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魔法少女リリカルなのはBURNING 第8話「別離 -forget me not-」(6)
 第8話その6。まだまだ終わりません。想い、願い、そして明らかになる目的。








     ◇

 そこは、学校の教室だった。
 賑やかな、昼休みの喧噪に包まれた、日常の光景。
 そこに、親友たちがいた。

 なのはが、笑っていた。
 フェイトが、笑っていた。
 はやてが、笑っていた。

 すずかが、笑っていた。

 自分だけが、そこに居なかった。
 だけど、みんなは笑っていた。

 すずかは、幸せそうに、笑っていた。

 ――そんな、幸せな夢を見た。

     ◇

 うっすらと目を開けると――そこにあったのは、自分を覗きこむ少女の顔。
 これは夢の続きだろうか。茫漠とした意識のまま、アリサは少女に手を伸ばす。
 触れるのは、ウェーブのかかった長い髪。そして、握りしめてくる温かい手。
「……すずか」
 囁くように唇から漏れたのは……その人の名前。
「はい、マスター」
 返ってきたのは――そんな言葉。
 それでようやく、アリサは目の前にいるのが、すずかではなくスズカであることを悟る。
 ……けれど、その手を振りほどくことはしなかった。
 握られた手は柔らかくて。そもそも、そんな力もなんだか湧きあがらず。
 まどろみの続きのような、曖昧な感覚に身を委ねたまま……アリサは。
「――気がつきましたか、アリサさん」
 その意識を不意に覚醒させたのは、ひどく真剣な青年の声。
 首だけで振り向いたアリサの視界に映ったのは、椅子に腰掛け、厳しい顔つきでこちらを見つめるエディックだった。
「エディック……?」
 いつもの柔和な微笑はそこにない。普段は決して見せることのない表情に――アリサは何かを悟る。
 彼はこれから、ひどく重大な話をしようとしている。
 そしてそれは、おそらく――自分の身体に関することだ。
「アリサさん、……今から、とても大事な話をします。そのままでいいですから、黙って聞いてください」
 おもむろに、エディックは口を開く。飄々とした物言いは影を潜め、その言葉はひどく重苦しい。
 アリサは身体を起こそうとするが……やはり、力は入らなくて。
 横になったまま、アリサはその言葉の続きを待つ。
 ――何となく、告げられる内容は解っていたけれど。

「アリサさん。このまま魔法を使い続ければ、おそらくあなたは――助かりません」

 それは、ほとんど予想通りの言葉で。だからアリサは驚かなかった。
 ただ、何となく察していたことを、改めて確認しただけのこと。
 ……そしてそのことに、エディックは額に寄せる皺を深くする。
「驚かないんですね」
「……なんとなく、そんな気がしてたから」
 むしろアリサが驚いたのは、答えようとした声が思った以上にかすれたこと。
 弱々しい、囁きのような言葉にしかならなかったこと。
「――身体の不調を黙っていたのは、言えば魔力資質を除去されると……そう思ったからですか」
 正確に心中を表したエディックの言葉に、アリサはただ頷く。
 エディックは小さく溜息を漏らす。そしてアリサに歩み寄ると、その手をそっと握りしめた。
「正直なところ、私はあなたの才能に驚いていました。魔力資質を持たずに生まれたのが不思議なほど、魔法に対するあなたのセンスはずば抜けている。私など足元にも及びません」
「……あたし、模擬戦では負けっぱなしなんだけど?」
「魔法を覚えて数日で、私が本気を出さなければ勝てない相手になるなんて、普通なら絶対にあり得ないことですよ」
 苦笑するように言って、しかしエディックは再び顔を引き締める。
「しかし……その大きすぎる力が、あなたに与えている負担も想像以上でした。……アリサさん。あなたの身体は、もうとっくに限界なんですよ」
 そして、エディックは深く頭を下げる。悔いを滲ませて、その口から漏れた言葉は――「すみません」の一言。
「もっと早く気付くべきでした。……いや、こんなことになるなら、最初からあなたを巻き込むべきではなかった」
「――そんなの、今更じゃない」
 アリサの言葉に、エディックは自嘲するように笑う。
「ええ、全くです。……ですが、まだ手遅れではありません」
 言って、エディックはアリサの胸元に手をかざす。そこにぼんやりと、生まれる輝き。黄昏のような深紅の光。アリサの魔力光。
「今、魔力資質を除去すれば――そして、管理局のような設備の整った場所で治療を受ければ、あなたは助かります。逆に言えば……そうしなければ、あなたは」
 最後の一言は、エディックは口を濁したけれど、そんなことは言われなくても解っている。
 ――死ぬのだろう。
 その言葉は……ひどくあっさりとアリサの脳裏に浮かんだ。
 現実味があるのかないのか、それすらもよく解らないままで。
「契約は、解除です。こんなことになってしまった以上、私の実験もここで中断します。――全て、こうなる可能性を無視した私の責任です。ですから、」
「――――嫌」
 その言葉は、かすれた声ではなく。
 ひどくはっきりとした音として、アリサの口からこぼれ落ちた。
「それは、嫌。――こんなところで、あたしは終わりたくない」
 エディックの顔が歪む。構わず、アリサは言葉を続ける。
「あたしは、まだ戦える。……すずかを救うまで、あたしは」
「――自分が何を言っているのか解っているのですか」
 アリサの言葉を遮るように、エディックが低く低く言い放った。
「これ以上戦えば……あなたは確実に、」
「解ってる!」
 叫ぶ。全身の力を振り絞るようにして、アリサは叫ぶ。
 そして、ゆっくりと身体を起こした。……たったそれだけの動作に、必死にならなければいけない事実を押し隠して。
「――だって、ここで止めたら、あたしは今まで何のために戦ってきたの?」
 エディックは、ただ沈黙。
「ここで止めたら……今までのあたしのしてきたことが、全部意味が無くなっちゃう。……そんなのは、あたしは嫌」
「――アリサさん」
「こんなの、痛くなんかない。辛くなんかない。苦しくなんかない。――あたしはまだ戦える!」

 そうだ。
 痛くなんかない。
 辛くなんかない。
 苦しくなんかない。
 悲しくなんか、ない。
 まだ何も取り戻していないのだから。
 大切な人の笑顔を。彼女の幸せを。
 それを取り戻すまでは――戦える。
 たとえこの身体が朽ち果てても――諦めたりなんか、しない。

「………………あと一回だけです」
 長い長い、沈黙のあと。
 エディックは、諦めたようにそう言った。
「あなたが戦えるとすれば、それはあと一度。それ以上は、絶対にあなたの身体が保ちません」
 その言葉に……アリサは静かに、目を見開いた。
「……すずかを助けるのに、必要なのはあと一人分でしょ?」
「はい。……それに私の魔力もフルに使えば、彼女の治療は何とかなるでしょう」
 エディックの答えに、アリサは微かに笑みを浮かべて、頷く。
「なら……一回で充分じゃない。その一回で、勝てばいいんだから」
 そう、勝てばいいのだ。今までだって、勝ってきたのだから。
 はやてに勝った。フェイトにも……過程はどうあれ、結果だけを見れば、勝ったのだ。
 ――なら、きっと勝てる。なのはにだって。
 そして、すずかを助けられる。
「……解りました。ただし、私がもう限界と判断したら、たとえどんな状況でも、私はあなたを止めます」
 そう言って、そしてエディックは目を細める。
「アリサさん、どうかこれだけは忘れないでください。……あなたがいなくなれば、悲しむ人がいるのだということを」
 それだけを言い残して、エディックは立ち上がり、静かに部屋を出て行く。
 その背中を見送って――アリサは力尽きたように、ベッドへと再び倒れ込んだ。
「……マスター」
 覗きこんでくるのは……大切な人と、同じ顔をした少女。
 その手が頬に触れて、アリサはほんの少しだけ微笑んだ。
 ……偽物だって分かっているけど。だけど、すずかがそこにいる気がして。
 それは今までの自分が拒絶し続けた弱さだったのかもしれないけど……今はそれが、心地よかった。
「大丈夫……あたしは、大丈夫だから」
 触れてくるスズカの手に、アリサはそっと自分の手を重ねる。
 その手のひらは、とても温かくて。
 ……そして、何かで濡れていた。
「あれ……?」
 重ねた手に触れる、雫の感触。
 それが……自分の瞳から溢れた涙だと気付くまでに、アリサはしばしの時間を要して。
 ――そして、気付いた瞬間。
 全身が凍り付くような、絶望的な寒気が――アリサを襲った。
「あ……あああ……」
 それは、今の今まで、アリサが必死に押し隠していた感情。
 声を張り上げて、解っていたつもりになって、心の奥底に押し込めていた……ただひとつの、シンプルな感情。
 ――恐怖だった。
「マスター」
 触れてくる手にすがりつくように、アリサは手を伸ばす。指先が震えて、うまくスズカの手を掴めない。
 全身が震える。寒気がする。怖い。怖い怖い怖い。――何がそんなに怖いのか。何をそんなに、恐れているのか。
 答えは、あまりにも、シンプルだ。

「…………死にたくない…………」

 その一言が。決定的な一言が溢れた瞬間、堰を切ったようにアリサの感情が爆発する。
「嫌……嫌だ、怖い、怖いよ……! 死にたくない、死にたくないよぉっ……!」
 赤ん坊のようにわめきながら、アリサは両手をばたつかせる。
 その手を、スズカの手が……必死に、掴んでくる。
「マスター……!」
 抱きしめるように。アリサを包み込むように、差し伸べられるスズカの手。
 それにすがりついて、必死にしがみついて、アリサは震えて、泣きじゃくる。
「怖いよ……! 死にたくないよぉ……! ……そばにいたいよ、ずっと一緒にいたいよ……すずかっ……!」
 抱きしめてくる身体はどうしようもなく温かくて。
 襲ってくる恐怖から逃れようと、アリサはただ必死にその温もりを抱き返す。
「……私が、そばにいます、マスター」
 耳元で囁かれるのは、その温もりを持ったものの言葉。
「こんな、《偽物》の私でよければ……マスターのそばに、ずっといます」
 無機質で、平板で。
 とても優しくて、あたたかい。
「どうか……マスターのそばに、いさせてください」
 その温もりは、ゆっくりとアリサの恐怖を溶かして。
 震える身体を、いつまでも抱きしめてくれていて。
 だから……アリサは。
 ただ静かに、その言葉に頷いて。
 そして、目を閉じる。
 やがて意識が、再びまどろみに溶けていく。
 怖くない。温もりがあるから……怖くなかった。

 ――すずか。

 大切な人の、名前を呼んで。
 そして、アリサは再び、眠りに落ちた。

     ◇

「世界中の全ての人が、幸せであればいい――か」
 書斎の椅子を軋ませ、目元に手をあてて、エディックは独語した。
「私には……遠すぎる夢ですよ、セレナ」
 溜息のように呟き、エディックは机の上の写真を手に取る。六年前の自分と、セレナ。まだ幼い、夢物語を信じていられた頃の……幸せでいられた頃の、残影。
 唇を噛み、エディックは無言のまま拳を握りしめた。
 漠然とした、痛みにも似た苛立ちが、身体のどこかで燻っている。
 ……何に苛立っている? 計画は多少の軌道修正を含みつつも、今のところは順調だ。計算通りならば、おそらくはあの日までに、決着はつく。自分の望む形で。
 それなのに、どうして。
「……罪悪感、だとでも?」
 漏れる呟きは、ただの自嘲だ。
 それこそ、何を今更、だ。世界中の誰もが幸せである世界を、彼女が望んだ世界を掴むために、自分は大切なものを取り戻すと決めた。――何を犠牲にしてでも。
 今そこにあるのは、その過程でしかない。犠牲の、ひとつでしかない。
 アリサ・バニングス。管理外世界の一般人。とてつもない才能を秘め、無尽蔵の力を手にした――あまりにも強情で、あまりにも脆弱で、賢くて愚かな、11歳の少女。
 自分は、彼女を犠牲にすると決めた。己のために、利用すると決めた。
 ――だというのに。
 あの少女に対して、感情移入しているとでも言うのだろうか?
 アリサはただ悲痛に、大切な人の名前を呼ぶ。
 その姿に、今の自分を重ねているのだろうか?
 確かに、目的は同じだ。大切なものを取り戻したい。――そんな、シンプルな願い。
 そのために……他の全てを切り捨てる決意をしたことも、同じだ。
 同病相憐れむ、というのは、この世界のことわざだったか。
 ――全く、救いようがない。
 全ては方便のはずだった。アリサを、計画通りに動かすための口先八丁のはずだった。
 けれどもう、エディック自身も解らなくなっている。
 どこまでが方便で、どこまでが本音だったのか。
 ……自分はあの少女に、幸せになってほしいとでも思っているのだろうか?
 その幸せを奪ったのは自分だというのに?
「――――今更ですよ、本当に」
 そう、もう引き返すことなど出来はしない。
 全ては、とっくに終幕へ向けて動き始めている。
 その歯車は、もう止まらない。――突き進むしかないのだ。終わりへ。
「セレナ……私は」
 目を閉じれば、瞼に浮かぶのはただ、過去の残像。
 そこには現在など無い。ただ……輝いていた、過去だけがある。
 もう取り戻せない、戻れない過去。道はもう、そこへは繋がっていない。
 ならば……そんな道にはもう、意味など無いのだ。

 けれど、思う。
 彼女がもし、今の自分を見たら……何と言うのだろうか?
 ――そして、全てを取り戻すことが出来たとしたら。
 彼女は……それを望むだろうか?
 その世界を――彼女は望むだろうか?

 ――考えるな。考えても詮無いことだ。
 取り戻さなければ、何も始まりはしないのだから。

「……あとは、もうひとりがどう出るか、ですね」
 呟く。それは布石だ。最後の詰めを円滑に進めるための。
 もうひとりの少女が、自分の考えた通りの願いを持つならば。
 ――おそらく、今日明日中には、動きがある。
 今は、待つだけだ。状況の転換を。最後の一押しを。
 ……と。
 不意に、書斎のドアをノックする音。エディックは振り向く。アリサか? いや、あの状態では立って歩くこともままならないはずだ。……だとすれば。
「どうぞ、開いていますよ」
 言葉をかけると、少しの間をおいて、ゆっくりとドアが開かれる。
 そこにいたのは――予想通りの影。管制人格、スズカだった。
 その姿を見て、しかしエディックは、微かに眉を寄せる。
 ……前にもこんなことがあった。意志の無いはずの管制人格が、自らここへ足を運び、相談をしてきた。
 そのときと似ている。――しかしひとつ、決定的に違うことがあった。
 目の前にいる管制人格の少女。その瞳が、明らかに。
 そこには、確かな決意の輝きがあった。
「――お話があります、創造主」
 低く、はっきりとした自らの意志を秘めた声で、スズカは、そう言った。

     ◇

「生体型魔力増幅機関《ユグドラシル》。魔導師のリンカーコアを、そのまま巨大な装置にしたもの、と言えば解りやすいかな。周辺の魔力素を吸収し、魔力へと変換する機関なんだけど、僕たちの持つリンカーコアとの最大の差は、その圧倒的な変換効率だ。どんな高ランクの魔導師でも、魔力素から魔力への変換時には1割以上のロスが出る。……けれど、この《ユグドラシル》は、どういう原理なのかは解らないけど、10割以上の変換効率を持っていたらしいんだ」
「10割以上って……」
 信じられない、という調子で呟くエイミィに、ユーノは頷き、言葉を続ける。
「それだけじゃない。もうひとつの機構として、魔力を魔力素へと再分解する機構があったみたいだ。そっちの効率は解らないけど、増幅機関と言われている以上、もしかしたら」
「――つまるところ、一種の永久機関というわけか」
「そういうことになるね」
 そう、仮に変換効率が120%、分解効率が90%だとしたら。100の魔力素から120の魔力が生成され、120の魔力は108の魔力素へと分解される。変換と分解を繰り返すだけで、魔力は増幅され続けるのだ。――故に、永久機関。
 クロノ、エイミィ、そしてリンディとレティが揃って唸る。ユーノはひとつ息をつくと、手元の資料をめくった。
 管理局本局、小会議室。ここでは、本格的な捜査会議を前に、情報の整理が行われていた。参加者は、前述の五名。持ち込まれた情報は、ユーノがようやく探り当てた、ロストロギアの正体だ。
「アリサに埋め込まれた『天頂の苗木』は、この《ユグドラシル》の原型と見ていいと思う。そしておそらく――アリサの中で、苗木は生長している」
「……アリサという植木鉢の中で苗木は生長し、新たな《ユグドラシル》になるわけか。しかし、だとすれば」
「うん――そうなったとき、アリサが無事で済むとは思えない」
 再び、沈黙が落ちる。
「アリサちゃんに魔力資質を与えたのは、《ユグドラシル》を作り出すための過程に過ぎなかった……って、ことになるんだよね」
「そうなるな。……問題は、エディックの目的がどこにあるのか、か」
 エイミィの言葉を、クロノが引き継ぐ。
 ――世界中の全ての人が、幸せであるように。エディックはそう言った。
 いったい彼は、何を為そうとしているのか?
「魔力増幅機関を作ろうとしているということは、それでないと生成し得ないような、莫大な魔力を必要としている、ということになるわね」
 リンディが言う。全員、それに頷いた。《ユグドラシル》の作成、それ自体が目的ということは考えにくい。ただ作るためだけに発電機を作る者はいないだろう。魔力増幅機関を作るならば、それによって増幅された魔力を何かに使うことが、真の目的とみて間違いない。
「やっぱり……次元震ですかね?」
「かもしれないわね」
 レティがどこか、溜息混じりに言う。思い返されるのは一週間ほど前、アースラでの捜査会議で話題に上がった問題だ。個人の魔力のみでの次元震発生は事実上不可能。……ならば、魔力増幅機関を作り、そこで増幅した魔力を使えばいい。
 しかし、とクロノは腕を組んで唸る。――本当に、それがエディックの目的なのか?
 何かが噛み合わない気がする。ピースはもう揃っているはずなのに、どこかでかけ間違えているような、そんな違和感。
 考えろ。考えろ、クロノ・ハラオウン。もう一度ピースを整理し直せ。エディック・スコール。セレナ・オズワルド。アリサ・バニングス。5年前の事件。セレナの殉職。「天頂の苗木」。《ユグドラシル》。魔力増幅機関。小規模次元震。SSランク以上。リンカーコアの増幅。「時の砂礫」。アルハザードの遺産。――PT事件。
「ユーノ、もうひとつのロストロギア……『時の砂礫』の方は、どうなんだ?」
「ああ……相変わらず、そっちは全く手がかり無しだよ。ただ」
「ただ?」
「……名前と、形状。そこにヒントがあるかもしれない。『天頂の苗木』と《ユグドラシル》の繋がりも、結局そこからの類推だからね」
 僅かに肩を竦めて、ユーノは言う。
 ――名前と、形状?
 ロストロギア「時の砂礫」。形状は……捩れた砂時計。
 それを、エディックは「アルハザードの遺産」と呼んだ。
 アルハザード。忘れられた都。失われた秘術の眠る土地。
 ――プレシア・テスタロッサの目指した場所。

 何のために、プレシアはそこを目指していた?

「――――――そう、か」
 その瞬間、バラバラだったピースが、クロノの頭の中で全て繋がる。
 ……それは、とてつもなく荒唐無稽な想定。だが、それで全て、辻褄は合う。
 ふたつのロストロギアを盗んだ理由。次元震。そして、昨日の戦闘中の、あのエディックの不可解な動き――それら全てが、繋がる。
 何てことだ。……最大の手がかりは、最初から目の前にあったんじゃないか!
「クロノくん?」
 エイミィがこちらを覗きこむ。構わず、クロノは立ち上がった。
「エディックの目的が、解った」
 全員が息を飲んで、クロノを見上げる。
 クロノは深く息を吸って……そして、その意味を確かめるように、口にした。

「彼は……過去へと戻る気なんだ。おそらくは5年前、セレナを失った、あのときに」



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| 浅木原忍 | 11:52 | comments(11) | trackbacks(0) |
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Comment
>自分だけが、そこに居なかった。
>だけど、みんなは笑っていた。
>すずかは、幸せそうに、笑っていた。
>――そんな、幸せな夢を見た。
>やがて意識が、再びまどろみに溶けていく。怖くない。温もりがあるから……怖くなかった。
悲しい光景だね。ある意味幸せなんだろうけどとても悲しい光景だね。
Posted by: touzitu |at: 2007/01/18 12:10 PM
>touzituさん
 最初からそういうテーマで書き始めたわけでは無かったのですが、書けば書くほど物語のテーマが「どうすれば幸せになれるのだろう?」という問題になっていってます。自分の幸せがどこにあるのか、どこにあったのか。どうすればそれが掴めるのか。本当に幸せはそこにしかないのか。それは本当の幸せなのか。気がつけば作中でそんなことばっかり書いてます。むぅ。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/01/18 6:38 PM
 どうも、はじめまして。スズメバチといいます。毎回読ましてもらっています。どうぞ、よろしくお願いします。
 「幸せとはなにか?」確かに、難しいです。個人的な考えを言わせてもらうと、自分にとって大切な時間を過ごすことなのではと思います。確かにお金や名誉など、人によってはそれが「幸せ」でしょう。しかし、自分の心に「想い」がある人は何よりも大切なもの、人がいると思います。そして、その人と過ごす時間が「幸せ」なのではと思います。それを失ったら・・・おそらく僕もエディックやアリサと同じことをしてしまうかもしれません。例え、大切な人がそれを望まないことがわかっていても。例え、間違っていることだとわかっていても。ですが、もし自分がなのは達と同じ立場なら絶対に止めます。なのは達にとっても、アリサは大切な親友であることに変わりはないのですから。
 中学の頃、カウンセリングの先生から「自分にとって辛いことは、必ず自分の為になる」というアドバイスを受けたことがあります。アリサやなのは達、そして、エディックやスズカにとってもこの事件が、このできごとが、自分にとって「大切」なことになればと願います。
 長文、失礼しました。
Posted by: スズメバチ |at: 2007/01/18 7:51 PM
いよいよアリサの身体も、エディックから限界を告げなければならない
ほどにボロボロになってしまったようですね。でも、やっぱりと言うか
何と言うか、アリサは戦うことを諦めませんでしたね。
避けられないなのはとの決戦は今までよりも遥かに熾烈なものになると
思いますが…その先には何が待っているんでしょうか?

エディックの目的…やっぱりそういう願いだったんですね。前に
師匠から頂いた「カシオペア」というヒントから考えれば、確かに納得
いきます。時の砂礫の力は、与えられた魔力に比例した時間を移動
出来る。5年も前に戻るためにはそれはもう膨大な魔力が必要でしょう
から、そのための苗木というわけですね。

しかし、彼には酷かもしれませんけど、いくら誰もが幸せでいられる
世界を創るとぶち上げても、それが一個人の考えという範疇を出なければ
結局それは独りよがり…自分にとって都合の良い世界に作り変えると
いう風にしか聞こえません。現にエディックの願いから考えれば、
彼の願いは全ての人が幸せでいられる世界を作ることなどではなく、
セレナを助けて2人が幸せでいられる未来を作り出すことなのでは
ないかと思いました。

勿論、エディックの願いは一個人としては当然のことだと思います。
ただ、それを叶えるための力があった所為で、彼はやり過ぎた面も
あると感じました。
彼の印象についても、以前師匠に言われた通り二転三転してます。
今は…根が優しすぎるために悪人になりきれていないような感じを
受けてます。

ただ、身勝手ですがそれでも彼にとって救われない終わり方にはなって
欲しくないと思っています。アリサだけでなく、エディックにはどんな
「行く末」が待っているのか、楽しみです。
Posted by: 霧崎和也 |at: 2007/01/18 8:23 PM
>スズメバチさん
 はじめまして、コメントありがとうございますー。
 この話の主眼は「幸せとは何か」よりも、「幸せになる方法」のような気がします。アリサやエディックに限らず、みんな幸せを知っているんだけど、それを無くしてしまって、取り戻そうともがき続ける話に気がつけばなっていました。この後も概ねそんな話が続きます。
 この事件が彼女たちにとって悲劇で終わってしまうのか、それとも未来への糧となるのか、それは今後の展開をどうぞお楽しみに。


>霧崎和也さん
 はい、というわけで散々引っぱってきたエディックの目的を明らかにする回でありました。まぁ「時の砂礫」の効果が解れば即座に思いつくものですね。「天頂の苗木」を持ち出した理由は全くもってその通りでございます。
 「根が優しすぎるために悪人になりきれていない」というのは、完璧すぎるほどにエディックというキャラの性質を明示していてちょっと感動しました。まだ若い彼は、グレアムさんのようにはいかないという話です。まぁ今後も色々とあるので、「このド外道がぁー!」と叫びたくなるようなこともあるかと思いますが(あるのか)、できればあまり嫌わないでやってください(笑)。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/01/18 10:00 PM
エディックの目的は、過去を取り戻すことでしたか。僕的には過去に戻ったところで何も変わりはしないと思うんですがね。「過去」という過程があっていまの「彼」があるのですから、過去へ戻ることは今の「彼」の否定であり、セレナに対しても失礼な行いかと。

しかしこの話で、エディックのヒトの心が見えた気がします。「全ては方便のはずだった。アリサを、計画通りに動かすための口先八丁のはずだった」この文から本当にアリサを捨て駒にすることが判りますが、その前の文に「……罪悪感、だとでも?」と言っているあたり、今の自分に「迷い」を感じているようですね。本人は心で否定しているようですが口に出した時点で少なからず罪悪感を本能が感じているのでしょう。

スズカの様子が回を増すごとに変っていきますね。人形でしかないはずが「ヒトの心」を持った。
ちょっと話がずれますが、日本には「つくもがみ」という妖怪がいますが、これはある本によると、大切に使い続けた物に精霊が宿ったものらしいです。
これとは少し違いますが、「すずか」はアリサにとって大切でかけがえの無いものであり、それと同じ温もりをアリサは「スズカ」にも求めた。つまりスズカはアリサの心に触れ、その心を感じたため、自身にも「心」が宿った。
勝手な解釈を長々とすいません。

さあ、エディックの目的が判ったところでなのはたちはどうでるか? 次の話を楽しみにしています。誰も死ぬことがないことを祈ってます。もちろんエディックも。

ながながと駄文をすいません
Posted by: kicchomu |at: 2007/01/18 10:20 PM
>kicchomuさん
 どうも、長文感想ありがとうございますー。

>過去へ戻ることは今の「彼」の否定であり〜
 えー、まぁ、だからこそ「目の前の道は、どうして未来にしか繋がらないのだろう?」なわけであります。このあたりがエディックの物語のテーマになるので、これ以上は沈黙しておきます。
 彼の内面はセレナとの過去話と合わせてもう少し書き込みたい欲求はあるのですが、展開のバランスとか、オリキャラを出張らせすぎることに対する自制心とかでどうしても抑え気味に。

 スズカに感情が生まれていく様子も、もうちょっと書き込みたかった部分ではあります。……けどこれって、それだけで1本長編が書けるネタですからね(苦笑)。彼女の物語もまた、どうかその行く末を見届けていただければ。
 では、また次回の更新で。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/01/18 11:14 PM
エディックの目的がようやく判明したので、これで管理局側も対策が取りやすくなったでしょう。
よくよく考えてみれば、アリサとエディックの根本的な考えは、プレシアやヴォルケンリッターと同じなんですよね。
『愛する人と幸せに過ごした時間を取り戻したい、ただそれだけ…』
決して悪ではない、純粋だからこそ思うのでしょう。
けど、それが行き過ぎるとプレシアみたいに狂気となってしまい、その為にプレシアはフェイトを虐待した。
アリサはまだ大丈夫だと思いますが、エディックはプレシアにかなり近い気がします。
目的のためならどんな手段も使う、周りがどうなろうと構わない、プレシアはフェイトを利用し、エディックはアリサを利用している。
それは、道具と言う捨て駒として…
でもコレは、アリサやエディックに限らず場合によっては、なのはやフェイトも踏み入れてしまう可能性をもっている。
今回はそれが、アリサ、エディックだった。
二人とも、愛する人を取り戻したい思いだけで戦ってますから…
だからって、やって良い事と悪い事があります。
でも、強過ぎる信念で自分を固めると周りの言葉がなかなか入ってこない…
そんな相手を止めるためには、悲しいかもしれませんが一度勝つしかないと思います。
ココは管理局、最強の大砲に頑張ってもらうしか…(笑

今までは、その強気な性格が良くも悪くもアリサを突き動かしてきた。
ココでようやくアリサも自分の死を初めて意識したのでしょう。
よく考えればまだ小学生、うまく理解は出来なくても、身体が死は最も怖いモノの一つであると言っているのでしょう。
悲しい事や辛い事を溜め過ぎると、それでも心が潰されてしまう。
そんな時は、誰かが側にいてあげるだけでかなり違う、スズカが側にいる事で恐怖に押しつぶされるアリサを支えている。
それは、スズカに微妙に感情と言うのが芽生えは始めてからでしょう。
エディックに何か言い行ったのも、考えがあるみたいですし…
私的には、スズカの今後の心情や行動が気になるところですね♪
Posted by: 機龍 |at: 2007/01/19 4:55 AM
>機龍さん
 A's11話のアリシア曰く「優しい人だったんだよ。優しかったから壊れたんだ」。そういうことですね。7話(1)の捜査会議でリンディさんも言っておりますが。プレシアの迎えた結末は悲しいものでしたが、さて、エディックの結末はどうなるでしょうか。
 次回はスズカとエディックの対話、そしてひとつめの別離でお送り致します。どうぞお楽しみに〜。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/01/19 1:03 PM
>そしてひとつめの別離でお送り致します。

別離とな?アリサが死ぬか、なのはがアリサを親友ではなく完全に敵とみなすのか。
確立予想で決別八に対して:死別二という所か。
一つ目の別離という事はこれからも辛い別れが続くという事か。
もし、なのはを倒すのに失敗してもアリサは自滅を覚悟の上で再度襲撃しそうな気もする。
もしやアリサはエディックとすずか以外の事件の主要人物に極悪人とみなされ人生を終えるのか。
>それは、いわゆる『ユグドラシル事件』終結後に見つかった、一冊のノート。
この様な0話の内容を見ると事件が終わるまでアリサの真意は
エディックとすずか以外には分かってもらえないのではと思う。
Posted by: touzitu |at: 2007/01/19 1:38 PM
>touzituさん
 ふふふふふ……。第8話もあと3回、サブタイの「別離」はここからです。まぁ少なくとも、次回でアリサ死亡はありませんが(苦笑)。誰が誰に別れを告げるのか。明日の更新をお楽しみに。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2007/01/19 3:17 PM








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現在のお礼SS(1/3更新)
ルナ姉と大ちゃんの日常的風景

【近刊委託情報】

<書店通販ページ>
とらのあな通販「Rhythm Five」
メロンブックス通販「Rhythm Five」

『こちら秘封探偵事務所 神霊廟編』(19/5/5 例大祭16新刊)
メロンブックス とらのあな


『石ころ姫にオオカミさんのご加護を!』(19/3/18 名華祭新刊)
メロンブックス とらのあな


『だれもが幻想を愛していた 少女秘封録』(18/12/30 C95新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 非想天則編』(18/12/30 C95新刊)
メロンブックス とらのあな


『稗田文芸賞メッタ斬り!ファイナル これでおしまい完結編』(18/10/14 秋季例大祭5新刊)
メロンブックス とらのあな


『稗田文芸賞メッタ斬り!ファイナル スカーレット野望編』(18/10/14 秋季例大祭5新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 星蓮船編』(18/8/10 C94新刊)
メロンブックス とらのあな


『彼女は幻想に閉ざされる 少女秘封録』(18/5/6 例大祭15新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 地霊殿編』(18/5/6 例大祭15新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 緋想天編』(17/12/29 C93新刊)
メロンブックス とらのあな


『傀儡無情 東方×連城三紀彦短編集』(17/10/15 秋季例大祭4新刊)
メロンブックス とらのあな


『夏と幻想と彼女の死体 秘封倶楽部短編集』(17/9/18 科学世紀のカフェテラス新刊)
メロンブックス とらのあな


『こちら秘封探偵事務所 風神録編』(17/8/11 C92新刊)
メロンブックス とらのあな


『Rhythm Five全作品ガイド2007-2017』(17/5/7 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 花映塚編』(17/5/7 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『古書店鈴理庵の暗号 少女秘封録』(17/3/26 東京秘封新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 永夜抄編』(16/12/29 C91新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 萃夢想編』(16/8/13 C90新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 妖々夢編』(16/5/8 例大祭新刊)
とらのあな メロンブックス


『こちら秘封探偵事務所 紅魔郷編』(15/12/30 C89新刊)
とらのあな メロンブックス



DL頒布中作品

『ひふ〜ふ -秘封×婦婦-』
メロンDL BOOK☆WALKER
完売、DL販売のみ


『レトロスペクティブ酉京都
少女秘封録公式ガイドブック』

メロンDL
完売、DL販売のみ


同人誌の委託はこちらにお世話になってます。




このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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