人の絆はずっと変わることはないです。
アリサもはやてに見事してやられましたね、そしてグレアムさんお察しします・・・
教習もとりあえず一段落しましたし、これから作成に集中できます
Posted by: |at: 2007/02/25 8:22 PM
>「なんでや?」
さすが師匠,あるいみ誘っているとしか言いようの無い。 なのはとフェイトのそれぞれすれ違っているようで同じことをしているところがおもしろかったです。しかし、グレアムさんはやっぱりこういうやり場しかないですかな?
Posted by: mayu |at: 2007/02/25 9:27 PM
>鴇さん
このssのきっかけはお察しの通り、イノスタのデュエットが聞きたい、いっそ五人いるからバンドをという願望と妄想から生まれました。
私の中でアリサ弄りにははやてがよく浮かびやすいんですよ。そちらもss頑張ってくださいw
>mayuさん
私の脳内でははやてはそういう立ち位置にいます。なのフェイもすれ違ってるようで破局にならないバカップルを出したかったもので…。
…彼に関してはss締めるいい言葉が浮かばなくてどうしても苦し紛れにああやって出してしまうんですよね、申し訳ないorz
さすがにもうやりません、多分(苦笑)
Posted by: mattio |at: 2007/02/25 9:54 PM
うう…感動しました…
やっぱなのフェイはこうでないと!
意識しすぎてすれ違いになりかけるも、そこはそれ。
かけがえのない友人たちがちゃんと助けてくれる。
愛情と、友情。恵まれてこその二人です。

そして、ここでもナイスグッジョブなはやて師匠。
さすが未来の機動六課長サマです。こういう人は決して敵に回したりましてや逆らってはいけません。粛々と従いましょう(苦笑)

そしてオチ担当はあの御仁ですか…
まぁ、先の闇の書事件の事のことを考えれば…ねぇ?(笑)

すばらしいSSをありがとうございました。
Posted by: なのフェイ至上主義者 |at: 2007/02/26 12:33 AM
〉なのフェイ至上主義者さん 携帯からで失礼します。最初はいい話にするつもりはなかったんですけどねwどうやら私はこういう傾向が好きみたいです。御仁についてはいい話で終わらせるのが恥ずかしくてつい(笑)照れ隠しなんです(苦笑)で、今度書くとしたら前2作よりもっと軽く読めるのを書きたいです、傾向の違った。なので、そんときは見捨てずお付き合い下さい(笑)
Posted by: mattio |at: 2007/02/26 9:26 AM
いいですね!なんといってもノリが。
アリサのキレ突っ込みもいいですが、はやて師匠が入るとさらにテンポがよくなるというか。
なのフェイもすれ違いつつもやっぱり息の合った二人、といった感じでとても楽しめました。
Posted by: |at: 2007/02/26 12:55 PM
〉12:55コメントの方 携帯から失礼しますw楽しんでいただけたとのこと、感激です!こうして皆様からコメントいただくとすごく元気がでます!SSやめられないわけですよ、まあ浅木原さんの良心につけこんで自分勝手に書きたいこと吐き出してるだけのSSですが、懲りずに読んでやって下さいw
Posted by: mattio |at: 2007/02/26 2:38 PM








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現在のお礼SS(1/3更新)
ルナ姉と大ちゃんの日常的風景

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『こちら秘封探偵事務所 心綺楼編』(19/8/12 C96新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 神霊廟編』(19/5/5 例大祭16新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 非想天則編』(18/12/30 C95新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 緋想天編』(17/12/29 C93新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 風神録編』(17/8/11 C92新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 花映塚編』(17/5/7 例大祭新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 萃夢想編』(16/8/13 C90新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 妖々夢編』(16/5/8 例大祭新刊)
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『こちら秘封探偵事務所 紅魔郷編』(15/12/30 C89新刊)
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DL頒布中作品

『ひふ〜ふ -秘封×婦婦-』
メロンDL BOOK☆WALKER
完売、DL販売のみ


『レトロスペクティブ酉京都
少女秘封録公式ガイドブック』

メロンDL
完売、DL販売のみ


同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
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【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
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【HALさん】(交差幻想
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【シン・アスカさん】
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【結さん】
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 何年経っても変わらぬ関係
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