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魔法少女リリカルなのはBURNING 第7話「対峙 -take a shot-」(4)
 第7話その4。惑う心、すれ違う気持ち。そして事態は再び動き出します。







     ◇

 7月13日、午後2時。アースラ艦橋。
「はやてちゃんが?」
『はい、リンカーコアの修復が終わって、魔力の回復が始まりました。私たちの魔力も回復しだしています。……そちらへの復帰には、まだかかりそうですけど』
「そっか……それは何よりだね」
 シャマルの通信に、エイミィは安堵の吐息とともに椅子の背を軋ませた。
 アリサによる八神家の襲撃から約一週間。本局の医務局に入院中のはやての回復は順調なようだった。
『シグナムとヴィータちゃんは、戦いたくてうずうずしてますよ』
「だろうねー。ま、まだ無理はしないように言っておいてよ」
『はい』
 通信終了。「戦力不足もこれで解消かな?」と、傍らのクロノを見上げたエイミィは、艦長が難しい顔のままでいることに、小さく首を傾げた。
「どしたの、クロノくん? 難しい顔しちゃって。いい知らせじゃない」
「ああ……それはそうなんだがな」
 答えて、クロノはアレックスたちの方を振り返る。
「そっちはどうだ? 動きはあったか?」
「いえ……やはり、今のところは何も」
 アレックスの返事に、クロノは腕を組んで唸った。
 はやての回復。それ自体は喜ばしいことだ。守護騎士たちが戦線に復帰してくれれば、戦力的にこれほど心強いことはない。
 ――しかし、だからこそ、今の状況は非常に不可解なのだ。
「なぜ、アリサたちは動かないんだ……?」
 そう。はやてがアリサに敗れ、魔力を奪われてから間もなく一週間。その間、アリサたちに一切の動きは無かった。その行方も杳として知れぬまま。
 アリサたちの目的が他者の魔力の蒐集であるとするならば、行動の基本は闇の書事件における守護騎士たちと同様のはずである。周辺世界の魔導師や巨大生物を襲撃し、その魔力を奪い取る。アリサたちがそうした行動に出ると予測したクロノは、周辺世界の駐在所や定置観測隊と連絡を取り、アースラの観測システムもフルに稼働して警戒網を敷いた。地球世界から個人転送で行ける範囲の世界でアリサたちが行動を起こしたなら、即座にこちらへと伝わる態勢を取ったのだ。
 はやてのリンカーコアに細工がされたのは、こちらの戦力を殺ぐためと見て間違いない。だとしたら、はやてたちが回復する前に、アリサたちは必ず何らかのアクションを起こす。そう考えての措置だったが――しかし。
 事実として、アリサたちは一切のアクションを起こさなかった。少なくとも八神家襲撃以来、地球世界及びその周辺で、魔導師や魔力を持つ生物が襲撃を受けた事実は無い。一切の魔力の蒐集が行われた気配がない。
 それは一体どういうことなのか。
「……ひょっとして、前提から間違ってるのかもね」
 エイミィの呟きに、クロノは眉を寄せる。
「アリサたちの目的が、魔力の蒐集じゃないっていうのか?」
「うん。少なくとも闇の書事件みたいに、闇雲に魔力を集めようとしてるわけじゃないのかも。……ほら、はやてちゃんが言ってたでしょ。戦ったときに、アリサちゃんが『許さない』って言ってたって」
「……ああ」
 それは、はやてからの証言で確認できた、アリサの発言だった。戦闘の前、アリサははやてにこう言ったという。『あたしは――あんたたちを許さないッ!』と。なぜ、一体何を許さないのかは、言わなかったらしいが。
「なのはちゃんのときも、『倒しに来た』って言ってたらしいし――相手がなのはちゃんやはやてちゃんでなければいけない理由があるんじゃないのかな」
「……確かに、だとしたら動きが無いことにも説明はつくか」
 エイミィの言う通りだとしたら、それは確かにアリサたちが動かない理由にはなる。八神家襲撃以来、入院中のはやてはもちろん、なのはとフェイトも海鳴市には一度も戻っていない。2人ともアースラに寝泊まりし、たまに本局の方へ出向く程度だ。
 さすがにアリサとその協力者も、アースラの艦内や、管理局の本局内部まではそう簡単に手を出せないだろう。だからこそ、2人をそこに留めていたわけなのだが。
「シグナムたちが襲われなかったのもそのせいか? ヴィータとザフィーラのリンカーコアが無傷だったのも……」
 呟き、そしてクロノは艦長席に腰を下ろした。いずれにしろ、まだ確証の得られる段階ではない。
「このまま持久戦になれば、こちらが有利ではある、か……」
 現状は膠着状態と見ていいだろう。向こうの狙いがなのはとフェイトに絞られているとすれば、こちらは2人を出さないことでその対抗策となる。こちらとしても、アリサとその協力者の実力が未だ計り知れぬ以上、迂闊には動けないが……こちらは待っていれば、いずれ八神はやてと守護騎士たちも戦線に復帰する。
 そうなれば、いくらアリサが一度はやてを破っているとはいえ、こちらが俄然有利になることは間違いない。持久戦になる限り、戦力的に焦らなければならないのはこちらではない。向こうだ。
 ――なのだが。
「でも、いつまでも待ちの態勢ではいられないよね?」
「ああ……」
 エイミィの言葉に、クロノは苦々しく頷いた。
 向こうの狙いが、単純になのはやフェイトを倒すことだけにあるのだとしたら、持久戦に持ち込めばいい。あとは守護騎士たちを含めた全戦力を投入して、強引に解決に持っていくことだってできる。
 ――しかし、ことはそう単純でもない。特に、アリサに埋め込まれているはずのロストロギア『天頂の苗木』と、それを埋め込んだ協力者の目的。その2点が、事態をややこしくする。
 大幅に増幅されているアリサの魔力量。8日前の次元震。最悪の場合、こちらが持久戦に持ち込もうとしている間に、協力者の目的のため、アリサに何らかの危害が加えられる可能性がある。――そうでなくても、本来魔力資質を持たないアリサが、あれだけの魔力量を保持し行使しているのだ。前例の見当たらないことだけに、その身体にどんな負担がかかっていたとしても不思議ではない。
 アリサのことを考えるなら、早期解決に持ち込むべきなのだ。――だが、確実に解決に持って行くには、手がかりも戦力も未だ不足する。かといって、それが満たされる頃まで、アリサが無事でいる保証も、無い。
「…………」
 向こうとしても、いつまでもこのままというわけにもいかないはずだ。
 痺れを切らすのは、どちらが先か。
 指揮官として、決断を下すタイミングを誤ってはいけない。
 クロノは深く吐息する。――状況は紙一重だ。何かの拍子に、どんな方向へ転がり出すとも知れない、危うい均衡の上にいる。
 そのバランスを崩すのは、向こうか、それとも自分か――
 ――と、不意に扉の開く音。振り向くと、アルフが艦橋へ姿を現したところだった。
「アルフ、どうした?」
「どうもこうもしないよっ」
 苛立った声で、アルフは壁を叩く。ぎり、と奥歯を噛みしめるその姿には、怒りと焦りが滲み出ていた。
 そんな風にアルフが荒れる理由など、ひとつしかない。
 クロノはモニターに、艦内の映像を映し出す。――それは、訓練室の映像だ。
 そこに、闇雲にバルディッシュを振るう、フェイトの姿がある。
「…………ひどいな」
 思わず洩れた慨嘆に、アルフはぎゅっと拳を握りしめて俯いた。
 それはフェイトの日課である素振りのはずだった。だが、全く普段通りではない。型の反復が全くできていないのだ。体勢は崩れ、息はあがり、集中力の欠如は火を見るよりも明らかだ。当のフェイトはそのことに気付いているのかいないのか、ただ目の前の何かを無理矢理払おうとするかのように、バルディッシュを振るっている。その姿はまるで、だだをこねる子供のようだった。
「見てらんないよ、今のフェイト……」
 再び、アルフが壁を力任せに殴りつける。自らの無力を苛むように。
 ――何が原因なのか。数日前から……あのクロノとの模擬戦以来、フェイトの顔から笑みが消えた。常に顔を俯け、沈痛な表情でふさぎ込んでいるか……あるいは、今のように訓練とも呼べない、めちゃくちゃな動きを繰り返す。そんなことを続けている。状態としては、PT事件直後の頃より悪いかもしれない。
 そして、その理由を、フェイトは黙して語らなかった。なのはにも、アルフにも。
 思い当たることと言えば、模擬戦の前の捜査会議でリンディが口にした、PT事件と今回の事件の類似性。それによってプレシアのことを思い出したのだとしても……そのことはもう、フェイトは振り切ったものだとばかり思っていたのだが。
 ――しかし、現実として、フェイトは何かに押し潰されようとしている。
 それに対して必死に足掻こうとして……空回っている。
 クロノたちには、ただそのことしか解らない。
「……あ」
 と、モニターを見てエイミィが声をあげる。クロノとアルフも、そこに映し出されたものを見て、僅かに目を見開いた。
 訓練室に、もうひとつの影。
 バルディッシュを振るう手を止めたフェイトに、歩み寄る人物がいる。
 ――なのはだった。

     ◇

「……フェイトちゃん」
 振り向いたその顔に笑みは無く、なのははぎゅっと胸元で手を握りしめた。
 一瞬だけなのはの顔を見たフェイトは、すぐに視線を逸らす。手にしていたバルディッシュがスタンバイモードに戻り、そしてフェイトは無言のまま歩き出した。
 視線は交錯しない。かけた言葉への返事すらない。
 なのはの顔を見ることもなく、フェイトは足早に、その傍らを通り過ぎる――
「フェイトちゃん!」
 ぴたり、とその足が止まった。しかし、フェイトは振り向かない。
 無言で佇むその背中に、なのはは……駆け寄ることができない。
 いつものように触れることを、その背中が拒んでいるから。
 だから……呼びかけることしか、今のなのはには出来ない。
「どうして……何も話してくれないの?」
「――――」
 返事は無く、しかしフェイトは再び歩き出すわけでもなく。
「話してほしいよ……。聞かせてよ、フェイトちゃんがそんなに辛そうな理由。……わたしじゃ、力になれないことなのかもしれないけど……だけど」
 握りしめていた手を、そっとフェイトへと伸ばす。
 それはあのとき、フェイトに振り払われた右手。
「わたしは――フェイトちゃんに笑っていてほしいよ……!」
 手は届くと思っていた。解り合えていると思っていた。
 そばにいれば、触れあっていれば、気持ちは通じていると思っていた。
 ――けれど、今のなのはには、解らないことが多すぎた。
 自分たちと戦おうとする、アリサの気持ちも。
 目の前でただ背を向ける――フェイトの気持ちも。
 解らない。通じ合えない。手が届かない。
 それが不安で、どうしようもなくて。
 だから、なのははフェイトに精一杯、その手を伸ばして――
「――解らないんだ」
 震える声に、なのはの手が止まる。
「解らない……私だって解らないんだ!」
 フェイトが叫んだ。それはひどく悲痛な絶叫で、なのははただ息を飲む。
「解らないんだ……なにも……なにも……」
 声は尻すぼみに消えて、ただフェイトは奥歯を噛みしめて俯く。
 なのはは――もう、手を伸ばせなかった。
 どうしようもないほど明確に、フェイトの背中は、なのはの手を拒絶していて。
 見えない壁に遮られて、何も届かない。
「……わたしの、せいなの?」
 震える自分の唇からこぼれたのは、そんな言葉。
「わたしが……フェイトちゃんを、苦しめてるの?」
 フェイトは、それでも、振り向かない。ただ、手をぎゅっと、血が出そうなほど握って。
「――――そんな、こと」
 否定しようとした言葉は、しかし力なくしぼんで消える。
 それが意味するのは、肯定だ。
「…………ごめんね」
 だから、なのはの口から次にこぼれる言葉は、謝罪。
「ごめんね……ごめんね、フェイトちゃん……」
 勝手に口からこぼれてくる、行き場のない言葉。
 何が悪いのか。何を謝るべきなのか。そんなことも定かでない――虚ろな謝罪。
「なの、は……」
 そこでやっと、フェイトは振り向いて――けれど、それ以上何をすることもできない。
 2人の間に落ちるのは、ただ沈黙。
 ぐるぐると渦巻く思いは、痛みは、不定形のまま、言葉にならず。
 ただ、永遠に続くかのような、息苦しい静寂の中で。
『なのは、フェイト!』
 ――それを唐突に打ち破ったのは、訓練室に響き渡ったクロノの声だった。
 その声が告げるのは、停滞する事態の急転。
『海鳴市に魔力反応が出た! ――アリサだ!』
 2人は息を飲む。この数日動かなかったアリサが――とうとう、動いた。
 なのははレイジングハートを、フェイトはバルディッシュを、それぞれ握りしめる。
 切り替えなければ。不定形の思考を切り替えなければ行けない。
 これから戦いに向かうのだから。戦わざるを得ないだろうから。
 戦いは、こちらの状況に構ってはくれないのだから――
『フェイト――君は、待機だ。海鳴市へは、僕となのはで出る』
「――え?」
 クロノの言葉が信じられないという表情で、フェイトは顔を上げた。
 待機。フェイトに対して、戦うな、とクロノは言った。
「クロノ……?」
『――理由は、君自身が一番良く解っているはずだ』
 低いクロノの声に、フェイトは唇を噛んで俯く。
 その様子に、しかしなのははかける言葉を持たない。
『なのは、君は準備を。すぐに出る』
「――う、うん、解った」
 頷き、なのはは再びフェイトを見やる。俯いたその視線は、表情は伺うことが出来ず。
 かける言葉も、やはり無く。――なのははただ、その場から無言で駆け出した。
 その背中に、フェイトは振り向くこともせず。
 ただ――2人の距離は、すれ違い遠ざかっていく。
 通路に反響する、固く虚ろな靴音がひどくうるさくて、なのはは奥歯を噛みしめた。
「レイジングハート――行くよ」
『Yes, master』
 愛杖はいつものように答える。そのことがほんの少しだけ、なのはの気分を軽くして。
 そして、なのはは駆ける。――海鳴市へ、次の戦いの場へ向かって。

     ◇

 おそらくは――いや、確実に罠だろう。
 しかし、だからといって、放置することなど出来るはずもない。
 転送ポートの前で、クロノは武装局員たちに振り向く。並んだ面々は、一週間前に強装結界を展開する間もなく撃墜された20人。彼らの顔には、何もできなかったことへの悔しさが滲み出ている。
「武装局員は、今から3チームに分かれてそれぞれ別の場所に転送。到着し次第、強装結界の展開を。僕となのはは直接アリサのところへ向かう。――最優先事項は、アリサ・バニングスの保護。そしてその協力者の捕縛だ。向こうの実力は皆、既に解っていると思う。常時警戒を怠るな」
 力強く頷く武装局員たち。それからクロノは、なのはへと視線を向ける。
「なのは。向こうのターゲットはおそらく君とフェイトだ。だから本来なら、今は君を出すべきでは無いんだろう。――だが、アリサの保護には君の力が必要だ」
「……うん、解ってる」
 レイジングハートを強く握り、なのはは頷く。
 クロノも頷き、そして力強く声をあげた。
「行くぞ!」

     ◇

 与えられたロスタイムは、180秒。3分間。
 ほんの一瞬のような時間だが、しかし今はそれで充分だ。
 エディックは目を開ける。そこは海鳴市上空。眼下に街並みを見下ろし、そしてエディックは愛杖を構え直す。
 まだ、眼下に動きはない。しかし、戦いは既に始まっている。
 向こうも、これが露骨な罠であることなど承知しているだろう。それでも確実に、クロノ・ハラオウンは動く。動かざるを得ないはずだ。
 先手を打て。相手の選択肢を削れ。――そして、その裏をかけ。
 たとえ相手があのクロノであろうと、こちらの切り札の正体までは掴んではいまい。
 だとすれば、この勝負に負けはない。
 エディックは深く微笑し、――そして。
 眼下に魔力反応。相手が、動き出した。
「さぁ――行きますか」
 その足が宙を蹴り、エディックは空を翔ける。
 漆黒の影を、視界にとらえる者はいない。

     ◇

 アリサはただ、ビルの屋上に佇み、空を見上げていた。
 夏の日射しが、じりじりとコンクリートに影を落とす。澄んだ蒼穹は果てもなく、蝉時雨に彩られた季節が、ただ静かにアリサを包み込んでいる。
 ――その景色が、不意に歪んだ。
「封時結界です」
 傍らから声。視線だけでアリサは振り向く。そこに佇むのは、スズカ。
 管制人格はただ、アリサの一歩後ろに静かに控えている。
 そこはかつて、同じ姿をした少女の定位置だった場所。
 少し遅れてついてくる、大切な人がいた場所。
 ――それを取り戻すために。
 差し出した手を、おずおずと掴んだ彼女の温もりを。
 傍らから穏やかに響く、少しだけ不揃いな足音を。
 そっと囁かれる、優しい彼女の声を。
 取り戻すために。守り抜くために。
「前方300ヤード、魔力反応ふたつ。――来ます」
 スズカの言葉に、アリサは頷き、その手のクリムゾン・ローウェルを握り直す。
 ふたつ。なのはとフェイトか、それとも別の誰かか。
 ――誰であろうと、自分はただ戦うだけだ。それしかできないのだから。
 すずかのために、自分ができることは、それだけなのだから。
「行くわよ」
「はい」
 短い言葉と共に、アリサは右手を差し出す。その手を、スズカがそっと握る。
「ユニゾン・インッ!」
 ――そして、炎の翼ははためいた。

     ◇

 フェイトはただじっと、その場から動かずにいた。
 遠ざかっていったなのはの足音も、既に聞こえない。今頃はクロノと共に、アリサの元へ向かっているだろう。
 戦うために。戦って、取り戻すために。あの平和だった日常を。
 ――そして、自分もそのために戦っていたはずだったのに。
 待機だ、とクロノは言った。戦うなと、そう言った。
 ぎり、とフェイトは血が出そうなほどに唇を噛みしめる。待機モードのバルディッシュが手に食い込む。
 弱いから。自分が弱いからだ。
 弱いから、迷う。
 弱いから、見えない何かが軋む。
 弱いから――戦うことすら許されない。
 強くなった、はずだった。シグナムにも認められるぐらいに。
 強くなれたと、思っていた。
 過去と決別して。新しい自分を始めて。日々を積み重ねて。
 弱かった自分を振り切って――捨て去って、
 ――捨て去って。
「フェイト……」
 声。振り返らなくても、そこに誰がいるのかは解っていた。
 自分の使い魔。幼い頃からずっと隣にいたパートナー。アルフ。
 その声はひどく心配げで、不安げで。
 ――ああ、やっぱり自分が弱いから。
 アルフにも心配をかけて。みんなに心配をかけて。
 何も、出来ないままで。
「……嫌だ」
 嫌だ。
 そんなのは、嫌だ。
 何もできないなんて、このままじっとしているなんて――嫌だ。
 バルディッシュを握りしめ、フェイトはぐっと顔を上げる。
 そして、踵を返して走り出す――
「フェイト!」
 だがその腕を、アルフが咄嗟に掴んだ。
「どこ行くんだい、フェイト」
「――――」
 答えの解りきった問いにフェイトは答えず、掴むアルフの手を振りほどこうとする。
 だが、アルフはしっかりとフェイトの腕を押さえ込んでいて。
『フェイトちゃん、気持ちは解るけど……今は』
 エイミィの声。フェイトはまた、唇を噛んで俯く。
 たとえこのままアルフを振りほどいて転送ポートに向かったとしても、既に転送ポートは閉じられているだろう。
 自分は、戦いの場所へは向かえない。戦えない。
 ――そんなのは、嫌だ!
「……フェイト?」
 俯くフェイトが、小声で何かを呟き始めたことに気付いて、アルフは眉を寄せた。
 何を言っているのか、聞き取ろうと耳を澄ませたアルフは――次の瞬間、目を見開く。
「…………341、9B42、7AC5、C388――」
 それは座標。16進数による36桁の数字で、次元空間内の座標を表すコード。
 そんな数字を、フェイトが呟く意味など――ひとつしかない。
 足元に金色の魔法陣が展開する。その瞬間、エイミィも椅子から立ち上がった。
『フェイトちゃん、駄目っ!』
「フェイト、止め――」
 2人の制止の声も振り切って、フェイトは詠唱を完了する。
「開け、いざないの扉。海鳴市、テスタロッサの戦うべき場所へ!」
 個人転送魔法・トランスポーター、発動。
 ――そして、フェイトとアルフの姿は、光に溶けるように、訓練室から消え去った。



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| 浅木原忍 | 11:57 | comments(5) | trackbacks(0) |
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Comment
あせってますね、フェイト。
アリサ側にはどんな策があるかも分からないのに突っ込んで行くのは自殺行為ですな。
ましてや今の荒れた状態ではなおさら。冷静さを取り戻さない限り管理局側の勝ち目は薄いだろうな。
クロノに奥の手があればまだ分からないかもしれないが確実に一人は戦線離脱するものとみた。
Posted by: touzitu |at: 2006/12/11 4:09 PM
>touzituさん
 コメントありがとうございます〜。
 命令無視で突っ走ってしまったフェイトさん。ここからBURNING中盤の山場になる激突が始まります。さてこの局面がどういう展開の仕方をするのかは、7話の残り3回分をお楽しみに〜。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2006/12/11 8:26 PM
フェイト周りが見えなくなってますね。このままでは・・・
なのはとクロノはアリサに太刀打ちできるのか・・・
7話も後半戦次の更新が楽しみです。
Posted by: 鴇 |at: 2006/12/11 11:11 PM
フェイトはクロノが言った意味を勘違いしちゃうほど、心に余裕がないですね。本来のフェイトなら「どうして」と深く考えるはずですが、今回は「自分が弱いから」という項目だけでほかの理由を考えようともしていないですね。
現実でも同じことですが、心身ともに乱れた状態では何事もうまくいきませんね。このままいくとフェイトはただのお荷物になってしまいそう・・・。
せめて戦いの中で今の自分の状態に気づいてくれれば幸いですが・・・
難しいでしょうね・・・
Posted by: kicchomu |at: 2006/12/12 1:41 AM
>鴇さん、kicchomuさん
 この7話の主役は何と言ってもフェイトさんなのですよ。サブタイ見れば一目瞭然かもしれませんがw
 自分を見失ってしまっている彼女が、この局面にどう立ち向かうのか。あと3回分、お付き合いいただければ幸いです〜。
Posted by: 浅木原忍 |at: 2006/12/12 3:06 AM








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東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

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【少女秘封録】
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 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


艦これSSインデックス(pixiv)

【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

【響×電】
 Мой кошмар, нежность из вас

なのはSSインデックス

長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

【かがみ×つかさ】
 Sleeping Beauty?
 夢見てた、夢

投稿SSインデックス

投稿規定

「なのはBURNING」三次創作

【沈月 影さん】(影ラボ
 魔法少女リリカルなのはFROZEN
 予告編
 第1話「流転 -Returning End-」
  (1) (2) (3) (4)

【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
  (1) (2) (3) (4) (5)

【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
 好き、だから

【mattioさん】
 The parting of the ways
 みんなで奏でるボクの歌
 ボクは親友に恋をする
 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
 約束の桜〜ダイヤ〜
 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
 何年経っても変わらぬ関係
 越えられない壁
 小さくてもなのはさん
 思春期なんです
 手相占い?
 暗闇の中で
 フェイトちゃんは変態さんなの?
 手を繋いで
 王子様とお姫様のお祭り
 想いと想い

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