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あなたの人生の物語 2/レティ・ホワイトロック
 その2。









 考えてみれば、自分は博麗霊夢について何も知らないのだ。
 この幻想郷を守る博麗大結界の管理者、博麗の巫女。それはいい。それは誰でも知っていることだ。――問題は、そこから先のこと。
 例えば、霊夢の両親はどこにいるのだ?
 霊夢は人間なのだから、当然父親がいて、母親がいるはずだ。けれど少なくとも、その両親は神社にはいないし、人里にいるという話も聞いたことがない。だとすれば既に故人である、という可能性が高いが――ともかく、霊夢の家族とか、生まれとか、いつから神社に住んでいるのかとか、そういう話を、レティは一度も聞いたことが無かった。
「むぅ〜」
 台所に立つ霊夢の背中を見ながら、レティは小さく唸る。
 買い物の間は、結局霊夢には適当にはぐらかされるだけで、何も教えてもらえなかった。どうでもいいじゃない、そんなこと。霊夢はそう言うが、妖怪や妖精ならともかく人間の場合、誕生日がどうでもいいということもないだろう。だいいち霊夢は何歳なのだ?
「ねえ、霊夢」
「あによ?」
「あの春雪異変って、どのくらい前だっけ〜?」
「何よ急に」
 鍋の味見をしながら、霊夢は振り返って首を竦める。
 妖怪のレティには、暦という概念はあまり馴染みがない。だからこそ今まであまり疑問にも思わなかったのだが――妖怪や妖精にとっては数年なんてあっという間だが、寿命の短い人間にとっては別だ。あの異変から、たぶん三回は季節が巡っている。だというのに――。
「あれなら四年前だよ。私がここに住み始めたのがその後だかんね、間違いない」
 ふらりと現れた萃香が、杯を傾けながらそう答えた。
「もうそんなに経ったっけ? 早いもんね。てゆか、あんたはいつまで居座る気?」
「何さ、冷たいなあ。あ、新婚生活のお邪魔虫は出てけって? 心配しなくても夜は適当に飲み歩いてるから心配なさ――あ痛っ」
 にしし、と笑う萃香に、霊夢の投げたじゃがいもが直撃した。
「酷いなあ、霊夢」
「うっさい、あんたも少しは手伝いなさいよ」
 うへぇ〜、と呻く萃香に、霊夢がため息ひとつ。そんな様子に、レティは小さく息をつく。
 四年か。人間にとっての四年は決して短い時間ではないはずだ。それだというのに――記憶の中の四年前の霊夢と、今の霊夢はほとんど変わらない。
 いや、でも、そういうものなのだろうか。思えば、魔理沙も咲夜もあの頃からあまり変わった印象は無い。咲夜の場合は時間を操る能力を持っているから別かもしれないが――人間も、案外自分たちと変わらないのだろうか?
「何ぼーっとしてるのよ」
 額を突かれて顔を上げると、霊夢が呆れたようにこちらを覗きこんでいた。
「ほら、もうすぐ出来るから盛りつけるの手伝いなさいってば」
「あ、うん〜」
 いい匂いが鼻をくすぐる。ぐぅ、とお腹が鳴った。今日も霊夢の手料理は美味しそうだ。
 現金なもので、その時はそこで疑念も思案も終わってしまった。
 ただ――やはり、好奇心は残る。
 霊夢について、自分はやっぱり、何も知らないに等しいのだ――。


      ◇


 さて。
 霊夢が教えてくれないものを、無理に聞き出すというのも少々気がひけるものがある。
 だからといって、家捜しみたいな真似をするのもどうかと思うわけで。
 そうすると、残された手段は聞き込みということになる。
「霊夢のこと?」
 翌日、場所は霧雨魔法店。雑然とした――というか、散らかり放題の店内で、霧雨魔理沙はキノコスープを飲みながら訝しげに目を細めた。
「魔理沙、霊夢とは昔からの知り合いなんでしょ〜?」
「まあ、そうだが。お前、今また神社に戻ってるんじゃなかったのか?」
「うん〜」
「だったら本人に訊けよ、本人に」
「教えてくれないからこうして来てるのよ〜」
 ふむ、とカップを置いて、魔理沙は怪しげなポットからスープを注ぎ足す。「飲むか?」と訊かれたが、丁重に遠慮しておいた。
「あいつのことったってな。私もそんなに詳しいことは知らんのぜ」
「そうなの〜?」
「そもそもあいつ、自分のことは語らないからな」
「魔理沙にも?」
「そっちが思ってるほど、私ゃあいつにとって特別なもんじゃないぜ。だから私も、出会う前のあいつのことはよく知らん」
 手の中でミニ八卦路を転がしながら、魔理沙は呟くように続ける。
「話したくないのか、話す気がないだけかは解らんけどな。――あるいは、あいつ自身も自分のことをよく解ってないのか……」
「え?」
「いや、独り言だ」
 苦笑する魔理沙に、レティはひとつ首を傾げた。
「じゃあ、魔理沙が出会った頃の霊夢の話とか、聞かせてほしいわ〜」
 その言葉に、魔理沙はひとつ呻いて、露骨に嫌そうな顔をする。
「?」
「いや、昔のことはちょっと思い出したくないことが多くてな……」
 ぼりぼりと頭を掻いて、トレードマークの帽子を目深に被ると、魔理沙は大きく息をついた。
「まあ、話そうと思えば話せるけどな。霊夢が飛べなかった頃の話とか。ま、性格はあの頃から今もあんまり変わらんが――しかし、レティ」
 不意に目を細めて、魔理沙はレティを見つめた。
「お前は、それを知ってどうしようってんだ?」
「え? どうしようって……別にどうもしないわよ〜。ただ、知りたいだけ〜」
「ま、そうだよな。――嫁として、旦那の知らないことは知っておきたいってか」
「あ、あはは〜」
 魔理沙の言葉に、苦笑してレティは頬を掻く。
 そんなレティに、しかし魔理沙は珍しく表情を引き締めて言った。
「――あんまり深入りしない方が幸せってことは、あるもんだぜ?」
「え? ……どういう意味?」
「言葉通りの意味だぜ」
 ガタン、と椅子を鳴らして魔理沙は立ち上がると、箒を手に取る。
「誰がちょっかいかけて来るか、解ったもんじゃないからな。――霊夢に関しては」
「――――」
「出かけるから、今日は閉店だぜ」
 その言葉は、これ以上話すことは無い、という合図だった。
 店を出て、魔理沙は箒に跨って空へ舞い上がる。それを見送り、レティはため息ひとつ。
 ――誰がちょっかいかけて来るか解らない。
 いくつか思い当たる顔があったが、さて、どうしたものか。


      ◇


「ただいま〜」
「あら、お帰り」
 霧雨魔法店を出た後は、霧の湖の方で遊んでいたチルノたちの様子を少し見て、それから博麗神社に戻った。人里まで足を伸ばそうかとも思ったが、そんなに急ぐことでもない。
 霊夢は居間でこたつに入りながらお煎餅を囓っていた。手にしているのは天狗の新聞だ。
「文の?」
「相変わらず胡散臭いわよ。野球終わってからあっちもネタ切れしてるみたいね」
 球宴異変の最中、毎号一面をタートルズ特集にした文々。新聞は記録的な発行部数を誇っていたらしい。試合のない日に自分たちの生活を取材に来られるのには参ったものだが。
 お茶飲む? と霊夢が急須を差し出す。湯飲みに受け取って、冷ましながら飲んでいると、霊夢は新聞を放り出してテレビを点けた。以前はレティの寝室に備え付けられていたテレビは、現在は居間に移されている。
『幽々子と妖夢の食い倒れ幻想郷〜♪』
 白玉楼のふたりの食べ歩き番組だった。中右の道商店街の全店制覇が何だかんだ。真面目にリポートする妖夢の傍らで、幽々子は幸せそうに空き皿を積み上げている。
「こんな半端な時間に、お腹の減る番組やってるわねえ……」
 まだ晩ご飯には早い時間である。ぽりぽりとお煎餅を囓りつつ、霊夢は退屈そうにテレビを眺めていた。他にすることも無いのだろう。
「霊夢〜」
「ん?」
「することないなら、キャッチボールでもする〜?」
「……やーよ、寒いから」
 ずるずるとこたつに潜り込んで、霊夢は答える。まあ確かに、外でキャッチボールをするには、さすがに少々肌寒い季節ではある。
「だからって、あんまり動かないでいたら太るわよ〜」
「あんたに言われたくないわねえ、それ」
「ひどいわ〜」
 いい加減、人をふとましいとか言うのは止めてほしい。
「ふぁ……ねむ」
「こたつで寝たら風邪ひくわよ〜」
「解ってるわよ。んー、野球終わるとホント暇ね。あのぐらい気楽で長続きする異変、また起こらないもんかしら。私以外が解決してくれれば完璧ね」
 欠伸混じりに、霊夢はそんなことを言う。
「異変解決の専門家が、そんなこと言ってていいの〜?」
「別に世のため人のためにやってるわけじゃないしねえ。球宴異変に関して言えば、むしろ賽銭収入増えてたわけだし。ま、そんなこと言ってると紫あたりがちょっかいかけてくるんだけど。仕事しろ、って」
 球宴異変に関しても、八雲紫は何か裏で色々動いていたような様子だった。レティはそのあたりの話には縁も興味も無かったので、何となくそれらしい気配を感じていただけだが。
「そういえば、あんたが来てからあんまり紫が来なくなったわね。前は用もなく現れてたのに」
「そうなの〜?」
 確かに、神社で八雲紫の姿を見た記憶がほとんど無い。
「まあ、うざいから来ない方が有り難いんだけど」
「霊夢って、割と容赦ないわよね〜」
「紫をうざがってないのなんて、藍と幽々子ぐらいのもんでしょ。何でも自分の掌の上みたいな顔してニヤニヤしてるんだから」
 ひどい言いぐさである。まあ、あの劇場っぷりを見ていれば頷ける部分も確かにあるが。
「でも、そう考えると霊夢って人気者よね〜」
「え? なによ急に」
「魔理沙、萃香、紫、阿求、それからレミリア。文もよく取材に来るし、あとアリスと、香霖堂の人と〜。ていうか、そもそもタートルズのメンバーって、だいたい霊夢と魔理沙の知り合い関係よね〜?」
 指折り数えてみれば、あの球宴異変を抜きにしても霊夢は交友範囲が広い。異変解決であちこちに弾幕勝負という形での知り合いを作っているのだから当たり前といえば当たり前の話なのだが。
「ほとんど、異変解決の道すがらにボコッた相手ってだけよ。あんたもそうだけど」
「私ってその他大勢扱い〜?」
「……この間までは、ね」
 ずず、とお茶をすすって、霊夢はそれだけ答えた。
 その仕草に、なんだかぽっと幸せな気分になって、レティは霊夢にすり寄る。
「なによ」
「えへへ〜」
 隣に座って身体を預けると、霊夢はひとつ唸って、けれど逃れようとはしなかった。
「霊夢」
「……だから何よ」
「今の私は、その他大勢じゃないなら――なに?」
 むにー。やっぱり頬を引っぱられた。「いひゃいいひゃい〜」「うっさい」いつものやり取り。
「人にこっ恥ずかしいこと言わせようとするんじゃないわよ」
「恥ずかしいこと、言ってくれるつもりだったの〜?」
「ばか」
 でも、そんな照れ隠しの後に、霊夢はちゃんと、レティが欲しい言葉をくれるのだ。
「レティ」
「……ん」
「――――好き」
 その一言は、唇の動きだけにしか思えないぐらい小さな声だったけど。
 重ねられた唇の柔らかさと温もりが、どんな言葉よりも雄弁に語ってくれるから。
 触れあう熱と吐息を感じながら、レティは霊夢と手のひらを重ねて、指を絡めた。
「……れいむ」
 唇を離して、額を合わせて、互いに赤らんだ顔を間近にして。
「萃香、今、居ないわよね?」
「たぶん、天界行ってるんじゃないかしら〜」
「……晩ご飯、少し遅れるわよ」
「私は全然、構わないわ〜」
 霊夢の手がリモコンに伸びて、テレビの音を消した。
 背中に畳の感触を感じたときには、霊夢の唇が再び重ねられていた。
 唇を割って滑り込んでくる舌の感触に、後頭部がじん、と痺れるのを感じながら。
 ――霊夢に触れられる幸せを噛み締めて、レティは強く、繋いだ手を握り返した。



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| 浅木原忍 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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このサイトはくろまくみこ(霊夢×レティ)の普及を目論んでいます。

東方SSインデックス

長編
【妖夢×鈴仙】
うみょんげ!(創想話・完結)
 第1話「半人半霊、半熟者」
 第2話「あの月のこちらがわ」
 第3話「今夜月の見える庭で」
 第4話「儚い月の残照」
 第5話「君に降る雨」
 第6話「月からきたもの」
 第7話「月下白刃」
 第8話「永遠エスケープ」
 第9話「黄昏と月の迷路」
 第10話「穢れ」
 第11話「さよなら」
 最終話「半熟剣士と地上の兎」

【お燐×おくう】
りん×くう!(完結)
 ※スピンオフなので、できれば先に『ゆう×ぱる!』をどうぞ。
 1 / 火焔猫燐
 2 / 霊烏路空
 3 / 火焔猫燐
 4 / 霊烏路空
 5 / 古明地さとり
 6 / 火焔猫燐
 7 / 霊烏路空
 8 / 火焔猫燐
 9 / 古明地さとり
 10 / 霊烏路空
 11 / 火焔猫燐
 12 / 古明地さとり
 13 / 霊烏路空
 14 / 火焔猫燐
 15 / 古明地さとり
 16 / 霊烏路空
 17 / 古明地こいし
 18 / そして、地底の恋物語

【勇儀×パルスィ】
ゆう×ぱる!(完結)
 0 / そして、星熊勇儀の孤独
 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)
 14 / 「星熊勇儀の微睡」
 15 / 「水橋パルスィの恋心」
 16 / 「星熊勇儀の応談」
 17 / 「黒谷ヤマメの懸念」
 18 / 「星熊勇儀の懊悩」
 19 / 「キスメの不安」
 20 / 「火焔猫燐の憂鬱」
 21 / 「黒谷ヤマメの奮闘」
 22 / 「古明地さとりの場合」
 23 / 「水橋パルスィの狂気」
 24 / 「古明地さとりの思案」
 25 / 「星熊勇儀の煩悶」
 26 / 「水橋パルスィの意識」
 27 / 「星熊勇儀の虚言」
 28 / 「水橋パルスィの嫉妬」
 29 / 「星熊勇儀の決断」
 30 / 「キスメの幸福」
 31 / 「水橋パルスィの戸惑」
 32 / 「黒谷ヤマメの嫉妬」
 33 / 「古明地さとりの思惟」
 34 / 「キスメの献身」
 35 / 「星熊勇儀の愛情」
 36 / 「水橋パルスィの変化」
 37 / 「火焔猫燐の懸案」
 38 / 「星熊勇儀の失態」
 39 / 「水橋パルスィの存在」
 40 / 「星熊勇儀の審判」
 41 / 「水橋パルスィの幸福」
 42 / 「星熊勇儀の願い」
 43 / 「地底への闖入者」
 44 / 「水橋パルスィの真実」
 45 / 「星熊勇儀の幸福」
 46 / 「星熊勇儀と、水橋パルスィ」
 47 / 「地底の恋物語」

【にとり×雛】
にと×ひな!(完結)
 Stage1「人恋し河童と厄神と」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage2「厄神様へ続く道」
  SIDE:A SIDE:B
 Stage3「神々も恋せよ幻想の片隅で」
  SIDE:A SIDE:B(前編)(後編)
 Stage4「秋めく恋」
  SIDE:A SIDE:B SIDE:C
 Stage5「少女が見た幻想の恋物語」
  (1) (2) (3) (4)
 Stage6「明日晴れたら、雨は昨日へ」
  (1) (2) (3) (4)

東方創想話・SSこんぺ投稿作

【少女秘封録】
 真昼の虹を追いかけて
 ヒマワリの咲かない季節
 闇色メモリー
 2085年のベース・ボール
 スタンド・バイ・ユー
 睡蓮の底
 遠回りする傘

【自警団上白沢班の日常】
 折れた傘骨
 おおかみおんなと人魚姫

【探偵ナズーリンシリーズ】
 説法の時は出たくない
 腹の中

【星ナズ】
 貴方のための探し物
 性別とかどうでもいいじゃない
 ナズーリンを縛って目の前にチーズをぶら下げたらどうなるの?

【稗田文芸賞シリーズ】
 霧雨書店業務日誌
 第7回稗田文芸賞
 第6回稗田文芸賞
 第8回稗田文芸賞・候補作予想メッタ斬り!
 第8回稗田文芸賞
 第9回稗田文芸賞
第10回稗田文芸賞

【狐独のグルメ】
<Season 1>
 「人間の里の豚カルビ丼と豚汁」
 「命蓮寺のスープカレー」
 「妖怪の山ふもとの焼き芋とスイートポテト」
 「中有の道出店のモダン焼き」
 「博麗神社の温泉卵かけご飯」
 「魔法の森のキノコスパゲッティ弁当」
 「旧地獄街道の一人焼肉」
 「夜雀の屋台の串焼きとおでん」
 「人間の里のきつねうどんといなり寿司」
 「八雲紫の牛丼と焼き餃子」
<Season 2>
 「河童の里の冷やし中華と串きゅうり」
 「迷いの竹林の焼き鳥と目玉親子丼」
 「太陽の畑の五目あんかけ焼きそば」
 「紅魔館のカレーライスとバーベキュー」
 「天狗の里の醤油ラーメンとライス」
 「天界の桃のタルトと天ぷら定食」
 「守矢神社のソースカツ丼」
 「白玉楼のすき焼きと卵かけご飯」
 「外の世界のけつねうどんとおにぎり」
 「橙のねこまんまとイワナの塩焼き」
<番外編>
 「新地獄のチーズ焼きカレーと豚トロひとくちカツ」 NEW!!

【その他(そそわ無印・こんぺ)】
 記憶の花
 帽子の下に愛をこめて
 レイニーデイズ/レインボウデイズ
 或る人形の話
 インビジブル・ハート
 流れ星の消えない夜に
 或る男の懺悔
 天の川の見えない森で
 花の記憶
 時間のかかる念写

同人誌全文公開(pixiv)

 『流れ星の消えない夜に』
  (1) (2) (3)

 『るな×だい!』
  (前編) (後編)

東方野球in熱スタ2007異聞
 「六十日目の閻魔と死神」
 「グラウンドの大妖精」
  (前編) (中編) (後編)
 「神奈子様の初恋」
 「May I Help You?」
 「決戦前の三者会議」
 「夏に忘れた無何有の球を」
  (前編) (後編)
 「月まで届け、蓬莱の想い」
 「届く声と届けるものと」
 「魔法使いを見守るもの」
 「夏に雪桜は咲かないけれど」
  (1) (2)
 「星の光はすべて君」
 「さよならの代わりに」
  (前編) (後編)
 「野球の国、向日葵の妖精」
  (1) (2) (3) (4)
 「わりと憂鬱な霊夢の一日」
 「猫はどこだ」
 「あなたの人生の物語」
  (1) (2) (3) (4)
  (5) (6) (7) (8)
 「完全なアナタと不完全なワタシ」
 「伝えること届けること」
 『東方野球異聞拾遺 弐』
  (1) (2) (3)


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【第六戦隊】
 ワレアオバ、ワレアオバ。
 衣笠さんは任されたい
 刻まれない過去
 古き鷹は光で語りき NEW!!

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長編
魔法少女リリカルなのはBURNING

【BURNING AFTER】
 祝福の風と永遠の炎
 フェイトさんのお悩み相談室
 それは絆という名の――
 王子様とお姫様と黄昏の騎士のわりと平和な一日
  (前編) (中編) (後編)

魔法少女リリカルなのはCHRONICLE
魔法少女リリカルなのはCRUSADERS

中編
 ストラトスフィアの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

 プラネタリウムの少女(完結)
  (1) (2) (3) (4)

短編
【フェイト×なのは】
 キミがくれる魔法
 たまに雨が降った日は
 キミが歌うボクの歌
 お嫁さんはどっち?
 願い事はひとつだけ
 君がここに生まれた日
 stay with me
 私がここに生まれた日
 ハラオウン家の家庭の事情「エイミィさんのお悩み相談室」
 WHITE SWEET SNOW
 冬、吐息、こたつにて。

【アリサ×すずか】
 はじめての××
 TALK to TALK
 少し歩幅が違う分
 好きな人が、できました。
 おとぎ話は目覚めた後にも after
 DOG×CAT?(プレ版)
 第97管理外世界における、とあるロストロギア関連事件に付随した何か(仮)
 9×19=171...?
 Feline days
 貴方の花の名前
 超短編シリーズ

【八神家】
 ある日の八神さんち(メロドラマ編)
 ある日の八神さんち(家族計画編)
 ある日の八神さんち(ホラー編)
 You are my family
 魔導探偵八神はやて「アイスはどこへ消えた?」
 届け、あなたがくれた空に。
 朧月夜の銀色に

【クロノ×エイミィ】
 ハラオウン家の家庭の事情「クロノ・ハラオウンはロリコンなのか?」

らき☆すた

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 Sleeping Beauty?
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「なのはBURNING」三次創作

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【てるさん】(HEAVEN
 ユグドラシルの枝(完結)
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【緑平和さん】(PEACE KEEPER
 その右手に永遠を

短編

【kitさん】(pure heart
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【mattioさん】
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 白い悪魔事件―なのはは罪な女のコ?なの―
 か け お ち
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 月剣〜つるぎ〜のち陽盾〜たて〜
 青に魅せられた私―Moondust…―
 ハート オブ エース―AMBITION―
 わたしの日溜り
 春の日、とあるカップルのとある時間のつぶし方
 少し角度が違う分
 大胆はほどほどに
 そして二人は時を忘れる
 注意報「あま風に御用心」
 一番守りたいもの、それは――
 ひっかかって。
 キミのいない平日は
 最近の翠屋において甘い物が売れない理由、それは――
 バカップル法第○条第×項「うっかりは無罪なり」
 正月、とある五人のとある年明けの過ごし方
 スキー大好き! って大好きななのはが言ったのでつい私も好きだし得意だと言ってしまいました。
 親友>恋人・・・?
  ―前夜なの―
  ―臨戦なの―
  ―結末なの―
 桜〜なのは〜の舞う季節―Prince of ・・・―
  予告編 本編
 天使に誓うラブレター
  予告編 本編
 「アツい日」シリーズ
  アリサ先生のアツい一日
  それぞれのアツい午後
  アツかった日の後日。
  アツくない場所で
  アツい日は季節を越えて
  アツみの増した写生会
  アツ力のかかった一日
 木の葉が紅く染まる頃
  (1) (2) (3)

【ぴーちゃんさん】(P'sぷろじぇくと
 ワガママのススメ
 おとぎ話は目覚めた後で

【鴇さん】(It flows.
 
 遠くない未来
 贈り物〜blessing happily〜

【伊織さん】(伊織の詞認筆
 ハラオウン家家族会議
 ケーキより甘い思い出
 八神家家族相談室

【maisyuさん】(ぐったり裏日記
 キミの呼びかた
 素直なキモチ
 この星空の下、貴女と二人

【隅田さん】(NooK
 四つ葉のクローバーを、君に。

【沈月 影さん】(影ラボ
 Pleasure, into the Rain

【クロガネさん】(クロガネの間
 理想な人は?

【フィールドさん】
 The honey holiday
 Dangerous Shower Time

【霧崎和也さん】(Kの趣味部屋
 祝福の花

【HALさん】(交差幻想
 コイメツ

【月翼さん】
 秘密のrouge

【tukasaさん】
 名前を呼んだ日

【フェルゼさん】(Empty Dumpty
 夜長の行き先
 Their party's never over.
 彼女たちのフーガ

【シン・アスカさん】
 メリッサの葉に…

【結さん】
 青い空の下で

【tanakaさん】部屋の隅っこで小説なんかをやってみる
 君が見てくれているから/新年
 知らぬ間に
 なのはさん争奪戦
 いたずらなお姫様
 お願い
 海と水着と……
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